71mtuhGeElL__SL1425_ジェイソン・デルーロ、POP11位を記録。タイガー・ウッズの乙武さん以上の不倫で全米を賑わせ、パロディPVなんかも登場したことで、デビューシングルが圧巻の全米1位を記録。これにより、彼は瞬く間に時のスーパースターに。更に凄いのが彼は一発屋で終わることなく、メロディアスな曲やハイセンスなヴォーカルテクニック、質、パフォーマンスで次々ヒットを連発。本作も大ヒットし、あれから6年、未だに彼の活躍は留まることを知らず。

1.Whatcha Say
1stシングル、POP1位・Dance32位を記録。曲が良いというより、これは話題性でヒットした感じかな。新しさも当時はあったけど、決してジェイソンだけの魅力というより、歌詞だったり、パロディが大きかった覚え


2. Ridin' Solo
3rdシングル、POP9位・Dance29位を記録。キリキリ、ネトネトしたヴォーカルでラップ的なヴォーカル、揺れはレゲエにも近い。ただサビに向かうコーラスは涼しげ、こういうパートが多いともっと楽しめるかなぁと
8iframe width="200" height="150" src="https://www.youtube.com/embed/8ESdn0MuJWQ" frameborder="0" allowfullscreen>

3. In My Head
2ndシングル、POP5位・Dance28位を記録。ヴァースは淡々としてて読みにくいところはあるけど、サビのキャッチーさ、一方心情の深さもあるし、結構頭に残る


4. The Sky's The Limit
5thシングル。彼がその後得意とするダンス要素の強い進行、声の伸びもなかなか、ただ音は当時ならではのチープさも目立つけど


5. What If
4thシングル、POP76位を記録。R&Bバラード、結構彼のエモーショナルさが出てて良いなぁと。ただ、まだこのようなスタイルは求められてなかったのかもなぁと、声の重なりとかなかなかの響き極み


6. Love Hangover
ポップで乗りが良くて、音も攻撃的だけど上手く揃ってて、なかなかの聴きやすさ。しんなり、流れていくような曲
7. Encore
この頃のジェイソンはアイドルが歌いそうな雰囲気の曲も多いんよなぁ、なので一方通行に一定のファンに響くものが多かったような
8. Fallen
ギターの音色が加わり情景が控えめにもキラっと、サビでのヴォーカルはなかなかの実力も潜めているのが分かるなぁと
9. Blind
ラストは、程よくミディアムに切々と歌いながら、情景の煌きも素敵に、しっかり声が乗って、なかなかの片鱗を見せてくれてエンド

<Bonus>
10. Strobelight
本編にあっても良かったかも、ラップ調に遊びまくってて、あれこれ音が放射している感じで、これは次回に繋がる旨みとて予告かな

9曲・31分超、ボートラは1曲で計34分超のボリューム。最後の最後まで、全曲が3分台という分かりやすい展開。練りこまれたというより、当時のアメリカのR&B+Dance を追求したような作品。国内販売はこの短さでは厳しいとて、以前取り上げた"Whatchu Say" のリミックス4曲を含む計6曲・25分を追加し、計16曲・59分にてリリース。いずれにせよ、本作はヒットも多いけど、真の実力は2nd以降に発揮されてると思います。

<過去レビュー>
2009年 Whatcha Say
2011年 Future History
2013年 Tattoos
2013年 Talk Dirty ft. 2 Chainz
2015年 Everything Is 4

Jason Derulo
Jason Derulo
Warner Bros
2010-03-02

JASON DERULO
ジェイソン・デルーロ
ワーナーミュージック・ジャパン
2010-03-10