SOUL FOOD, SOUL LIFE

【ほぼ毎日“R&B/SOUL”のCD全曲レビュー】Aretha Franklin の来日祈願と、YO-SUKE の日常備忘録も

●Gospel

Aretha Franklin / Never Gonna Break My Faith (ft. The Boys Choir of Harlem) (2020)

111049なんとも、PV付としては、正にこのオリジナル曲以来 実に14年ぶり。YouTube なんかでは全然出てきませんが、まだ落とされてないブライアン・アダムスのインタビュー映像に一部出てきます!当時希少プロモ限定のDVD Single も配布されてて(もちろんゲットしてます!)、そこにはアレサとメアリーのレコーディング風景をつなぎ合わせただけの映像ではありましたが、なんか録画形式が自分の分からない形式であまり見返せずって感じで保管したまま、、、今思うと貴重。想像するに、デュエットではあるものの二人共フルヴァージョンで録音してたのかもしれないですね。あまりメジャーではないかもしれませんが、この曲がアレサにとって最後のグラミー賞受賞曲(その際はロサンゼルスまで出向きグラミー賞にも生出演、なぜかメマリーと共演ではなく 盟友BeBe Winans と)。

今、黒人差別の問題がアメリカで高騰しており、そこに何とも当時デュエットにてリリースされた、正に映画ボビー主題歌がソロヴァージョンとして急遽!アレサが亡くなってもう少しで2年。1960年代後半から黒人差別問題に女性パイオニアとして声を上げてきたアレサの歌声が、今アメリカの人々の心に訴えています。



この曲は元々Bryan Adams が描き下ろしたもので、Aretha Franklin & Mary J. Blige ft. The Boys Choir of Harlem 名義でリリース、シングルはプロモ版止まりのため、当時特に大きなチャートアクションは無し。個人的には、OST Bobby、その後リリースされたアレサのアリス期ベスト盤Jewels In The Crown にも収録されていましたが、後半のアレサのヴォーカル使いは、ちょっと変更されていたんですよね(マニアックな気づきですが)、元々このベスト盤は結構微妙にサウンドがリニューアルされていたりもして、個人的には面白かったのですが。





アレサ逝去後リリースされた曲は、これで3曲目。クリスマスソングのピアノヴァージョン、あとは同じくクリスマスのライヴヴァージョンと来て、今回はメアリーJ抜きのフルヴァージョン、なんか凄く胸に響きます。今回新たに公開されている映像には、Amazing Grace での協会ライヴの風景と黒人差別デモの様子を入り混じって編集。



久々にブログ書こうかなぁと思ったのは、昨日のサワコの朝に山中伸弥教授が選んだ1曲、Aretha Franklin "My Way" がマニアックにも取り上げられていたこと。この曲にはだいぶ昔レビューしたことあったんだだけど、当時のアルバムに入っていない楽曲だけど、物凄い生まれ変わりの楽曲として山中教授に刺さったようで。賛否あるカヴァーなので、今年2月NHK-FM でのアレサ・フランクリン特集でも「アレサ、フランク・シナトラまではカヴァーしてくれるな」とのことで(苦笑)、アルバムに見送られたのは当時の時代背景かららはわかる気がする。

My Way (1971)

さて、アレサの伝記映画は今年年末に公開延期になったけど、アレサのこういった音源はファンとしては非常に嬉しい限り。更には、この粛々とした情熱のゴスペルが、早くもYouTube のPVとAudio で100万回超えるのも間もなくかと。色々サブスクなどでも聴けるので、是非!

Never Gonna Break My Faith
RCA Records Label
2020-06-19


ジュエルズ・イン・ザ・クラウン
ジョージ・マイケル
BMG JAPAN
2007-12-19


ボビー BOBBY  [DVD]
ローレンス・フィッシュバーン
東宝
2007-08-10

BeBe Winans / America America (2012)

81XveUgneQL__SL1500_少し空きましたが、気まぐれです。なんか携帯が圏外か検索中みたいな感じになって、調子おかしく。かと言ってPCは元気だったんですが、iPhone 側の故障が原因みたいで1年半経ってるけど無償交換してくれて、でもバックアップ取れてなかったので(ここがアホアホ)、イチからアプリ入れ直したり面倒臭かったです。そんなんで色々更新も置き去りになってたのかもです。でも、勝手に自動バックアップ(?)、色々なクラウドとかもあって、データ残ってるのも多くて、ま、よく分かりませんが、iTunes は無事です。さてさて。

今回取り上げるのは、御年55歳、今やゴスペルの重鎮、ビービー・ワイナンス。個人的には、初期、そしてシーシーと組んだ当り、更には2000年頃のハウスへの挑戦だったり、何より未だに"Coming Back Home (with Brian McKnight & JOE)" が大好きだったり、その後のゴスペル作もクリスマス作も好きだし、最近も女性シンガーとの新曲を出したりと思ったら、本作現時点で最後のオリジナル作、それも強いアメリカを誇示するような作品を6年前に出していたとは、興味深く。

1. Star Spangled Banner
力強く、それでいてアルバムで言うとボートラというか、フィナーレみたいな感じなんだけど、ゾクゾクする始まり。アレンジも堂々と、アメリカ国歌の格好良さよ!
2. America America
タイトル曲。ピアノ、コーラス、シンセ、教会の雰囲気を持ちつつも、アダコンのフレイヴァーも、深いところでじわじわ聴かせるスロウ


3. America (My Country 'Tis Of Thee)
当時からすると3年前、オバマ大統領の就任式典でAretha Franklin が歌い上げたことでも有名、強いアメリカ、そしてこれを黒人が歌うと、凄く文化が伝うというか、彼のリリックの聞こえも良くて、凄く心に沁みる
4. We're The United States Of America
行進曲というか、古びた軍歌みたいな感じもするんだけど、そのコロンとした感触が意外にアルバムに馴染む。日本だったらどううだろう、軍歌とか歌謡曲に馴染まない気がするしな
5. Lift Every Voice And Sing
スムースに、静寂の中で燃ゆす魂とでも言うのか、まるでインストと言うか、音で感じさせてくれるバランス感


6. The Battle Hymn Of The Republic
ビービーの低域が徐々に輪郭を描き、僅かな叩きや女性コーラスが安心感を与えてくれる。アルバムの流れに抑揚、4曲目まではぶっ飛んでないかな
7. God Bless America
有名曲だけあって、聴かせ方はだいぶ気合!徐々にもり立てると言うか、サビっていって良いのか、高域の訴求は素晴らしく。なんでアメリカの歌は、こんなにもメロディアスに響くのだろう
8. You're A Grand Old Flag
コーラスの突き上げる感じが甘酸っぱいというか、、一直線過ぎて、ホーンの感じなんかも、教科書に載ってそうなぐんぐんエネルギー
9. America The Beautiful
Whitney Houston なんかもCDS C/W で歌ってたり、ここではR&B風にアレンジ。唯一って感じで。でも、ビートが前半後半で変化し、味わい深く
10. Ultimate Sacrifice
これはアメリカってテーマよりも、犠牲者に捧ぐ、アメリカらしいメッセージが詰った曲。現代版、ストレートな"Hero" みたいな曲


10曲・32分程、ここまでコンセプト纏めてきた作品も珍しく、かと言ってヒットするわけでもないんだろうけど、彼のアメリカへの思いだったり、その後のポジションの明確化には繋がってるような。短いアルバムだけど、さくっと、でもシンプルに濃い作品と思います。愛国心を示し、自身や周りを鼓舞する、素晴らしいです。

<過去レビュー>
BeBe & CeCe Winans
1988年 Heaven
1991年 Different Lifestyles
1993年 First Christmas
2009年 Still

BeBe Winans
1997年 Thank You
2000年 Love and Freedom
2001年 Coming Back Home (Remixes ft. Brian McKnight & Joe)
2002年 Live And Up Close
2003年 My Christmas Prayer
2005年 Dream

America America
Bebe Winans
Razor & Tie
2012-06-19

R.I.P. Edwin Hawkins / Let Us Go Into The House Of The Lord (by Northern California State Youth Choir) (1969)‎

R-5032245-1441819216-5725_jpegあまりにも有名なゴスペル曲"O Happy Day" の生みの親、エドウィン・ホーキンスが2018年1月15日、74歳で逝去されました。70年代なんかは結構精力的に作品をリリース。今回追悼で取り上げるアルバムはオリジナル作で、エドウィン自身が監修を務め、ノーザン・カリフォルニア・ステイト・ユア・コアが務めるもの。オリジナルのリイシューはあまり進んでないのでベストで濁すことが多いシンガーとなっちゃってますが、本曲を聴くためにも敢えてオリジナルを取り上げます。Buddah から1968年リリースされ、1969年にリイシュー。しかーし、オリジナルは未だかつて未CD化なんでしょうか。

A1. Let Us Go Into The House Of The Lord
2分少々、ゾクゾクする感触もあり、ゴスペルの真髄を感じさせるオープニング


A2. Jesus, Lover Of My Soul
薄っすら幕開け、朝を切り拓き、恋や愛や、平和や美しさ、溌剌さも徐々に盛り立てて、人間の底はかとなく掻き立てられる自然さが、なんだろ、気持ち良いところでトドメてくれる感じなんだよね


A3. To My Father's House
リードは Elaine Kelly 担当、すごく揺れるオバハン、味わい。ポップに乗れど、なんか日本の青春映画のテーマソングなんかにもメロディ調に聞こえる、でも確かにゴスペルだし
A4. I'm Going Through
パワー有るリードで、まるで"Amazing Grace" の如く、昇天する魂を憂うように、オルガンと生身に迫真
B1. Oh Happy Day
天使にラヴソングを2でも有名、Aretha Franklin だってカヴァー。本当に有名な曲だけど、誕生したのは正に彼の有志によって。Dorothy Combs Morrison なる男性リード。展開が見事だな、だいぶ昔の録音だけど躍動が詰まってる。リード自身は淡々、でもクワイアをもり立てる全体感が素晴らしい


B2. I Heard The Voice Of Jesus
Donald Cashmere, Rueben Franklin, Trumaine Davis が滑らかに脱力感に、バカラック曲みたいな中をやんわりと進行。これもゴスペルとブラックの間で作られてたという、結構緻密に深い6分
B3. Early In The Morning
Betty Watson リードで、いかにも昔の録音のゴスペルという感じなんだけど、パワーもリズムも元祖!合唱以上にスピリチュアル、アドリブも多めに、とにかくルーツの放ちが凄い
B4. Joy, Joy
Ruth Lyons, Trumaine Davis リード担当で、スローに涙をさそうような締めくくり。一言一言に重みがある、詰まってる!ゆるくタイトル連呼、興味深いストーリーの展開


8曲・37分、完全ゴスペル作。名演、名曲の誕生も多く、リイシューでは色々と曲が散りばめられ今でも評価。アルバムの流れで敢えて感じることはエドウィン自身が、今で言うKirk Franklin のように全く歌わずも、世界観を仕上げていく生進行にゾクゾクしました。これは正式な形式でオフィシャル化してほしいかもな。エドウィンの功績に感謝し、彼はもう完全名曲を遺した素晴らしき音楽家だったと、感謝!!


Gladys Knight / Many Different Roads (1998)

51S-KIwVz-L新年一発目、今年も毎日とは言わずなんですが、きまぐれにレビューしたい時にレビューするスタンスを当面キープしていきたいと思います。昨年からの音楽環境で変わったことは、CDラックを引っ越しとともに撤去して、CDの多くを売ったり(いちお全部データ化)、あとは残しておくCDもコンパクト収納ケースにしまって倉庫に保管する始末。今までにないスピードで、デジタルで音源を聴く環境になってしまいました。それでメリットもあって、アマゾンなんかではプライム会員の無料音源だけでなく、アンリミテッド会員なるものが登場したため、更に驚く程のアルバムやら曲が聴けるようになって、益々単一アーティストのアルバムなんぞフィジカルで買うこと相当に減るんだろうなぁと。元々iTunes でダウンロードすることはすっ飛ばしてCDにこだわってて、それでCD買わない勢い強まって、ブログを続けてて、でもネタ切れてきてた昨年、アンリミテッドのおかげか、またアルバムを色々聴ける喜び急進中!昨年11月いよいよ観れたグラディス・ナイトのレビューからスタートします。本作は実は持ってなかったのですが、前作から4年振りソロ5作目、POPチャートは逃しGospel 21位と本チャートへは初ランクイン。アルバム自体も、アルバムタイトルにあるようなMany Roads という正にゴスペル想起のレーベルより。

1. Mercy´s Arms
初のゴスペル傾倒を念じ聴くオープニング、ストリングスと、切なすぎるスロウなバラード仕立てに、シリアスな引き出しを更に感じる意表さ。当時は結構ライヴでも歌われてた模様。解き放たれた安らぎ、力は抜け、不思議な表情の曲


2. Open Up Your Eyes
ストーリーのように流れ、やや復調のミディアムスロー。徐々にゴスペルさは出てきたなぁと、コーラスはR&Bとクワイアの中間って印象。打ち込み系トラックのおかげか、世俗感も残しつつ
3. Precious Lord
出だしの語りはやや長めに、クラシカルな名曲をスロウで。力量が試されつつも、直球にゴスペルに仕掛けて来た、アドリブも楽しいグラディス流儀
4. Everybody
軽やかに、アコースティックでのミディアムスロー、しっぽり涼しげに。コーラスと、どこか懐かしさのある哀愁、淡い景色が浮かぶよう
5. Mr. Love
暗闇突破の光が見えるようなドラマティックさが美しい、ヴォーカルは並ママなんだけど、音の動きが結構にダイナミックで惹かれる
6. What Would I Do Without You (Interlude)
2分程のインタールード、グラディスも揺れつつ、ほっとできるようなクワイアの卒ない入り
7. He Never Will
後半スタート、バンドと教会で、臨場感が素敵。ソウルさもあり、どこかアダコンぽさもあり、でも神への感謝なんかも伝う安定のバラード
8. Jesus' Love Is Like A River
波の音からスタート、こういった音の仕掛けが本作はなかなかの旨み。冬から春へ、流れ行くヴォーカルのうねり、抑揚、基軸にあるのは優しさや決意といった感じかな
9. Good Morning Heavenly Father
日常の煌めきというか、穏やかさに包まれるような曲。ヴォーカルは、だいぶ過去に戻ったような腹式ありつつ、感謝や憂い、クワイアの圧あって説得感増し
10. Many Different Roads
タイトル曲、王道の歌い上げバラード。心に沁みる、そして彼女の包容感をもって、壮大な仕上りに


11. With A Smile
前曲の流れを受けつつ、どこか最後細部に訴えかけるような小さな曲に仕上がってます。ピアノと即興風というか、徐々にストリングスも混じって美しさに磨き
12. Saints Madley (Just A Little Talk With Jesus, By And By, When The Saints Go Marching In)
驚きの音の変化、完全インディソウル風な音というか、ポップにフェスタという感じのゴスペルメドレー、クワイアと共に本場の体現とでもいう感じかな
13. Worship You (Interlude)
ラストは、クロージングの2分のインタールード、しっとり歌いつつ、重みも持ちつつ、美しく総仕上げ

13曲・53分、個人的には流れや音に注目して聴き入れたアルバム。この作品を取っ掛かりに、グラディスは何作かゴスペル作をリリースしていくことになるけど、高域に強かったり、シャウト系に特化しているわけではないシンガーとして極めるゴスペル作は癒やしにも繋がるなぁと再認識。何より人情みたいなものが歌そのものに溢れてるのが魅力!

<過去レビュー>
1967年 Everybody Needs Love
1971年 If I Were Your Woman
1973年 Imagination
1973年 Neither One Of Us
1973年 Claudine (OST)
1978年 Miss Gladys Knight
1982年 The Special Time Of The Yera
1983年 Visions
1985年 Life
1989年 The Christmas Album
1994年 Just For You
2001年 At Last
2006年 Before Me
2011年 I Who Have Nothing (Remixes)
2013年* Visions (Deluxe Edition)
2013年 Life (Deluxe Edition)
2013年 Another Journey
2017年 【LIVE】 An Evening with Kupferberg Center of The Arts

Many Different Roads
Gladys Knight
Mca
1999-06-15

メニィ・ディフェラント・ロード
グラディス・ナイト
MCAビクター
1999-08-18

Mighty Clouds of Joy / Best of Mighty Clouds of Joy (1967)

51TwZ1TZjNL東日本大震災から6年が経って、個人的にはCyndi Lauper 2012年の来日公演をWOWOWで観て、もう感動したっきりだったんですが、今日は改めて気持ちを癒すアルバムないかなぁと捜してて、ゴスペルを何か聴きたいかなぁと。昨年亡くなったジョー・リゴーン在籍だった、マイティ・クラウズ・オブ・ジョイの中でも自分が一番愛聴していたベスト盤を。これ、パート2もあるようで、案外重宝されているアルバムなのかも。元々彼らのCD化ってあんまり進んでないので、個人的には彼らを聴く時には毎度これを取り出してました。

と、聴く前に調べなおしてたらCDこそ、1990年代に出てましたが、元は1967年に発売されてたLPベストが、そのままベストとしてリリースされていたようです。

1. Family Circle
ほのぼのするクラップに、オルガンがゆったりと。リードはやはり迫力の喉、油断なき力勝負


2. Ain't Got Long Here
声の迫力だけで進行する、スピリチュアル且つソウル溢れたドゥーワップみたいなゴスペル。なんか、コーラスはメロウキュンなんだけど、リードが爆発しまくり
3. None But the Righteous
なんか、微睡みのコーラスと、メロディ難解に完全に教会の説法のようにリードをシャウト延々と繰り広げる、恐ろしい程のパワー
4. Bright Side
アルバム中、最も長尺7分半、しっかり掛け合いから展開していく、正に本場の温度がそのまんまに詰まってる。息遣いだったり、アドリブ、あとは周りの熱だったり、興奮します


5. Glory Hallelujah
ご機嫌に、気持ちよく、そして円陣を組んで展開するようなチームワーク、それでもはみ出たパワー絶大
6. Nearer to Thee
音の感じが違うなぁと思ったら、鉄琴の効果なのかな。いつもは、泥臭い音、正に教会に馴染む音が多いけど、どこか邪気を鎮めてくれるような印象
7. I'll Go (Pt. 2)
ベストにはパート2収録、パート1ってのもありますが。声をじっくり響かせて、遠くに放つようなコーラス、リードは文句なしにパワー溢れたままに


8. A Friend in Jesus
コーラスまでが迫力あるキンキンヴォーカルにて躍起になっているのは、彼らのグループとしての魅力・迫力
9. Nobody Can Turn Me Around
だいぶ録音状況はアナログ、こういった流れが1枚で堪能できるのはベストならではの楽しみ。だいぶオールディーズ感をもったソウル、ほのぼの
10. He's Able
ブルース調に、リードは張り裂けずに、案外染みるように歌うのは他と異なる面白さ。他の楽器が案外綺麗に滲み出ているように聴けるのもポイント
11. Swing Low, Sweet Chariot
スロウながらも、シャウトに、コーラスの意気もしっかりはみ出て、彼らならではの力強さが溢れるラスト

11曲・37分、1960年代の曲が中心かな、さくっとしてて、その一方で1曲入魂みたいなのはすさまじく、人間の力をどこまでも詰め込むような各曲の息吹にこそ驚異。サウンドこそ、当時ならではの地味な感じではあるけど、どこまでも曲にメッセージを込め、声の操作でここまで3Dになっていくんだなぁと、改めて素に楽しめました。

<過去レビュー>
1980年 Cloudburst

Best of Mighty Clouds of Joy
Mighty Clouds of Joy
Mca Special Products
2007-06-05

Best of
Mighty Clouds of Joy
Mca Special Products
1995-01-01

Best of 2
Mighty Clouds of Joy
Mca Special Products
1995-01-01

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