
1. Black Or White (The Clivilles & Cole House-Club Mix)
ピコピコしまくった音からスタート、歌入り前はちょっとのクールダウンでワクワク度高まるんだけど、基本はキュンキュンなキラキラポップダンスって感じかな。マイケルっぽくなくて、あくまでもクロスオーヴァーヒットを狙うための施策って印象。当時のダンス仕掛け人C&Cにおいても、ディープさが完全無い程のキラキラ感
2. Black Or White (The Clivilles & Cole House-Dub Mix)
基本はインスト風で、若干のコーラスしか入らず、案外こっちのほうが別物としては違和感なく聴けるかも。後半シンセが追加され遊び、尺も全体では前曲よりも1分程カット
3. Black Or White (The Underground Club Mix)
基本は1曲目の路線なんだけど、リミックス名通りアンダーグランド感を出そう出そうという思いは伝わるかな。ただ、明るめの曲調になっているので、足掻いている感じもするけど。若干ヴォーカルをフィルター掛けて残したり、全体バランスは良くないかも
4. Black Or White (House With Guitar Radio Mix)
イントロがヒューマンビートボックス、そしてオリジナルに近いロックリズムを用いて、でもピコ音は混ざるけど、4分弱の潔いミックスで、ここまでだったら、これが一番かな
5. Black Or White (Tribal Beats)
リミックス名通り、トライバルな音のみが敷かれて、逆に下手な明るさが無いので、オリジナルに更に近くてクールかも。ヴォーカルをしっかりくみ取れ、でも消化不良さも
5曲・29分程。結局はオリジナルが相当な差をつけて一番良いって感じなんですが、4曲目なんかはオリジナルとリミックス要素をうまく混ぜ合わせた感じかな。昔は、リミックス自体が驚きだったんで、1曲目をカオスに聴きまくってたんだけど、今は感想が変ってきて、これもマイケルをかなり客観的に聴いてしまってるからかもしれませんが。こういう賛否が出ることで、MJ自身はあんまりミックス好みしなかったのかなぁと推測してみたり。
Michael Jackson
Epic
1991-01-01