プリンス、2009年リリースの3枚組CDのディスク2。先日Lotusflow3rはレビュー済のため、次いで本CDを。ディスク1との違いで言えば、本CDの方が商業的というか。ディスク1は収録の12曲からシングルカットは一切なかったものの、本CDは9曲の中から3曲がカットされるという極端よう。1. (There'll Never B) Another Like Me
派手さよりも、マメマメしく随所音をリズミカルに。切れ味もよくて、波もうねってて、彼の状態の良さが伝わるテクニカルなファンク
2. Chocolate Box (ft. Q-Tip)
オートチューン斬新に入れながらも、、フックたっぷりに、強弱も効果なんだけど、一定の淡々としたサウンドで運んでいく豪快
3. Dance 4 Me
2ndシングル。緩いファンク、殿下っぽさ爆発。賛否あるとすれば声かな、可愛らしくなっちゃってて、本家ぽさを削いで終始、どっかの次元にぶっ飛んじゃってて
4. U're Gonna C Me
3rdシングル。しっとり呟くように、流れるように、殿下が今表現する美世界。ホツリと、ささやかな雰囲気が心地良く
5. Here
しっぽり、ミディアムスロウに可愛らしいサウンドを主体に、平和な感触、ヴォーカルも可愛らしく、後半こそアドリブあるけど、なんだと慎ましやか
6. Valentina
The Isley Brothers のようなソウルロックという感じかな、Santana な臭いもする。殿下の重厚コーラスこそ彼ならではなんだけど、エッセンス色々と
7. Better with Time
1stシングル。ハイライトになりそうな、繊細で滑らかで、すぐにでも折れてしまいそうなくらい過敏で、これをシングルとして持ってきてアルバムをトップに持ってくるのも凄すぎ
8. Ol' Skool Company
これこそがハイライトかな、7分半、緩めのサウンドなんだけど、どうにも腰が据わってて、堂々たる。ヴォーカルは5曲目のように可愛らしいヴォーカルになってるけど、ヒップホップファンク、そして音で差別化の殿下手法
9. No More Candy 4 U
ラスト、音の流れはどうにも80年代、キャッチーなんだけど、どこか音が外れてるようなサウンドが主体なんだよね。荒れっぽく歌っててご機嫌にはなれちゃいます
9曲・48分弱。全部を通すと案外難しい作品に感じました。ディープではないんだけど、最初から最後まで、音の放ち方が独特、そして殿下の選んでくるメロディや演奏も、どうにも掴みにくいものが多かったり。声も色々変えてきて、全体の工夫は相当たる。聴き込んでいけば変わるのかもなぁと思ってはみましたが、微妙な感想仕上げです。
<過去レビュー>
1988年 Lovesexy
1989年 Baddance
1989年 The Scandalous Sex Suite
1991年 Diamonds & Pearl & The New Power Generation
1994年 Come
1994年 Letitgo
1994年 The Beautiful Experience
1994年 The Black Album
1995年 The Purple Medley
1995年 Gold R.I.P Prince (1957-2016)
1995年 I Hate U
1995年 The Gold Experience
1996年 Chaos and Disorder
1996年 Emancipation (Disc.1)
1999年 The Greatest Romance Ever Sold
1999年 1999 - The New Master with The Revolution
1999年 Rave Un2 The Joy Fantastics
1999年 Rave Un2 The Year 2000 In Concert DVD
1999年 The Valut... Old Friends 4 Sale
2003年 N.E.W.S
2004年 Musicology
2007年 Planet Earth
2009年 Lotusflow3r
2010年 20Ten
2014年 Art Official Age
2015年 HITnRUN Phase One
2015年 HITnRUN Phase Two


