エド・シーラン最新作3年振り・3作目は米英1位を獲得。更にボートラまで16曲がオーストラリアではチャートイン、更にアメリカでは全米1位だけでなく、もう1曲ランクインで初登場でPOP10に2曲ランクイン。さらにイギリスでは初動3位の売上を記録。ここまで偏って大ヒットというのも驚き。あと、デビュー作+(plus), 2nd ×(mutiply) と来て(X : エックスだと思ってた…)、3rd ÷(divine) って、完全にAdele 19, 21, 25 のシリーズと一緒。次は-(minus) になるのでしょうか。最近やけにスカパーで特集してるなぁと思ったら世界的にフィーヴァーだったんですね。全曲試聴可能になっているので、興味深く取り上げてみました。1. Eraser
POP90位を記録。感触良く、どこか疑問的な与えがあるサウンド、1曲目ってよりも、なんか不穏さが気になるオープニング。ヴォーカル重なりはアイドルグループなども多用できそう
2. Castle on the Hill
1stシングル、POP6位を記録。Coldplay のようにノリが良く、全体の盛り上げな音も痛快に、エドの愉しさ溢れる歌い上げと混じり、洗練としたポップ
3. Dive
POP49位を記録。アコースティックに、切々と、重たさと軽さの両面がいい感じで裏腹な実直なミディアム
4. Shape of You
2ndシングル、POP1位・Dance1位を記録。なるほど、男の色気あたりJustin Timberlake みたいだし、オリエンタルに世界旅行のよう、音の放浪というか、アコースティックにも渦のように迫るコーラスとの絡みが旨い
5. Perfect
POP37位を記録。決意だったり躍起だったり、辛さをかき消すような強弱なヴォーカルが染みるアコースティック
6. Galway Girl
POP53位を記録。カントリー的に、テンポよくリリックを展開、この辺りの爽快さは人種問わず耳馴染みに繫がってるんじゃないかな。サビの溢れる音の庄も心地よく
7. Happier
POP59位を記録。ポップスというか、地下からの切ない叫びのようで、幸福をどこで感じるか、その不透明さ・真実可否、彼のエナジーにて色々な解釈ができるなぁと
8. New Man
POP72位を記録。あっけらかんとしたアコースティック・ポップス、軽快に上質に、気持ちよく聴けるグルーヴィ
9. Hearts Don't Break Around Here
POP93位を記録。しっとりと交わすようなヴォーカル、ため息のように、なんかコロンと、心の粒を吐露するような小さな曲
10. What Do I Know?
POP83位を記録。重なったリードで面白い響きを生みだしつつ、あっけらかんとした面白さを引き連れながら進行する、休息的な位置付けの曲かな
11. How Would You Feel (Paean)
プロモシングル、POP41位を記録。なんか、しんみり終盤に癒しというか、ほのかな優しさを与えてくれるような空っ風ミディアムスロー
12. Supermarket Flowers
POP75位を記録。スーパーマーケットの花、こういうのに焦点を当てて、切なさ、日常の喜びを表現する、なんか彼が素朴に愛される所以かなぁと
<Bonus>
13. Barcelona
POP96位を記録。アルバム本編に入ってても楽し気な、肩の荷を下ろしたような、ほのぼの曲
14. Bibia Be Ye Ye
軽快すぎるくらいに、リリックも裏方な音もご機嫌にスピーディにハッピーに、決して新しい世界観でもなく、彼が織り成す展開に惹きこまれるんだよね
15. Nancy Mulligan
中低域徹し、まるで北欧のお祭りのように、みんなでスキップして踊って祝うように、リリックは変らずご機嫌タイプに
16. Save Myself
ラストは、ちょいと神妙に、憂いに歌う。丁寧に粒を紡ぐように、随一の心を込めたバラードという感じで
12曲・46分、ボートラ4曲追加で計59分半。既に本作から13曲がPOPチャートインって、そりゃNicki Minaji だって、数年でビルボードキャリア55年のアレサのPOPチャートイン女性記録73曲をいとも簡単に抜いちゃうよね…(横道)。さてさて、彼の実直ながら積み重ね技というか、アコースティックに於いても独自の奏でがうけてるんだろうなぁと。あとは聴き心地に尽きるような、強さも弱さも独自の加減があって、次々と楽しめる要素になってるような。何度聴いても脂っこくない幸福感が良いんだろうなぁと。

