Top_RnB_Singles_1942_20166年振りの新装、Joel Whitburn's R&B 1942-2016 を購入!楽しみにしてました。今回はアマゾンで取り扱いがないのか(CDだけじゃなく、フィジカルなものすべてが採算取れないからルート撤退みたいな流れ?)、アメリカのメインサイトで輸入購入。でもね、超余談なんですが、自分は酔っぱらって夜ブログを書くってのは恒例だったんですが、まー、よく分からないものを買ってしまっており(The Comparison Book 1954-1982 っていう訳分からん区切りのセール本を買ってた…どんだけ酔ってたんだか)。でも、Joel Whitburn's Record Research さん、送料まで含めて「返品してくれるなら返金するよ」と軽い返信、クレーム防御のアメリカなのか、返品した商品がまだ届いてないであろう時期に即返金。なんとも良心的。素敵過ぎる。

さてさて、そんな、おっちょこちょいな受領から18日、改めてとどきました。自分は、アルバムレビューするときもチャートを明記することがおおいくらいに、結構チャートってのは一つの指針として好きなんですよね。今思えば、Top R&B Singles 1942-1995 って本をディスクユニオンでなんと300円で中古購入して、もう暗記本みたいになっちゃって、にやにや眺めて、ほんと見返しまくり。その後、R&B Albums 1965‐1998 も購入したり、更にはDance 本まで。そして、つい最近までの最新はHot R&B Songs 1942-2010 、いやー、歴史を感じるもんなんですよね。自分はPOPには興味ないのか、ちょっと幅広過ぎるのか、R&Bを中心に、チャートから見える歴史みたいなのを鑑みるのは、もうかれこれ15年ってところかな。

securedownloaddsveherh今回、6年で大きく変わったことで言えば、何より本の大きさ!これまでは一貫して18×24センチだったのが、22×28.5センチにでっかくなって、どんどんページの紙の薄さが顕著になってましたが、今回ちょっと文字の大きさが小さくなってギューギューになってる感じで。

さらには、ヒップホップ勢の躍進がすご過ぎて、更にはアルバムから全曲ランクインみたいなことが起こるようになって、今までにないくらい、名曲感が無い含みが目立つように。でも、歴史は全部で74年分。そりゃ、50年代、60年代くらいの説得力ってのは薄まることなく、HPサンプルにもなってるけど、Ruth Brown なんかが未だに上位に留まってたりするのは、旧来R&Bファンとしてはニンマリしたり。

あとは不動なくらいに、ランキングポイントで、James Brown、Aretha Franklin, The Temptations, Michael Jackson, Stevie Wonder ってTOP5は変らず。この辺りは、現在、ビルボードチャートにも掲載されているので参考までに。

いちお、アレサファンとして追記するなら、アレサは1960年のチャートインから2012年にもプロモシングル、2014年にもAdele カヴァーをチャートインさせたりと、ボリュームは少ないものの、ソウル系シンガーの近年新曲ランクインがなさすぎる中の現役感にしみじみ。

近年R. Kelly の躍進が減ってしまったけど、あと数年したらDrake あたりが1位になるのかなぁと、もう無抵抗。売れるシンガー、売れないシンガーの顕著さ。さらにはフィーチャー絡みが強すぎて、歌じゃなく、乗りになっているところは否めないかなぁ。でも、音楽歴史の骨子はまだ当面揺らがないと思うから、こういうチャートはまだまだ楽しんでいきたいなぁと。気になれば、ペラペラ見そう。いい買い物でした。でも送料込で104ドル、何気に12000円くらいします。でも、自分はそれを超える価値を毎度見出してるので、マニアックにはうってつけ!!

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Hot R&B Songs 1942-2010
Joel Whitburn
Record Research
2011-04