R-2730460-1298430531_jpegベン・E・キング、オリジナル6作目。とは言え、前作はBen E. King's Greatest Hits 、でもアルバム未収録のシングルも多かったためオリジナルにも近い魅力もあったかも。とは言え、本作含め未だアルバムはチャートインせず。今回更にジャケがシンプルになりましたが、中ヒットが数曲入ってるので注目。今では廉価盤とかでも聴けるようになっています。

1. Seven Letters
タイトル曲且つ3rdシングル、R&B11位・POP45位を記録。シンプルに懐かしく、純白なソウル。なんかストリングスやコーラスが哀愁さそう


2. River Of Tears
3rdシングルB面。オルガンと、軽快なミディアム。若干のホーン等、彼のホンワカした音作り改めてすきだなぁと。女性コーラスで、なんか清らかに舞い上がるような美しさ
3. I'm Standing By
1stシングル、POP111位を記録。出だしは"Stand By Me" のような弦、敢えてなリズムがワクワクも、結構単調に進行しつつ、女性コーラスとホーンが独自にサッパリ色味に、ストリングスも彼の音には欠かせず爽快に


4. Jamaica
なんか震えるようなストリングスは録音環境の悪さ?ベンの曲ってこういうの良くあるなぁと。この曲については堂々たるヴォーカルの横でなる音に絶えず気になるという感じ…
5. Down Home
だいぶクリアな音に、ベスト挟んでたのも有り、この頃は結構録音時期に幅がありそう。ヴォーカルも男気と言うか、オチャメな発声も感じるし
6. Si Senor
1964年のアルバム未収録"What Can A Man Do" シングルB面。軽やかにシャララン、女性コーラスの加わり方も、まるでハワイアンのように。平和に楽しくCMみたいに、英語じゃないし。でも、こういったヤンチャにブギーな展開もサラリと歌っちゃうのは興味深く
7. It's All Over
2ndシングル、R&B40位・POP72位を記録。じりじりした序盤、最高なのはシャウト調にヴォーカルを荒らげるサビ。まるで人が変わったように、女性コーラスの味もあるけど、ベンの溌剌さが凄み


8. Let The Water Run Down
2ndシングルB面、野生なリズムに、鼓舞する全体ミュージシャンもコーラスも、ベンもかなり豊かに多種な調子で歌唱、ミクスチャー的な魅力
9. This Is My Dream
息遣いがとにかく面白い躍動、音は結構しっとりしてる。欠かせないコーラス、ストリングス、ストーリーを彩るように持ち場理解の抑えめで、ベンが絶えず強弱
10. It's No Good For Me
だいぶテンション落として淡い印象に、音もなんかシリアスというか、敢えて零すような感じで、夢寝見のようというか
11. In The Middle Of The Night
結構リリックを巻きで、彼の腹式に、更に豪快さ、パワー、技術も感じる。音は霞んで聴こえるけど、堂々さが最高潮
12. Don't Drive Me Away
最後あっけらかんと、コーラスが機械的?結構柔軟にかっ飛ばすベンは勇ましく、音も結構色々な展開で魅了、程よい感触で終了

12曲・32分、ベンらしい魅力が溢れたソウルアルバム。全体を通して、演奏やコーラスも色々と堪能できるし、ベンのヴォーカルの力が何より魅力。彼の1960年代前半は、音が割れたり、その歪が結構混ざってるのが、バランス含めて面白かったり。地味な立ち位置にアルバムかもしれないけど、彼を知る上では聴いておきたい作品だと思います。

<過去レビュー>
1961年 Spanish Harlem
1962年 Ben E. King Sings for Soulful Lovers
1962年 Don't Play That Song
1975年 Supernatural Thing
2011年 Dear Japan

Seven Letters
Ben E King
Sequel
1996-09-30

Original Album Series
Ben E. King
Warner Bros UK
2010-08-10