

1. Christmas Ain't Christmas, New Year's Ain't New Ye
出だしから、自分はアレサもカヴァーしてたことで浸透するようになった曲だけど、ワクワク想起に楽しめる2分半、展開潔い
2. Little Drummer Boy
比較的若いヴォーカル、音もR&Bを昇華させた感じ、でもインディーズ感や往年ソウルのライヴ感ってのが強いかも
3. Winter Wonderland
抜けのあるタララン低域歌唱、ほっこりするかな。サビまで盛り上がると言うよりも癒しの淡々進行、こういうの悪くない
4. Little St. Nick
声質もほのぼの感も上向きに、でも彼ららしさはなくも、ソウルを進化させた優しさの溢れ。コーラスなんかも巧み、ちょっとで1ミリでも彼ららしさの要素があればいいっか。2分チョイで次に
5. I Saw Mommy Kissing Santa Claus
3分程だけど、出だしからなんか柔らかさ。声もファルセットと甘さ、揺れ。曲にフィット。でも、サビでの歌は正直言うと、、、下手うま。素人感も
6. We Wish You A Merry Christmas
前半は通常な感じなんだけど、後半はアドリブだったり、サウンドも上昇したり、かなりクリエイティブになっててこれまでの5曲とだいぶ表情が変わって惹き
7. Santa Claus Is Coming To Town
超低域で歌う、曲調とのアンマッチさえ考えたくなるほど、相当に極端な歌唱。音はワクワクしてるのに、呟き90歳?って感じ、、
8. The Christmas Song
定番バラード風にて。音はちょっとヤワ目だけど、酔いソウルが表現されていると思います。滑らかに、彼ららしさも詰まってて、自分は浸れるなぁと
9. Please Come Home For Christmas
ねっとりした展開、でもホリディの美しさ、寄り添える感じというか。サックスだったり、ムーディな演出が気持ち良く
10. Santa Claus Got The Blues
曲名まんまに、緩くブルース。息遣いだったり、ピアノの弾みだったり、躍動するアドリブだったり、ぐっと楽しめるものがタマラン
11. White Christmas
コーラスはドゥーワップさも、60年代かも?!低域強調緩く。いやー、これは時代が違いそう。正直かすれ具合、全体の声の遠のきだったり、絶妙に有ってないんだけど、当時ならではのクリエイティブ録音
12. Silent Night
前曲から違いすぎなんだけど、キラキラ・膨張感もあって、丁寧なバラードに。しっとり壮大に、彼らの歴史を感じると言うか、ディズニーアルバムみたいに、ここだけは
13. O Holy Night
さらなるディズニーバラード風、Peabo Bryson みたいな感じ。ドリフターズの古臭さじゃなく、超越してテノール?!だいぶ感触が変わってきたー
14. Auld Lang Syne
紅白歌合戦も正に終わり、でもCSでした、みたいな。生感に作られるような相性。2分ちょっと、声の交わり、黒さはないけど、清々しさはあれ
14曲・45分程。なんか、ごちゃ混ぜ感はあれど、ドリフターズとして聴くと言うよりは、往年のソウルグループのコアを元にした、アレンジクリスマス作という感じでしょうか。もう、グループとしての味は何でもかかってこい状態。ただ、地を這うような曲だったり選曲は悪いわけがなく。誰が誰だか分りませんが、編集盤と言っても色々と変遷を繰り返しリリースされているのはワケがあると受け止め。ま、聞き流しヒストリー的なクリスマス。
<過去レビュー>
1962年 Save The Last Dance For Me
1996年 A Christmas Album ft. Rick Sheppard