
1. Opening
Brian Russell 参加、かなり多くに登場するGoh Hotoda が大々的にサポート。多少の歌詞を入れつつ、何が起こるのかワクワクさせてくれるような2分
2. Devil Inside
2ndシングル、Dance1位を記録。"Travelling" をより、ごっつくした感じというか。テーマも深く、日本の和テイストも織り交ぜつつ、ウタダの低域と高域をうまく上下させ、面白い仕上がり。ただし、POP入りせずに、Dance のみのヒットってのは、アメリカではありがちというか、雲隠れ
3. Exodus '04
3rdシングル、Dance24位を記録。タイトル曲、Timbaland pro.、哀愁あるミディアム。日本で撮影されたPV、だいぶ景色が美しく感じるし、切ない歌唱も特徴。
4. The Workout
四方から飛ぶ声を混ぜながら主体はドラムンビート。ダンスを根ざしたのか、ジャンルはどこなのか、難しい扱いかも
5. Easy Breezy
1stシングル。楽しそうなポップなんだけど、PVはちょっと意味深な暗さが宿る…。日本語で「コンニチワ、サヨウナラ」入れちゃったり…日本人のUS進出をアピールしつつも、もっとどっぷりアメリカに戦える細かい戦術欲しかったかも
6. Tippy Toe
めくるめく流れる和な音に、小刻みな弦、そして放出するシンセだったり、声の重なりもだいぶ独特さ、どっしりしてるし。凄く的確にも難しいメロディを颯爽と
7. Hotel Lobby
躊躇い気分なサウンドも、ヴォーカルの覇気ある入れ込みで、グッと凝縮感。コーラスとの組み方も絶妙
8. Animato
マーチのようで、Bjork のような不測なビート。混沌とした中を明るみを帯びたヴォーカルが無機質に進行
9. Crossover Interlude
1分超、間を埋めるように、フェードイン・フェードアウト…流れがよく分からなかったかも。。
10. Kremlin Dusk
今までに無かったように沈んだ音で、詞よりも、なんか萎れたように儚く…。ファルセットの表現が奥深く、ただただ悲しさ
11. You Make Me Want to Be a Man
4thシングル。R&Bなのか、ダンスなのか、ポップなのか。ジャンルというよりも、正にウタダナイズなジャンル問わずな曲かな。結構鮮烈に、黙々と進行するというか。個人的にはサビのメロディ・歌が好きだなぁ
12. Wonder 'Bout
ヒップホップ的に、だいぶ大らかに歌われるのが意外。声の畳みかける感じなんて、相当な器。一方で、音はだいぶポカポカした感じ
13. Let Me Give You My Love
音も声も控えめに感じるけど、細部に亘る表現だったり、心に訴える感じだったり、相当にじっくり攻め立てていく印象
14. About Me
ラストはアコースティック調に、でも声はだいぶ音とは異なる部分で歌われているようで挑戦しているなぁと
14曲・54分。全体で感じたことはだいぶ新しいことに向かってるなぁと。その一方で誰に向けたアルバムなのかが難しいものだなぁと。アメリカは文化や人種などによって傾向が変わってくるので、ジャンル分けも難しそうなので、もしかしたらUKから攻めたらもっと変わったかもと思ったり。それかダンスに振り切るくらいなことをしたら違った展開があったかもなぁと。
<過去レビュー>
2009年 This Is The One