51HsNul+EOL__SL160_リン・コリンズ、ジェームス・ブラウンの女性コーラス・ツアーコーラスを努めただけでなく、1972年にはJBのプロデュース"Think" でアルバムを発表するなど、ソウルにおいて人気を博したアーティスト。その後も1枚オリジナルを発表したりと日本でも人気が高く、自分は1995年にリリースされたベスト(コンピ)をレンタルして高校生当時聴いてました(笑)。さらに2000年くらいには新ベストが廉価で出てハマっちゃって、でも彼女は2005年本作の元となっているツアーを最後に亡くなってしまうんですよね、享年56歳。貴重にもその模様が国内P-Vine より逝去後リリース。JBも2006年に亡くなってたりと、なんかこの時期はJBファミリーに大きな動きがあったなぁと。。

1. Intro
イントロはさくっと1分弱なんだけど、重厚なスタートが感じ取れるワクワク
2. You Don't Work
小さなキャパで繰り広げられるヨーロッパツアー、躍動が凄い。何より晩年と思えないほどパワフル。コーラスを踏襲するヴォーカル、爆発。ホーンの抜けがあったり、ギターのファンクだったり、実に12分の長尺
3. Itw
ライヴのMCではなく、インタビューシーンが曲間に挿入される、まるでドキュメンタリー。1分半ほど、これまでの回想、喋る声は案外若いんだよね
4. Think (About It)
名曲、これも12分超!出だしから会場を挑発したり、ねっとりスタートさせたり、もうジラシジラシ。ようやくメインが出てくるのは5分前くらいから、楽しいファンク体験。声はキツそうだけど、元気にはっ倒している!


5. Itw
インタビュー2分弱。語り口、優しいんだよなぁ。バックミュージックもささやかに、自然と曲と交互に聴ける
6. Put It On The Line
力強いヴォーカル、6分ほどの名唱。曲としての纏まりも、憂いも、キーも合ってる。でも、前2曲が乱れてたから、スムース・真面目に聞こえてしまった〜


7. Itw
1分弱。インタビュアーと共に楽しな感じに
8. Mama Feelgood
本作表題曲、彼女の代名詞もあるかな、コンピとかでも本タイトルがつけられること多いし。でも声がうつろ、大変そう。コンディションはあれこれ、体調もありそう。演奏は涼しげ。実に14分近く
9. Itw
40秒ほど、7曲目をやわらかくした感じでさらっと
10. Rock Me
だいぶ声も自由に、音程は微妙に。でも、本作ハイライトとなるべく15分(!)の尺、ライヴで聴いたらおそらく悶絶(orお腹いっぱい)シーンだろうなぁ。いろんな色味の声を堪能
11. Itw
JBグループの一員として、1分超ラスト掛け合い
12. Summertime
Janis Joplin カヴァー、前半はだいぶ穏やかに、盛り上がりも少なめに、後半は荒れて荒れて。でも、これと言った激しさ、曲の旨みな感じでなく
13. Outro
50秒、おまけのようなインタビューをさらっと終え、アカペラ歌唱、ちょっと嬉しくなる、ハモも即興と思えないほど

13曲(実質6曲だけど)・78分半のボリューム。面白い構成のフルアルバム。前半声が出まくってるのはホント驚いたんだけど、ライヴだから仕方ないにせよ、声が辛そうな曲もあり、晩年だなぁと勝手に思えてきてしまったり。演奏含め、1曲に込める熱量はバンド共々凄いなぁ。あと、現役感がなくなってきてはいたけど、愛されてたんだなぁとしみじみ伝わる作品でした。

Mama Feelgood
Lyn Collins
Hi & Fly
2007-01-30