ビフォア・ダーク、1998年から継続してリリースしてきたシングルを収録した唯一のアルバムながら、チャート圏外。でも自分としてはジャケに何気のインパクトを感じて、長年聴いてみたい欲求はあったまま。最近になってようやく買うことになったので聴くことになりましたが、1曲目から案外面白い音が飛び出してくるなど、R&B作品として隠れたファンも多そう。シングルの3曲はいずれもR&Bチャートインするなど、なかなかの中ヒット具合、気になります。1. Jazzy Interlude: Going To The Movies
2分のイントロ、掛け合いは普通なんだけど近未来サウンドでファンクも入ってて、声の汲み方が相当にワクワク想起!!ラップのキレなんかもなかなかのバウンス!!
2. How Could You
音的にはUKなんだけど、ロス出身の3人女性トリオ。2ステップサウンドで、かなりガツンと強気に進行。サビの涼しさ、勇ましさ、かなり持っていかれます!!声が重なると大人、単独では若過ぎ
3. Monica
3rdシングル、R&B41位を記録。気になるフレーズ、連呼具合、案外の耳残り。スモーキーな重なり、歯切れよく的確で、ファルセットまで美しく
4. As Far As They Know
テンポは変わらずも、エレキギター入れたり、低域を目立たせたりしてTLCぽかったり、声がどこから飛んでくるか分からない感じで、仕組まれたR&Bダンサブル
5. Baby (ft. Sole)
2ndシングル、R&B48位を記録。当時の若さを活かした緩いミディアムなR&B、かなり本腰入ってるけどインパクトまでは行かず。サビ含めTLCオマージュ、明らかにバリバリすぎる。女性ラッパー参加がレフトアイみたいだし
6. Always On My Mind
落ち着いた雰囲気、揺らめきもあるんだけけど、非日常的な空間が面白く。その一方で声の放ちは強かったり、交錯するものを多種感じるスムース
7. It's All About You
タイトルだけだけど、今回はSWVあたり意識してそうに感じてしまう。可愛らしさも強さも、負けてはいるんだけど、なかなかのエモーショナルの発揮バラード
8. Interlude: In The Bathroom / Given So Much
アカペラで、リードは若いんだけど、彼女たちが音楽を楽しんでるのが伝う、程よく熱い!
9. Come Correct
1stシングル、R&B93位を記録。リリースが98年だったけど、前曲効果からか馴染んでバランス保持。インパクトはないかな、若手が颯爽とR&Bに登場したって感じ止り
10. Tough Love
面白いくらいに出だしからサウンドはDa Pump "If" 状態、はっちゃけてはないけど、女子のヤンチャさは出てるなぁと。ラップもあって、なんかダブリまくりw
11. Daydream
不透明にもウネっとしてて、でもJanet Jackson のようなホツリとしたミディアムスローの世界観があったり。メロウに展開が真っすぐR&Bで、やっぱこの時代は素敵だなぁと妙に
12. She (Could Never Be Me)
テンポは違うんだけど"I'm Your Baby Tonight" みたいな感じではじまって、TLCばりの低域だったり、メロディもサウンドもヴォーカルアレンジも凝ってる
13. Push-N-Shove
試しの曲、サビのつぶやき歌唱だったり、ちょっと軽めで、でも不可思議で、響きのある種の探索
14. Back Around
独特の響き、声の抜けもそうなんだけど、サウンドもかなり試行錯誤して面白いい響き、サビまで微妙に乗れない感じで新鮮
15. Outro: Leaving The Movies
アウトロ1分半で終了、こういう初めと終わりが潔いアルバムって減ったなぁと、ベタだけど自分には消化が良い。イントロ使用のコンフューズサウンド再度
15曲・54分半、期待はそこまでしてなかったからか、聴いてみてほんと楽しいR&Bアルバムで、これはたまに聴きたいと思える内容。当時、売れ過ぎたTLC、SWV、Eternal なんかと張って、先輩をリスペクトしながらも彼女たちは自身のカラーを見つけ出そうとする全体で面白く。でも唯一のリリース、やっぱアルバムが売れなかったのが要因かもしれない…。

