51WMDD5KPPL__SL160_ヴィヴィアン・グリーン、2nd からの先行シングルでR&B24位・POP102位・Dance1位、おまけにAdult R&B1位を記録。チャートではデビューシングルが最大のヒットでしたが、キャリア最大のヒットとなった当時のアルバムと共に、かなりクロスオーヴァーヒットを記録!CDSでのリミックス集なんかも、この辺が完全に過渡期。自分はだいぶ後になって掘り出し物で買ってますが、おそらくレビューしてあるサイトなんかも少ないと思ったので、取り出してみました。

1. Gotta Go Gotta Leave (Tired) (Junior's 27th Street Club Mix)
オリジナルとはうって変わってキック強めのハウス、疾走感はあるけど、しなやかさが失せ、彼女の力強さによるインパクトで勝負ってな感じ


2. Gotta Go Gotta Leave (Tired) (Eddie Baez' Anthem Mix)
リンクでは7分程ですが、CDSには11分収録。声の重なりで層が広がり、だいぶインパクト。うねっとした感じで掴みどころは薄くも、だいぶ不穏に頭脳トランシーにするには良いかも


3. Gotta Go Gotta Leave (Tired) (Morel's Pink Noise Vocal Mix)
ちょいBPM落としつつ、ゆったりハウス。声も音もだいぶ輪郭がある中、ダンスぽくない微妙さ。ただ、ヴォーカルを前2曲と比べると2分の1くらいの速さにしてるので、もっさり感相当
4. Gotta Go Gotta Leave (Tired) (Morel's Tired Of Love Mix)
3曲目と同じリミキサーながら、特筆すべくはR&Bリミックスになっているということ。バラードを、かなり効果的に飛躍、第2章的に弾みもなかなか、これは聴き応え有り!!
5. Gotta Go Gotta Leave (Tired)
スロウバラード、彼女の繊細さと強さが織り交ざった美しい曲。サビの流れも意思あって、声もツーンと飛んでクール、連呼ではソウルも漂う感じで


5曲・38分弱、結構リミックスアプローチで2000年代を駆け抜けていったところもあるようで、今は颯爽とR&Bに根ざしながらコツコツとプロモって印象。本作もハウスで固められていると思いきや4曲目にヤラレタ!そして5曲目は改めて骨があるなぁと実感できるし。それを踏まえて、最初の3曲は遊びまくりで許せちゃう感じかな。

<過去レビュー>
2005年 Vivian
2012年 The Green Room
2012年 ニューオーリンズ3日目 -ESSENCE MUSIC FESTIVAL 2012, 1st Day-

Gotta Go Gotta Leave
Vivian Green
Sony
2005-05-03