パティ・ラベル、グループを入れると14作目、ソロだと1年振り5作目でR&B43位・POP156位を記録(次回作はチャートも上昇するので、たまたまの低アクションに終わった感じなんじゃないかな)。1974年LaBelle 時代から7作Epic からのリリースでしたが、本作から3作はPhiladelphia Int'l / CBS からのリリース。Kenny Gamble, Leon Huff が新たに加わり、パティの面白い音・放ちに期待。自分はこの時代の3作をまとめた3in2 CD にて購入してました。1. The Spirit's In It
1stシングル、Dance49位を記録。強烈な高域からスタート、レーベルもあってか、ディスコ張りのご機嫌さが渦巻き、パティの快力押しも健在
2. Here You Come Again
音はしなやかで、コーラスもふわり優しさを与えてくれるんだけど、元気いっぱいにエナジー注入のパティは独断
3. Love Lives
Cecil Womack, Leon Huff 作、ゆったり聴きたいバラード。声の個性は強くも、結構抑え目に、ファルセットなどデクレッシェンド気味に歌ったり、儚さの演出
4. I Fell In Love Without Warning
Leon Huff 作。元気にポップに放つ、パティの歌い甲斐がありそうな曲。単調なんだけど、息抜きには良いかな
5. Boats Against The Current
凄く王道のバラード、メロディとそれをモノにするパティが素晴らしい。堂々たる風格、声の伸び、高域、演奏も負けてない、力をぐんぐん貰える
6. Rockin Pneumonia And The Boogie Woogie Flu
2ndシングル、チャート圏外。結構ファンクしてて、パティの荒さと演奏が見事にマッチしてて楽しめる。でも音は洗練とした時代で、ちょっと古く捉えられちゃったのかもね
7. Family
なんか落ち着いた音に、個性バリバリな声。このアンバランスは避けられないけど、とにかく爽快に伸びやかに歌い倒しているなぁとと
8. Shoot Him On Sight
サビが独特のメロディ、聴き心地。しっとしている前半を受けて、非常に心地よさや繊細さを意識してくれてて、味わい変化のバラード
9. Over The Rainbow
1966年LaBelle 時代の最初のシングルを再演、非常にメロウに包み込むように。後半の盛り上がり、素晴らしい歌声、演奏もだけど泣ける威力
9曲・36分弱、改めて時代を攻めてるなぁという曲が少なかったのが埋もれた原因なのかな。移籍第一弾にしてはレーベルの得意とする音をそのまま重ねてしまっただけに、ヒット掠らず・・。でも、当のパティときたら、弱少々、高域たっぷりに聴かせるパワーに圧倒です。もう、ラストなんて、最高に誰も追いつけない女性シンガー!いやー、参りました。
<過去レビュー>
1976年 Chameleon Labelle
1977年 Patti Labelle
1978年 Tasty
1989年 Be Yourself
1990年 This Christmas
1994年 Our Christmas Songbook* & The Bluebelles
1998年 Live! One Night Only
2000年 When A Woman Loves
2002年 Way Up There
2004年 Timeless Journey
2005年 Classic Moments
2006年 The Gospel According To Patti Labelle
2007年 Miss Patti's Christmas
2008年 Back To Now Labelle


