ポインター・シスターズ通算13作目、RCAでの3作目(最終作)、シリアス・スラミン。R&Bでのヒットは圏外で陰り、POP152位止りという低迷。以降、数枚オリジナルアルバムをリリースしてますが、ランクインなし。自分はほんと、彼女たちの実力にはメラメラで、最近になってRCAの3枚の作品(旧規格盤)をドカンと安すぎで購入してきたので、レビューしていく感じです。2012年あたりに、彼女たちの作品はボートラ付きでリマスターリイシュー、そこには結構ヴァージョン違いとか入りまくり、おそらく熱心なファンには狂気なはず。1. Serious Slammin'
タイトル曲、時代の変化もあってか、ストリートに根ざしたような音にて。ヴォーカルを下げて、若者的な音でクールに、声がどこかくすんでしまっているよう。彼女たちのラップまであるし、時代だなぁ
2. Shut Up And Dance
Glen Ballard, Siedah Garrett 作、ストリートな音に、結構的確に揃ったヴォーカルは旨み。ただ、走っていく感じよりも、テクニカルなグルーヴの生み出し
3. Moonlight Dancing
Diane Warren 作、ちょっと地味かな、バラードと思いきや、ミディアムスローにじっくりほとりと歌う感じで滑らか止り
4. He Turned Me Out
1stシングル、R&B39位・Dance37位を記録。Janet Jackson あたりをモロ意識のストリートダンス系、ジリジリ全員で歌う程のものでも、、、という感じ。なんか、彼女たちならではの個性が出にくくなってる
5. Flirtatious
まだまだ続くよ、ストリート。もう完全にヒットを狙いたい二番煎じ。ヴォーカルの凄みが聴けない。歌のレパートリー探るならありかな、でも物足りない
6. My Life
声が隠れてしまってる。声を前に飛ばすだけじゃダメな時代、音と如何に絡み合ってこそ、でも、それがポインターシスターズぽさを失わせてるというか
7. I'm In Love
2ndシングル、R&B67位を記録。出だしの低域語りはTina Turner ばり、そして広がりを期待できるバラード。音はアダコンなのに、音域が中域以上伸び悩み、もっさり過ぎ
8. Pride
シンセは80年代のヒットを引き連れつつも、ちょっとインディーズ感がでてるかも。ヴォーカルは完全に方向転換と理解、だけど、確かにそれでも新鮮味がない、明るみ打破なし
9. Uh-Uh
同じような音で、声の揃いはなかなか、期待したいところ。でも、ツボ抑えが弱い。デジタルに向かう音に行儀よくなってるというか
10. I Will Be There
前曲からの流れは良いんだけど、普通に声を抑えられているバラードという感じかな。いや、実力の秘めは分かるからこそ、もやっと
10曲・44分程、時代が変れば感性まで失われるのか、彼女たちの片鱗さえ見つかりにくいくらい、頭打ち状態。どうした??でも、クリエイティヴってそういうもんか…。足掻いてるのが分かるのがツライ。彼女たちの良さは正直出てません。ライヴでも、この状態では厳しく。なので、当時を表現するために創った企画作としてなら、おこぼれファンなら聴けるかなぁと。
<過去レビュー>
1974年 That's A Plenty
1981年 Black & White
1985年 Contact
2004年 Greatest Hits Live
2011年 ニューオーリンズ3日目 -ESSENCE MUSIC FESTIVAL 2012, 1st Day-
