スモーキー・ロビンソン、ミラクルス時代にはクリスマス作品はあったけど、ソロではキャリア初!それもアマゾン・オリジナルというストリーミングorダウンロード形式のみでのリリース。もう、これが有ったから入っちゃいましたよ、アマゾン・アンリミテッド(まだ無料期間だけど)。昨日のパティの新作もこれで聴けてしまったので、なんか得のような、益々定額の世の中。さて、ジャケットはオールディーズな仕様だけど、今のスモーキーが詰まってるはず、結構フィーチャリングも多いのが興味津々。1. Santa Claus Is Coming to Town (ft. Trombone Shorty)
意外なウキウキなスモーキー、とにかく楽しそうに歌ってるし、なによりまだまだ元気そう。ファルセット調にもこうして新たに声が聴けてニンマリ
2. This Christmas
お馴染みな具合での歌唱、全部最新録音なんだろうか。でも、すごく美しい雰囲気に、淡いふわりしたヴォーカルとの相性素敵です
3. The Christmas Song
とにかくしっとり、それでいてコーラスだったりサウンドの温かみが嬉しい。彼をしっかりサポートする形式で彼の個性が活きてる
4. White Christmas
サルサアレンジのホワイト・クリスマス、ブギーは彼のご機嫌ステップを想起させてくれるようで、ワクワク
5. Silent Night (ft. Mindi Abair)
彼をサポートする布陣がいいんですよね、ゆったりグルーヴ、古くもないし、今の空気を閉じ込めてくれてて。セクシーにも感じるほど、未だメロウ健在で進化してるようにも。クワイアが時折出てきて萌え
6. The Night That Baby Was Born
独特な低域サウンドに根ざしたスロウ、これぞオールディーズ感なんだけどサウンドが新しいので、彼が時空を超えて表現している気がして不思議
7. Please Come Home for Christmas
大人のクリスマス、彼らしさを保持しながら、流れるように紳士的なサウンド、堂々たる着地点にて
8. Christmas Everyday (ft. Us the Duo)
タイトル曲、クリスマス色とソウルをブレンドした、これぞ彼に期待したい感じの音だなぁと。サックスが入ったりミディアムスローだけど、ご機嫌
9. You're My Present (ft. the Dap Kings)
"The Tracks of My Tears" を想起させるバラード、しんみり。でもコーラスは豪快な女性たちが渦のように、全体的に時代錯誤に嬉しくなる選曲
10. O Holy Night (ft. Take 6)
ラストはタケロクによる層の厚いコーラスを元に、アカペラサウンドにてスモーキーが柔らかなヴォーカルを披露、素敵なクローズだと思います
10曲・35分、大御所がまだまだこういった作品にトライすることに悶絶です。TV出演もしてるみたいだし、彼の活動が知れるとともに今後にも注目したいです。これにて、今シーズンラストのクリスマスアルバムになりました。2017年は14枚クリスマス作を取り上げましたが(これで198枚)、今後レビューはあくまでも不定期にお届けしたいと思っています。
<過去レビュー>
1963年 The Miracles Doin' Mickey's Monkey & The Miracles
1970年 The Season For Miracles & The Miracles
1974年 Pure Smokey
1975年 Quiet Smokey
1977年 Big Time
1979年 Where There's Smoke
2009年 Time Flies When You're Having Fun
2014年 Smokey & Friends


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