
1. Rappin About Rappin (Uh-Uh-Uh)
1stシングル、R&B74位を記録。正にラップを繋げて、女性コーラスのやるせないコーラスに、サビもどこか緩い感じで、音だけが洗練としてて、ダンクラ期に変化球
2. I Love You Madly
緩いヴォーカルなんだけど、やっぱり演奏はかなり洗練度が高い、個人的にはベースラインの格好良さ、ホーンの合わさったグルーヴがたまらない
3. Cry Me a River
1stシングルB面。調子変わりつつも、緩やかに、微睡みも豊かに、キュンと個性あるヴォーカルと、柔らかい音とのバランスに棚引き
4. Victim of Love
1stシングルB面(色々と盤があったようで)。かなりアッパーに攻撃的に、ロックアプローチが強いと思いきや、基本は音はあれこれごちゃ混ぜに、はっちゃけた粗いファンクにて度肝の進行
5. 5
タイトル曲且つ2ndシングル、まさに5!そして5曲目収録でB面スタート。ドラマティックに、そして、どこか不思議さもまとわり、彼の落ち着きもあるし、音楽性を多分に発揮。ヴォーカルも、ファルセットから下の方まで、色味が楽しい
6. Last One To Know
ベースライン快調、ヴォーカルも炸裂に、ダンクラで成功したSmokey Robinson のような、ちょっと大人のキュン発揮な印象も。ドラムとシンセの響きの格好良さも抜群に。個人的には銀河鉄道999ダンクラver.
7. Jarr The Ground
1曲目とは趣向は異なれ、勢いは同様に。80年代中盤のファンクR&Bの流れを既に汲んでいるようで、女性コーラスの援護も素晴らしく、だいぶ細やかにアゲ
8. Taste of Love
ラストは、だいぶ突っ走りながらも、歌謡にならない独自さで、泥臭さと洗練さの中間って感じかな。音を常に弾き隙間なし
8曲・35分。どこまでも、息抜かずに駆け抜けるパワフルな作品。序盤こそジュニーのヤワなヴォーカルは目立つけど、サウンドは相当に弾けまくってるなぁと。コーラスの他、各楽器との相性が面白くて、かなりエッジのたったサウンドに仕上がってます。近年4thとの2in1でCD化され、そしてこの追悼と関係なく、国内では来月頭にリイシューが決定してたようで、これは気に入った方は是非チェックしてみてください。
<過去レビュー>
1980年 Bread Alone