川口Ario内、Movix… 埼玉が進めている都市開発、この一貫で出来た大型ショッピングモール。旧サッポロビール工場跡地なのだが、ここ、サッポロビールが川口市に寄与したらしい…太っ腹。実際の中は、イトーヨーカドーを中心に、かなりいろんなお店が入ってて、退屈しない。映画の帰りがけには、『埼玉スーパーカタログ2007』という“ぴあ”の企画雑誌を本屋で見つけて買ってしまった(笑)

■さてさて、肝心の映画ですが
事前にネットで席を予約して、発券ギリギリで中へ席へ入る(with 和風バーベキューポテト&コーヒー)。中は、150席程の小さな映画館(これが、10個位あるらしい)。なんかミュージカル的はじまりで、最初は「ぱっとしないかなぁ」って思ったけど、すぐに、その気持ちは180度転換・払拭です。設定は、1960年代中盤かな。Jennifer Hudson、Beyonceらのトリオ ドリーメッツ「Move」、その他にもいろんな歌手が、当時をうまく再現しながらステージは展開。正に、デトロイト(モータウン)の音楽が如実に観れて最高。特に、Jennifer Hudson(ジェニファー・ハドソン)の歌にはマジ感動。劇中で歌われる、Jennifer 違い ジェニファー・ホリディ のカヴァー「And I Am Telling You I'm Not Going」は原曲と対峙する程の出来。これがデビュー前の歌手かと思うと、ぞっとする。Beyonce の、容姿を生かしてTOPに上っていくサクセスストーリーには納得してしまう一方、Jennifer Hudson の演技・音楽の才能には目を見張るものがあった。その他、Eddie Murphy や Jamie Foxx もいい味出してて楽しめたし、アレサのような容姿を見せたり・歌を聴かせるJennifer Hudson やJackson 5の再現なんかも、最高の一幕。みんなで「Family」を歌ったり、Beyonceが「Listen」を歌うシーンなんかはベタかもしれないけど、最後まで飽くなきストーリーで歌を楽しめましたよん!!映画館では、手拍子やら立ち上がるなんてさすがに出来ず、乗るにも乗りづらかったので、いつかソウルバーなんかで、ワイワイしながらこのDVDを鑑賞したいなぁなんて思ってます。

家に帰ってから、早速『ドリームガールズ』のサントラをネットで注文(輸入版2CD)。更にYouTubeで、Jennifer Holliday の今の姿を見たりして、なんとも相変わらずの凄みに浸ってしまいました。

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