51MVJ5u2UrL__SL160_クリス・ブラウン、Tyga とのコラボ作からだと10ヵ月振り、ソロ作品では1年3ヵ月振りの7作目でR&B1位・POP3位を記録(これで2ndを除く6枚がR&B1位を記録)。既に本編14曲中8曲にPVがある状態、決してBeyonce の映像リンク作品ではないけど、凄いシングルを送り込んでアルバムとしてパッケージするようになったなぁと、今昔日本のアルバムみたいにも感じる。。それにしても相変わらずの安定した人気、単独ヒット曲が減ってきて数勝負になった感はあるけど、もしかしたらフィーチャー曲での人気が高まりすぎると、本作では物足らなさもあるかなぁと、案外の危惧?!全曲試聴可能になっているので、すべてを余すことなく完全デラックス状態で聴いていきたいと思います。

1. Back To Sleep
3rdシングル、R&B19位・POP53位を記録。リズムがMarvin Gaye "Sexual Healing" のよう、コーラスやら歌の入れ方がクリエイティヴ、現行R&B進化をヒシヒシと感じる。声もしっかり伸びてるしクール


2. Fine By Me
4thシングル予定。今度はダンスサウンド、キレがあって、さらに音の跳ね方が気持ち良い!声もぐんぐん出てて、ファルセットに至るまで隙なし、いやー、最近の作品の中でも序盤インパクト持ってるぞ


3. Wrist (ft. Solo Lucci)
プロモシングル、R&B46位を記録。これは定番路線かな。リリックとかじゃなく、響きでつなげていく感じだから、アルバムにおいてはインパクトよりも共演の楽しみだったり


4. Make Love
ゆったりと、抜きある曲というか。声が余裕に出てて、ファルセットやら、節回しやら、色々とご機嫌な要素たっぷりなミディアム
5. Liquor
1stシングル、R&B19位・POP60位を記録。サビは凄い好きなんだよね、声の重なりが気持ちよくて、耳なじみよく。さらに、かなり声をダラーンとした感じで歌われてて。リリックは子供には禁止で


6. Zero
2ndシングル、POP80位を記録。いいじゃん!ディスコテックを下地に、かなりポップ意識。でも、ヒットしなかったののは何だろ、古臭い感じに受け止められたのかなぁ。クリス自身のラップ、アドリブ、演奏のギターもこねくりまわしててクール


7. Anyway (ft. Tayla Parx)
プロモシングル。女性シンガー タイラの浮遊するヴォーカルが空中分解して期待、低域からスタートするクリス、曲の流れが的確に仕組まれてて、相当にパワフルダンス!今な感じのビート、展開


8. Picture Me Rollin'
R&B50位を記録。通常盤だと、もうココが折り返し。低域を主体に新たな感触の響きを試すように、全体ではこれってインパクトは無いんだけど、せわしくなく進行して濃縮


9. Who's Gonna (Nobody)
アルバム中盤で、このボヤケタ景色のような音を入れ込んでくるのもチャレンジャーだなぁと。しんみりした中、何が起こるかも予測不可能。クリスはコーラスの汲み方が最高、Keith Sweat "Nobody" サンプリングで後半後味が最高に!
10. Discover
こっちのほうが音的には若干明るみになるけど、メロディラインが不惑な感じで、全体では地味かな
11. Little Bit
ほんと技術革新でテクニカルに音の組み合わせが自由自在に、無限の音の重厚感。曲というか、まるでデジタルR&Bエンヤみたいになってきた
12. Proof
出だしの音がこれまでの体感を超越、終盤でこの仕組まれは確信犯。なんだろ、不可思議すぎる展開でどこまでも音の放ち
13. No Filter
印象に残る連呼ギターフレーズ、ダンサンブルにテンポも良くクリスもしっかり音に乗って、それでいてご機嫌なフレイヴァー
14. Little More (Royalty)
R&B32位・POP91位を記録。"Don't Wake Me Up" に詩曲似てて、でも激しさ・絶頂な感じではなく、探る感じのクールさ、かなりどこまでも手抜きなしに勇ましく、総じて纏まり


<Bonus>
15. Day One
ここからがデラックス盤ボートラ4曲。なるほどヒット性は薄いかな、違うパターンで音を色々組み合わせてる感じ止まりで、休息曲というか
16. Blow In In The Wind
独自な感想じゃなくなってきちゃうけど、ちょっと地味目かな。Bob Dylan のアレとも違くて音を多種グネングネンと組み合わせ、ラップもいれ、、
17. KAE
秋風吹くような、でも、独特の重厚感を持って、景色良いと思ったら、まるで、密林への迷いみたいになってきた、、
18. U Did It (ft. Future)
フューチャー参加言えど、明るさやら、豪華さは無く。虎視眈々、お互い何かに向かっているのは伝うけど、それ止まりな感じ

0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e134-250x250Royalty International
1. Blood On My Hands
ここからの5曲は2015年12月25日に配信リリースされた曲。一部は既に公開済でしたが、全曲試聴可能になっています。前4曲ボートラは正直地味目だったので、サウンド濁しだろうが、ダンスで軽快に吹っ飛ばしてもらえるのは、突き抜け、気持ちよく切り替え
2. Shattered
3分という短い中、ダンスで沸くと思いきや、そこまで派手にはならぬ間に、なんか哀愁なんかも感じ取れるほどに。後半は穏やかに弾けてなかなか
3. Lonely Dancer
Michael Jackson ナイスな感じで、ダンスとおどけたポップの融合。声はオートチューンいれたり、小細工は色々と
4. The 80's
ここからの2曲は、f.y.e. および国内盤のみ19-20曲目に収録済。オマージュみたいな感じかな、でも定番クリスの闇雲R&Bって印象。地味に入る80年代の音はニンマリ
5. Blue Jeans
これも80年代さを残しつつ、聴きなじみが良くて、ご機嫌なフレイヴァー。おどけてて、人気出そうな気持ちよさ

本編14曲・51分、デラックス盤は4曲追加で66分半。更に国内盤などは2曲追加で74分ほど。更に更に、Royalty International のみの3曲を追加すると現地点での完全盤となり計23曲・84分というボリュームに、やりすぎ感満載です。結構シングルだしまくりでアルバムのボヤケが不安だったけど、消化不良な感じもなく、本編楽しめました。ボートラは多すぎだけど、早めに公開してくれて有り難かったのかも(次々デラックス商法よりも)。これだけ曲を短い間に量産できるのも才能だけど、ボートラはその証明止まりかも、良い曲もEPにはあったかなぁという感じで。総じて、前作よりもだいぶ進化してるなぁと。

<過去レビュー>Chris Brown
2007年 Exclusive
2009年 Graffiti
2009年 Graffiti (Deluxe Edition)
2011年 F.A.M.E.
2012年 Fortune
2012年 Don't Wake Me Up
2014年 X (Japanese Edition)
2015年 Fan of a Fan: The Album & Tyga

ロイヤルティ
クリス・ブラウン
SMJ
2015-12-23

Royalty
Chris Brown
RCA
2015-12-18