ロバータ・フラック、1年3ヶ月ぶりとなる3rdでR&B4位・POP18位を記録。限りある大御所絶大なる女性ソウルシンガーの中でも、彼女の作品は取り上げてない方だなぁと。でも、このジャケはあまりにも有名だと思います。秋の夜長に、彼女の声を聴きたくなり。かなり有名な曲を多数収録していることもポイントかな。1. Go Up Moses
1stシングルB面、民族取り入れつつも、ニューソウルとしてのアピールが激しく。歌というよりも男性コーラスの意味深をバックに、エモーショナルな描きが印象的
2. Bridge Over Troubled Water
Simon & Gurfunkle カヴァー(アレサヴァージョンを意識している可能性も大)、ゴスペルピアノバラードのように、彼女の切に歌われる素朴なヴォーカル、涙・悲しさ、オリジナル等のイメージを踏襲する恐ろしい仕上がり
3. Sunday and Sister Jones
かなりの独自ペースを保つなぁと、スローに、ソウルの片鱗を具に。声の清涼感は伝うけど、しっとりと、そしてスピリチュアルに決意
4. See You Then
彼女流儀の解釈にて、落ち着いたソウル演奏あれ、声の強弱、張りなんかも他には無い魅力だったり
5. Will You Still Love Me Tomorrow
1stシングル、R&B38位・POP76位を記録。1961年The Shirelles カヴァー、Carole King 作。これはキャロルのしっとりブラックヴァージョンとでも言うか、精神がのり移った感じで、絶妙に美しいカヴァー
6. To Love Somebody
1967年Bee Gees カヴァー、どこまでもジャズスタイルというか、エモーショナルの手書きというか、ひっそり歌われる感じが悲しくもあり、美しく
7. Let Them Talk
盛り上がりなんて無いままにバラードの徹し、ホーンが少しだけ眩いけど。声の凛とした表情がつきぬけて、でも低域がメイン
8. Sweet Bitter Love
1965年 Van McCoy 作・Aretha Franklin カヴァー、アレンジは多少独自ながら曲への恩恵、理解、解釈、そして訴求・上昇、彼女の深みにはまるラスト
8曲・42分、ここまで全編しっとりバラードとは。ピアニストとして、ソウルは敢えてジャケからの想起無しに、声の美しさに惹かれつつも、低域メインにも中域で心にぐさっと刺していくようで、彼女の独自スタンスが見事に音楽界の隙間に入り組んだというか。これがヒットしたんだから、ストレートにも、変化球を堪能できた主格だったのかなぁと。
<過去レビュー>
1972年 Roberta Flack ft. Donny Hathaway
1973年 Killing Me Softly
1979年 Roberta Flack ft. Donny Hathaway with Donny Hathaway
1983年 Born To Love with Peabo Bryson
1992年 Stop The World (Yazawa Cover Album)
1997年 The Christmas Album
1999年 Friends - Roberta Sings Mariko Takahashi
2012年 Let It Be - Roberta Roberta Flack Sings The Beatles


