71lOMh7TPHL__SL1417_クルセイダーズ、1961年The Jazz Crusaders として活動をスタートし、1960年代だけで実に20枚近くアルバムをリリース、そして1971年からはThe Crusaders としてファンク・ソウルなどに活躍を広げ、本作はキャリア最大のヒットおとなった1979年Street Life から1年振り、MCAでの2作目となる通算13作目で、R&B14位・POP29位を記録。本作も、彼らの味が

1. Soul Shadows
1stシングル、R&B41位を記録。この曲のみBill Withers ヴォーカル参加で、地道に、淡く、中低域で、渋いソウル。音の奏でが絶妙、8分に及ぶ広がり、テクニカルな仕上がり、80年代の上質さが加わってる


2. Honky Tonk Struttin'
ジャズのほんわか軽快さと、次々と目くるめくサウンドが心地よく、そして躍動と、独自絶妙な音色がなかなか
3. Elegant Vening
滑らかに聴かせるミディアムスロー、音の優しさと、ちょいと攻める感じ、何より音の融合が見事で惹きこまれる、癒し
4. Rhapsody and Blues
タイトル曲、ほんわかにも、スムースに進行し、色味を色々変えて、実に9分近く、秋の夜長に美しいジャズという感じかな。普通にフュージョンなんでソウル味という感じではなく


5. Last Call
いやー、煌きが最高に。ピアノだったり、どんどん盛り上がっていく感じがタマラン!語り掛けるよう、そして歌い上げていく感じに、ホーンまで出てきて、それぞれの楽器の活躍がすこぶる見事バランスで登場
6. Sweet Gentle Love
収まりの良い、アダコン風というか、頃合いの良いフィナーレ。1曲目がインパクトあったけど、ここはしっとり包み込むような感じかな

6曲・39分、アルバムとしてはどうなんだろ。自分は彼らをしっかり聞いたことなかったんで、演奏に特化してるとも知らず、でもR&Bヒットさせていた辺りは注目度は高いんだけど。ジャズとして聴いた方が賢明かもしれないです。ジャケはブルーの地味な感じだけど、アルバム自体はだいぶ色が色々詰まってて面白かったです。

Rhapsody & Blues
Crusaders
Mca
1990-10-25

ラプソディ&ブルース
クルセイダーズ
ユニバーサル ミュージック クラシック
2011-07-20

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クルセイダーズ
ユニバーサル ミュージック
2014-12-17