314BbVsiaoL__SL160_デヴィッド・ボウイ、2016年1月8日の彼の69歳の誕生日にリリースされた、28作目のオリジナルをもって急遽遺作となるとは…。2017年には日本での予定なども決定していた中、ほんと驚きました。それもガンを患っていた中の力作。現在アルバムは在庫切れ状態ですが、彼を追悼したいので、急遽レビューさせていただきました。彼の作品は熱心に聴いてきたわけではないんだけど、高校のときに知ったCDSでのカッコよさ、ぶっ飛んでて、その時の衝撃は忘れられません。あとは、Aretha Franklin 好きな自分としては1975年女性R&Bパフォーマンスで8年連続のグラミーを獲得したとき、デヴィッド・ボウイにい紹介され、そして壇上でキスしたときのアレサが眩く、そして当時からのボウイの輝きたるや…。


1. Blackstar
1stシングル、UK129位(今後上昇すると思われます)。デジタルを思いっきり配して、相当なアップダウン、ヴォーカルは淡々とした部分もあれど、あれこれ感情の出し入れが半端なく、PVを見ると、元気だし、でも年相応に痩せただけかなぁと思いつつも10分に亘る超大作で、彼の凄みが、世界観がに十分に出まくってます。1曲の中でどれだけストーリーを表現するんだろうと、驚異


2. 'Tis a Pity She Was a Whore
軽快な叩きに、呻きのようで、セクシーなヴォーカルを描きながら進行。彼の止まない独創性は唯一無二、ジャジーにも不穏にもロック


3. Lazarus
2ndシングル。息遣い、でも轟音を鳴らしながら、移ろいも深く、悲壮ともとれる歌唱、彼の情感が素晴らしく憂う


4. Sue (Or In a Season of Crime)
2014年11月リリース、3枚組コンピレーション作にも収録された新曲で、本作には新たなエディットヴァージョンとして収録。音はかなり余裕な感じで過ぎていくんだけど、添え語りな歌唱っていうのかな、そのギャップが今ならではの味


5. Girl Loves Me
ドラムやらテクノやら、幾分緩やかに、攻勢は失わず、比較的腰を据えたテンポにて。じっくりヴォーカルを、勇ましくも、砂を噛むような苦さも


6. Dollar Days
切なさ、苦しさ、時代に喝を入れるような。じんわり、そして延々と伝えることは一つで、彼の忍耐だったり、精神ってのが響くなぁと


7. I Can't Give Everything Away
ラスト、声も音も明るみに。少々の不穏さは全体にも言えて残したまま、これが今の彼なんだと思うけど、しっかり今を戦うような素晴らしさ、この曲が彼の遺作最後ってのが何とも、心の突き抜けるものがあるような


7曲・41分半、デジタルボートラはシングルカット1曲目のPVとのこと(よって51分という扱いにもなるのかな、wiki によると)。遺作ってことで急遽聴いてみたんだけど、彼は一貫して際立った世界観を生み出してきた、時代を創ってきたんだなぁと。世界が悲しみに暮れ、そして多くの時代に貢献してきたことで哀悼を示す偉大な方が多い中、非常に惜しい気がしてなりません。彼の功績を今からかもしれないけど、気にしていきたいと思っています、合掌。

<過去レビュー>
1997年 Little Wonder

★
デヴィッド・ボウイ
SMJ
2016-01-08

Blackstar
David Bowie
Sony
2016-01-08

Blackstar - 180gm
David Bowie
ISO
2016-01-01