
1. Just The Two of Us
Bill Withers カヴァー、ハスキーにサビでの重なりは堂々たるもの、パワフルにもキュートに、トータルで仕上がってるなぁと
2. Billie Jean
Michael Jackson カヴァー、探り気味な音ではあるけど、安定感あるヴォーカルで勇ましく。コーラスの入れ方などもMJナイスに、スウィートだったり、強弱・高低が旨み
3. Mas Que Nada
Sergio Mendes カヴァー、お馴染みのサンバをテクニカルにクールに仕上げた四つ打ちヴァージョン。おどけ音もありつつ、どこまでも彼女の手腕にうなる
4. Back Stabbers
The O'Jays カヴァー、シリアスにゴージャスにストリングスを配し(シンセ?)、素敵なサウンドに魅了。コーラスの甘さ、リードの強さ、この絡んだバランスは見事で
5. Hard To Say I&m Sorry
Chicago カヴァー、ここまでの流れでは異なる選曲だし、R&B調にヴォーカルアレンジし、真っすぐ歌われてるのが印象的
6. Caravan
Duke Elington カヴァー、かなり昔の曲ながら、オールディーズ感あれど、ヴォーカルのスキャットばりの自由すぎる展開は凄みとしか言いようがない、ライヴ感あれどこまでもどっしり、アドリブなんかも余裕飄々
7. Long Train Runnin'
Doo Bee Brothers カヴァー、これドゥービーだったんだーと初一致。セクシーに、メランコリーに、彼女の独断に歌い上げてて、もう完全女王様状態
8. Copacabana (At The Copa)
Barry Manilow カヴァー、ゆったり歌われつつも情景の描き方が素晴らしいなぁと。神妙なんだけど、コーラスで奥行きが深まり、オリジナルを超えるような再現だと思います
9. Another One Bites The Dust
Queen カヴァー、R&B解釈にて歯切れも凄いし、まるでアンサンブルのように一人でどこまでも色味をつけてる、ドッコイ
10. Have You Ever Seen The Rain
CCR カヴァー、声を堂々ととばして、でも音はゆるめだったり、彼女のだいぶリラックスした感じが心地よく
11. Endless Love
Lionel Richie & Diana Ross カヴァー、ラストは一人デュエットのように。堂々と歌い上げる、正に女王としての響かせ
12. To Feel The FIRE -Super Trance Version-
Stevie Wonder カヴァー、国内缶コーヒーCMソングとして書き下ろされた曲なので日本でしか知られてませんが。本家スティーヴィとCMでも共演し、5thシングルには単独ヴァージョンとしても収録したり(最近の音源がネットにあがってたので下記リンク)。でも、ここでは完全にハッピートランスになってて、オリジナルの良さはどこへやら、歌はドスコイ格好良いんだけど、アンマッチはスルー
<Bonus Disc>
1. Naked Heart (Body Concious Mix)
同年CX系新・お水の花道OP テーマとしてシングルヒット、別ヴァージョンを収録。英語でロック調にいパワフルな仕上がり、コーラスの厚みで更に層はゴージャス
12曲・50分強、ボーナスディスク1曲追加で55分程。実際、アクションとしてはこの辺りまでが全盛かな。ま、当時アーティスト乱立してた中でも注目されてたので、彼女は一聴の価値あり。何よりカヴァーにて彼女の器のでかさはみるみる輪郭を描いてた感じです。実際、彼女は歌う姿含め全体で堪能して、もっと迫力を感じれると思います。