
ダイアナ・ロス、お蔵入りアルバムを同年リリースも、実質1999年Every Day Is a New Day から7年振りとなる23作目でR&B16位・POP32位を記録。1984年Swept Away 以来となるR&B20位内・POP40位内のヒット。特にシングルカットはないようだけど、カヴァーを主体とした作品として注目度は高かったし、自分も当時DVD付きの方を買いました(でも、今は手軽にYouTube で観れちゃうんだけど…)。1. Remember
Harry Nilsson 書き下ろし、美しいポップバラード。高域がキレイだなぁ。でも普通のパートは結構声枯れが目立ってきて、それも味わいだったりする。いきなりの哀愁感たっぷり
2. More Today Then Yesterday
Spiral Starecase カヴァー、音はだいぶナツメロ感にポップ。ダイアナの躍動が見事に反映された曲
3. I Want You
Marvin Gaye カヴァー、男性コーラスがちょっと面白い響きを生んでるなぁと。ニューソウルを超えて、。ポップスの深みに誘うようで、かなり面白い仕上がり
4. I Love You (That's All That Really Matters)
タイトル曲扱いは、Fred White 作。シンプルなアレンジにて、ダイアナの透明感あるヴォーカルが響く素敵なバラード
5. What About Love
Brenda Russell 作、低域をしっかり歌い、堂々と声が張ってぐんぐん入ってくる。曲としては控えめ、なんか青春の懐古ってな印象
6. The Look Of Love
Burt Bacharach, Hal David 作カヴァー、メランコリーなアレンジ。こういう演奏だと、旅をしたくなる気分に。主体は、じっくり歌われる真摯さ
7. Lovely Day
Bill Withers カヴァー、ゴージャスなアレンジで、オリジナルとはだいぶ異なる印象。でもダイアナにはフィットする楽しさ、ハッピーさ、軽快で気持ち良く
8. Crazy Little Thing Called Love (ft. Brian May)
なんともQueen カヴァー、ミュージカル風にダイアナのヴォーカルが相当な艶とパワフルさを持って展開。ギターも攻撃的に入れたりと、気合が入ってる!盤によってはこの曲ではなく、Berlin "Take My Breath Away" に差し替えられているようです
9. Only You
The Platters,カヴァー、田舎くさいオリジナルを踏襲し、相当にメロウで美しい仕上りに。絶妙すぎる!滑らかな心地、相当なパワーアップ
10. To Be Loved
逆にこっちが古臭さを敢えて出した感じの60年代ソウル風なアレンジ。ダイアナもこういう古風な感じをもっと歌っても良いシンガーだと思うけど、やっぱポップスが馴染みよいのだろうか。荒削りな歌唱もあって、自分は好きだなこの曲
11. I Will
The Beatles カヴァー、しっとりしたアコースティックバラードで3分に満たないコロンとした曲なんだかけどメロディに乗せて印象は鮮烈。最後の高域なんかもグッと来る
12. This Magic Moment
Ben E. King, The Drifters 等のカヴァー、懐かしさを残しつつ、エヴァーグリーンにポップスに歌われる王道
13. You Are So Beautiful
Joe Cocker カヴァー、後半熱をクールダウンしつつ、広がりのあるバラード。懐かしさも凄いけど、彼女の包容力、大御所マジック
14. Always And Forever
Heatwave カヴァーだけど、おそらくLuther Vandross カヴァーヴァージョンをインスパイアしてそう。ほっこりする歌唱に、演奏もトドメの哀愁感、ポップとソウルの行き交い、ヴォーカルの張りは聴いてて嬉しくも涙な感じ
15. Remember Reprise
1曲目のリプライズ、1分半程、敢えての再登場で、アルバムを纏め上げてくれている感じ。自分は、この曲要らなかった感じかなw
15曲・56分、魅力たっぷりにお腹いっぱい。知ってる曲も多いけど、やっぱ分かりやすくダイアナのブランドが再構築されている印象。でも、ブラックさは相変わらず無い様子、でもアレンジなんかに遊び心があったり、衰えもなく攻めてる感じで、進行形の大御所を堪能したい人にはフィットする作品かな。
<過去レビュー>
1962年 Meet The Supremes The Supremes
1965年 More Hits by The Supremes The Supremes
1965年 At The Copa The Supremes
1965年 Merry Christmas The Supremes
1966年 The Supremes A' Go-Go The Supremes
1968年 Live at London's Talk of The Tower & Supremes
1968年 Love Child
1970年 Everything Is Everything (Expanded Edition)
1973年 Diana & Marvin & Marvin Gaye
1976年 Diana Ross
1976年 Diana Ross (Bonus Track)
1977年 Baby It's Me
1978年 Ross
1979年 The Boss
1987年 Red Hot Rhythm & Blues
1989年 Greatest Hits Live
1991年 The Force Behind The Power
1993年 Christmas In Vienna - The Gift of Love with Placido Domingo & Hose Carreras
1994年 A Very Special Season
1995年 Take Me Higher
1999年 Every Day Is A New Day
2006年* Blue
2007年 Last Time I Saw Him (Expanded Edition)
2012年 Diana Ross (Expanded Edition Disc.2)
2012年 At The Copa (Expanded Edition)
2015年 In The Name of Love Tour @ Nippon Budokan Arena



