51GZEQXD8VL__SX425_サラ・ブライトマン、2001年La Luna欧州盤未収録ながらインターナショナル盤に収録された "A Whiter Shade of Pale" と、1995年Fly に収録された"A Question of Honour" と、の強力な2曲のリミックス集シングル。特に日本ではテレ朝日本代表サッカーのテーマ曲に選ばれ、これまで長きに亘って愛されてきた曲。ほんと売るために用意されたと言っても過言ではない程に気合が入った創りで、価格自体は1500円程なんだけど、アルバム未収録ヴァージョン10曲に、当時ならではのEnhanced PV2曲を収録するという豪華さ、更にデジパック。サラのオペラ的な意味合いのアプローチとは異なるんだけど、自分はこの辺りから彼女のプロモーションなんかも気になって、超レアの2CD Fly もゲットしたことあったし、更には当時の彼女のリミックスなんかも色々探し当てたりしてたものです。では、久々ですが、超元気になれるサラの本EPを!国内では2005年にオリコンで38位まで上昇。

1. A Whiter Shade Of Pale (Radio Edit)
元は1967年Procol Harum カヴァー、邦題“青い影”。オリジナルよりも30秒カットされつつ、スロウバラードでの美しい世界観は燦然と。ストリングス、朴訥としつつも前へ向いたヴォーカルは素晴らしく


2. A Whiter Shade Of Pale (ATB Remix)
ATBというと、当時のテクノリミキサー。出だし2分半くらいはピコピコテクノトランスって感じだけど、サラの歌声が始まると場が変わるというか。中盤からは再び音優勢、サラの良さよりも疾走感で突き抜けちゃう感じで、まー、総じて並
3. A Whiter Shade Of Pale (Ecstasy Mix)
オリジナルまんまにもアコースティック風にアレンジされたミックス、結構素敵に寄り添える感じで、落ち着き・柔らかさなかなか
4. A Whiter Shade Of Pale (Paralyzer Remix)
個人的には、2曲目よりも完全トランス化した本リミックスの方が壊れてて好き。完全にオリジナルではなく、サラがトランスとして覚醒した感じ、計6分
5. A Whiter Shade Of Pale (ATB Radio Edit)
2曲目を半分くらいの尺に、出出しから声で始まるのでドキドキした感じが味わえる。無駄がないっちゃー無いので、こっちの方が収まりは良いかも


6. A Question Of Honour (Radio Edit)
オリジナルより1分超カットしたヴァージョン、これが本家サッカーで流れるテーマ!!これを選抜した国内のプロデューサー熱いよなぁ。もうサッカーのシーンが、起承転結に走馬灯のように、そして未来に向かったシンフォニーって感じで、凄いエネルギーを浴びる


7. A Question Of Honour (Pech Remix)
疑似ライヴを印象づけるようなリミックス、ちょっと意表をついた感じもあるかな。尺は前曲同程度
8. A Question Of Honour (Knock Out Mix)
チャカポカしたダンスミックス仕様も、これは同じく休息な感じかな。オリジナルの良さを上回る感じではなく
9. A Question Of Honour (Damage Control Mix)
出だし、6曲目にも近くもスピード感が増して相当にアッパーに盛り上がる感じで、これはリミックスならではの醍醐味。ハッピーにも音はチャカポカしてるけど
10. A Question Of Honour (Tom Lord-Alge Mix)
6曲目を更に上乗せしたようなミックス、少々ロック度が上がるというか、これはオリジナル同様にチェックしておきたいプラスアルファ的なリミックス。拳を突き上げたくなる感じ

10曲・56分半+PV2曲+スクリーンセーバー付(笑)。当時のPCスキルを駆使したようなCD。オリジナルのエディット2曲ともに最高で、リミックスもダメダメとかじゃなくアガル曲も取り揃えてきたところは格別の極み!サラのオペラの可能性、更には人々に力を与えてくれえる声の素晴らしさを再発見できる、絶妙なCDです。

青い影/ア・クエスチョン・オブ・オナー
サラ・ブライトマン
EMIミュージック・ジャパン
2001-08-08

クエスチョン・オブ・オナー(CCCD)
サラ・ブライトマン
EMIミュージック・ジャパン
2006-03-15

Whiter Shade Pale / Question Honour
Sarah Brightman
Angel Records
2001-05-17