securedownloadrrrジュディス・ヒル、どちらかと言うと、GW今年は特に何もないし、で、自分史上初のJALカード割引適用(公演によって対象になっていて同カードで払えば全員分1000円引き、スパークリングワインは1名だけ1杯付/その一方でビルボード会員のポイント付与無し、好きな1ドリンクは無し)にて観れるという事で、行ってまいりました。

ジュディス・ヒル、フェイス・ヒルでもジョーダン・ヒルでもありません。マイケル・ジャクソンの遺作映画 "This Is It" でも、コーラスに抜擢&"I Can't Stop Lovin' You" のデュエット相手に選ばれた才女!あの時、みんな惚れ惚れしたんじゃないかな。その後、なかなか人気に火は付かなかったものの、2013年 "20 Feet from Stardom (バックコーラスの歌姫たち)" に出てて、やっぱ後ろに下がっちゃったのかなぁと、感慨深く思ってました。

でも、2015年、今度はマイケルに続いて、プリンスに愛され、彼のプロデュースでBack in Time をリリース(今回のライヴ後思うのですが、これは聴きたい!)。さらには殿下のアルバムHITnRUN Phase One の1曲目"Million $ Show" で共演してたりと、また大物が亡くなって、さぞやジュディス…と思ってしまうタイミングでの来日。でも、2日前の大阪公演が盛況だったらしく、今回7500円で観れるならと、結構ワクワクは直前に高まり、前日の電話予約。

securedownloadss昨日5月4日1stステージに行ったんですが、前日予約で自由席の整理番号は40番台。でも、一番前の席に行けました。っていうくらい、あんまぐいぐいファンとして観に来てる人は少なかったんでしょうか、それとも日本人特有の恥ずかしさでしょうか。今まで10回以上は来てますが、15時30分開場なんて、一番早かったんじゃないかな。

自分が入ったときは、全くもってカジュアルエリアなんかも埋まってなくて、あれーーー、って思っちゃいましたが、15分押しくらいで始まった開演の16時45分くらいには、ほぼ満員に(それまで、BGMはずっとJohn Legend ってのは何か意味はあったのだろうか)。でも、客層は若いというよりも、穏やかな感じだったかな。自分は入口のほうで、暗転した際に振り返ると、ジュディスがちらっと見えたんだけど、なんか目を伏せてしまった(笑)。というくらいに、ちょっとステージの面々とは心の距離があるというか、盛り上がりたいというよりは鑑賞したい、という気持ちだったかな、自分も。

なんともキーボードで母Michiko Hill も参加(純粋に日本人のよう、で父がアフリカ系)。ベース、ギター、ドラム、そして2名のコーラスが激しかった。日本人ダンサーも2名参戦(90%両端に突っ立ってる役)。肝心のジュディスは、スタイル抜群で、髪のインパクトは凄い。オープニング、ピアノの上に座って、もう完全に役にのめり込むように演じ、完全に出来上がったパフォーマンスは圧巻です。何より、彼女は声が凄い、バンバン出る。一見Alicia Keys みたいな感じなんだけど、Fantasia みたいに荒げたり、Beyonce みたいに繊細だったり、Rachelle Ferrell のように巧妙なテクニックも万全だったり、そしてTina Turner のように大振りだったり、いやー、とにかく大は小を兼ねる、パンチが凄まじい。あれは絶対にホール以上で見せるステージで、ビルボードのキャパで観れたことが贅沢すぎる。

アルバムを聴かないと何とも言えないんですが、曲間は微妙で乗りにくかったのはあるかな。ただただ圧倒されつつ、拍手のタイミングを忘れるというか、ステージングにただただ驚かされてしまい、そのまま観てたいというのが正直なところでした。ギターを弾きながら、ピアノを弾きながら、ピアノ上の小さな鍵盤を弾いたり、ピアノ椅子に足を引っかけて歌ったり、髪を振り回しながら、体をスウィングどころかいつまでも回転しながらだったり、もう全身全霊で歌っていました。頭(服?)に付いてた飾りも落ちちゃったり、もう自由に歌への感謝というか、彼女のソロシンガーとして賭ける思いが相当でした。さらには、ステージを居り一般席(自由席)を駆け回るだけでなく、隅々にまで歌と表情を届け、さらにはカジュアルエリアにまで登って、歌を届ける。でも、今回のお客さんは決してスタンディングで盛り上がりたいような感じでは無いので、ぐいぐい来られても、ニコリ、程度です(笑)。

付け加え、コーラスのパワフルさは相当。Myra Washington 彼女は本当にパワフル、動きもだけど、一番ジュディスを刺激的にさせてた印象。Jherimi Leigh Henry は可愛らしい感じかな。3者でダンスも相当見せてたし、終盤突っ立ってた日本男子2人も開化してダンス、その後はまたおとなしくなるのですが。不思議な構成も多いんだよね、だけど、それもふくめて案外媚薬になりそうかも。さらに、中間"They Don't Care 'bout Us" "A Change Is Gonna Come" を歌ってくれたり、彼女のサービス精神も素晴らしく。

2ndステージの会場は18時半だっちゅーのに、ライヴは突如終わる感じで(彼女の潔さ、MCで繋ぐ感じじゃなく、時間はすべてステージングに捧げる感じ)、18時15分くらいに終了。とにかく圧巻でした。行くの悩んでる人は行った方がいいです。R&B、ソウル、ロック、あらゆるものがブレンドされつつ、とにかく出まくる声、表現も素晴らしく、もう聴いてる方も気が確かじゃなかったです。いやー、満足過ぎる。このシンガー、ぶっ飛びすぎですよ、まじで!!

<過去レビュー>
2009年 This Is It (Trailer) Michael Jackson
2009年 This Is It Michael Jackson
2010年 This Is It (Blu-Ray)
2013年 【映画】バックコーラスの歌姫たち

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