ピーボ・ブライソン、実に11年ぶりとなるオリジナルアルバムは、James Harris III, Terry Lewis とタッグを全面的に組んだ意欲作。嘗てのR&Bファンも相当に注目になっているはず!最近、Janet Jackson の復活だったり80年代組がこぞって活躍目覚ましいのが嬉しいところ。来月10月には絶好のタイミングでブルーノートにも来日、今回は完全ソロで。チャート的には奮ってないかもだけど、アダルトチャート的にはきっと奮闘しているはず、それくらいに当時のファンからしたら全開に鼻血。
1. All She Wants To Do Is Me
溌剌としたヴォーカルは67歳と決して思えない艶だったり、彼自慢の伸びも健在だし、まだまだ張れる唯一無二の超旨ヴォーカル、バックトラックも健やかに馴染めるし
2. Love Like Yours And Mine
先行シングル、雲行きあるしっとりしたバラードにも、声の迫力がどこまでも轟く。小細工じゃなく、メロディに酔いながら、音はゆったり気持ち良い流にて
3. Looking For Sade
アコースティックギターでブルージーに、低域にも圧の聴かせるヴォーカルは素敵で。どこか、匂わせ、感じさせ、アレンジの不可思議さが奥行きを持ち、新しい世界観
4. Stand For Love
タイトル曲は覇気ある感じだけど、どこかスリリングに、映画模様な身震いさだったり、響かせ方が杞憂で、ヒップホップさだったり、ちょっと重たさも入れ込んだり、噛みごたえたっぷり
5. Goosebumps (Never Lie)
正統派なバラード、なんかピーボじゃないみたい、個人的にはElton John のクロスオーヴァーなバラードにも聴こえるから不思議、淡くもどっしりとした構え
6. Exotic
Asian Philharmonic Orchestra が奏でる音に、丁寧に歌われるヴォーカル、積み上げていく情景、高域もサラリと信頼感、とにかく寄り添える安定
7. Here For You
なんか平和にみんなで歌いたくなるようで、コーラスの暖かさが気持ちよく。ピーボはだいぶ映画音楽のようにストーリー帯びる感じで、いやー、どこまでも果てしなくスーパーヴォーカル
8. Smile
6曲目に続きオーケストラを入れての美しさで、エンド。メロディもほっこりしててツボ押さえてて、聞き手を癒す力のあふれるサウンド、ピーボのヴォーカルはとどめ
9. Peabo's Classic Melodies Live From Los Angeles 2018
"Feel The Fire", "I'm So Into You", "Tonight I Celebrate My Love (with Chante Moore)" という豪華ヒットメドレー、今年のライヴより。これが来日で聴けると思うと感動なんだけど、アルバム本編と異なる自由度と躍動あれ、素敵な血の通い、ソウルフルさを味わえて悶絶。もちシャンテの参加は卒倒
本編8曲・35分、ボートラというかライヴテイク入れて40分半という短さですが、彼の現役感を凄まじく見せつけてくれた作品。個人的にアルバムでもこんなに未だ素敵なヴォーカルを保持してたことに感動。触れ込みでは音だったんだけど、ジャムルイとのバランスもあっての生み出しかもしれないけど、一環して気持ちよく、素晴らしいブラックコンテンポラリー作品、正統派すぎて感動で泣きそうでした。ぐっときます。
<過去レビュー>
1978年 Crosswinds
1979年 We're The Best of Friends with Natalie Cole
1983年 Born To Love with Roberta Flack
1984年 Straight From The Heart
1985年 Take No Prisoners
1989年 All My Love
1991年 Can You Stop The Rain
2012年 Live at Blue Note Tokyo with Deborah Cox
1. All She Wants To Do Is Me
溌剌としたヴォーカルは67歳と決して思えない艶だったり、彼自慢の伸びも健在だし、まだまだ張れる唯一無二の超旨ヴォーカル、バックトラックも健やかに馴染めるし
2. Love Like Yours And Mine
先行シングル、雲行きあるしっとりしたバラードにも、声の迫力がどこまでも轟く。小細工じゃなく、メロディに酔いながら、音はゆったり気持ち良い流にて
3. Looking For Sade
アコースティックギターでブルージーに、低域にも圧の聴かせるヴォーカルは素敵で。どこか、匂わせ、感じさせ、アレンジの不可思議さが奥行きを持ち、新しい世界観
4. Stand For Love
タイトル曲は覇気ある感じだけど、どこかスリリングに、映画模様な身震いさだったり、響かせ方が杞憂で、ヒップホップさだったり、ちょっと重たさも入れ込んだり、噛みごたえたっぷり
5. Goosebumps (Never Lie)
正統派なバラード、なんかピーボじゃないみたい、個人的にはElton John のクロスオーヴァーなバラードにも聴こえるから不思議、淡くもどっしりとした構え
6. Exotic
Asian Philharmonic Orchestra が奏でる音に、丁寧に歌われるヴォーカル、積み上げていく情景、高域もサラリと信頼感、とにかく寄り添える安定
7. Here For You
なんか平和にみんなで歌いたくなるようで、コーラスの暖かさが気持ちよく。ピーボはだいぶ映画音楽のようにストーリー帯びる感じで、いやー、どこまでも果てしなくスーパーヴォーカル
8. Smile
6曲目に続きオーケストラを入れての美しさで、エンド。メロディもほっこりしててツボ押さえてて、聞き手を癒す力のあふれるサウンド、ピーボのヴォーカルはとどめ
9. Peabo's Classic Melodies Live From Los Angeles 2018
"Feel The Fire", "I'm So Into You", "Tonight I Celebrate My Love (with Chante Moore)" という豪華ヒットメドレー、今年のライヴより。これが来日で聴けると思うと感動なんだけど、アルバム本編と異なる自由度と躍動あれ、素敵な血の通い、ソウルフルさを味わえて悶絶。もちシャンテの参加は卒倒
本編8曲・35分、ボートラというかライヴテイク入れて40分半という短さですが、彼の現役感を凄まじく見せつけてくれた作品。個人的にアルバムでもこんなに未だ素敵なヴォーカルを保持してたことに感動。触れ込みでは音だったんだけど、ジャムルイとのバランスもあっての生み出しかもしれないけど、一環して気持ちよく、素晴らしいブラックコンテンポラリー作品、正統派すぎて感動で泣きそうでした。ぐっときます。
<過去レビュー>
1978年 Crosswinds
1979年 We're The Best of Friends with Natalie Cole
1983年 Born To Love with Roberta Flack
1984年 Straight From The Heart
1985年 Take No Prisoners
1989年 All My Love
1991年 Can You Stop The Rain
2012年 Live at Blue Note Tokyo with Deborah Cox