1988年から活躍するサックス・プレーヤー、キム・ウォーターズ。The Sax Pack のメンバーとしても活躍するスムースジャズのお大御所。これまで20枚ほどアルバムをリリースしているけど、クリスマス企画は初かな。アルバムジャケからして安定感が望めそうな作品、彼のアルバムを聴くのは初めてなんだけど、どういったプレイをするのか、作風なのかも楽しみ(全曲試聴可能です)。 1. My Gift to You
タイトル曲、うっとりミディアムに、ムーディに美しく。華やかさよりも、完全にBGMとして。更に、コーラスは入ってたりして、ジャジーに、ブラックテイストもしっかり張り付いてて気持ち良い
2. Have Yourself a Merry Little Christmas
王道な料理、滑らかにジェントルなサックス以外にも、ピアノだったり、シンセ(ストリングス代役?)だったり、場を即興に奏でていくような感じが心地よく
3. Christmas Day (ft. Kayla Waters)
結構テクニック個性が出てきたなぁと、うねるような演奏からはクリスマスとは異なる魅力というか、どこまでも豪快に熱心に誘うように
4. It's Christmas (ft. Dana Waters)
ヴォーカルを務めるは、お姉さんなのかな?ダナ・ウォーターズ、清涼感あるヴォーカル、伸びもよく、腹式もなかなかの感じでどっしりと響く
5. I'll Be Home for Christmas
定番曲を移ろいゆく感じで、キラキラしてて、じっくり夜を楽しみたいような、繊細なアレンジ
6. Christmas Time Is Here
控えめながら、全体的にサックス参加で、道のりを一つ一つ丁寧に創っていく感じかな。後半の盛り立てもなかなか
7. Mary Did You Know (ft. Dana Waters)
4曲目に続きダナ参加、暗闇な曲、自分好みの曲なんだけど、少しの復活のような希望を感じさせてくれるようなヴォーカルだったり、サックスはあまり目立たないけど
8. My Christmas Wish
しんみりと、堂々たるスロウで、サビのみタイトル名だけ繰り返すコーラス、カラオケ音源とも異なるけど、なんか不思議にたなびく感じが好きだな
9. I Love New York at Christmas
クリスマスのNY、大人の白い輝きという感じかな。落ち着いてて、上質で、なんか優雅な気分になれるミディアムスロー
10. A Song for Dana
ダナに送る歌、サックスに詩がついているように、メッセージ性が強いのが興味深い。抑揚だったり、それでもスムースだったり、平和な感触が気持ちよく
11. Silent Night (ft. Kayla Waters)
ラストは2分程、3曲目以来カイラを招いて。でも歌ではなく、ピアノなのかな、2者のみの音で温かさの演出。最後だけキムのメッセージが語られ曲は終了
11曲・47分、見事なクリスマスアルバム。若干こじんまりしている感は否めないけど、家族でスウィートで大人の味を見事に表現しているなぁと。フュージョンも好きな自分だけど絶妙に加わるヴォーカルだったりは、ハマってるなぁという印象です。ゆったりした場で、時間で、聴きたい作品と思いました。
