SOUL FOOD, SOUL LIFE

【ほぼ毎日“R&B/SOUL”のCD全曲レビュー】Aretha Franklin の来日祈願と、YO-SUKE の日常備忘録も

* INDEX - C

Coldplay / Kaleidoscope EP (2017)

220px-Kaleidoscope_(EP)コールド・プレイ、2015年にリリースされた7th A Head Full of Dreams は個人的にも凄くハマって(レビューしてない事に今回気づく…)、昨年4月の東京ドーム公演はホント楽しかったなぁと回想するわけですが、"Adventure of a Lifetime" "Hymn for the Weekend" "Up & Up" "A Head Full of Dreams" "Everglow" と5曲ものモンスターヒットを排出し、同年6月には今回取り上げるEPがリリースされているではないですか。それもデジタルだけではなく、きちんとCDでも(アルバムチャートPOP15位を記録)。何より手に取りたくなったのは未発表曲があるとかじゃなくて、4曲目の東京ドームライヴでの音源を含んでいること、粋過ぎる!!そんでもって、今回はあの時の感動と興奮を胸に、敢えて本作を取り上げてみることに!

1. All I Can Think About Is You
不思議な空気感、こういったシリアスなんだけど引き延ばして延々、独特の世界観に仕上げるの上手いなぁと、惹き込まれる。後半、血管がブチ切れるように盛り上がりを見せて、豪快なロックスタジアムモードに

2. Miracles (Someone Special) (with Big Sean)
アルバムのボートラとは異なる、ビッグショーンを招いた別ヴァージョン。彼ららしいサウンド、ちょっと篭ってるけど、サラっとラップ入れたり、アメリカ多種なコラボ相性良いなぁと


3. A L I E N S
アニメ的なリリックビデオ用意するなど、彼らのプロモも上手い。ちょっとシリアスにウネっとしてるのに、ヴォーカルはどこか安泰に冷静というか


4. Something Just Like This (Tokyo Remix)
これ、PVは若干編集あるけど、映像見たら更に鳥肌。個人的に、この曲のリリックビデオはヘビロテだったし、これでChainsmokers とか凄くすきになって"Paris" とかもハマったし。改めて、東京でのテイクを採用してくれたこと、東京の感動が詰まってること、歓声含め臨場感がヤバイ


5. Hypnotised
完遂、全曲PVあるし、リリックビデオだけど。いやー、こういうの大事だね。今や曲に映像イメージ化、凄く記憶に浸透する。あれ、これ聴いたことある。なんだろ、ライヴかな?凄く良い、自然と融合、嬉しい音源


5曲・25分程。彼らのプロモーションだったり、EPで小細工仕掛けて、それもイヤミがないし。発見あれ、感動あれ、こういうのって大御所っていうか、まだまだ攻めてるバンド、それも引きの部分も持ってるわけだし、凄いなぁと思える。この短さなら何度でも心に注入したくなるし。久々にEPでこんな充実作と出会えたなぁと。

<過去レビュー>
2014年 Ghost Stories
2017年 Live at Tokyo Dome

Kaleidoscope Ep
Coldplay
Wb / Parlophone
2017-08-04


Craig David / The Time Is Now (2018)

81ylBF9ugHL__SL1500_クレイグ・デヴィッド、デビュー作が世界的大ヒットし、その後2nd, 3rdもそれなりに、でも4thあたりから陰りをみせつつも、前作6thで再ブレイク(UK1位はデビュー作以来)!既にその時に今回の7th早期リリースを発表してましたが、若干押したものの、それでも1年4ヶ月というスパンで放たれ、UK2位を記録。今回はR&Bをベースにしつつも、トロピカルハウス?気になる。クレイグ自身が6時ちょうどをお知らせするアルバム、スタート。

1. Magic
声は、全盛期の張りだなぁと。堂々と節々をピッチ良く決めてくる辺り、聴き心地が最高。メロディもわかりやすく、彼の声にフィットするし、幾分速めに続々と展開するリリックも健在、掴みまくり
2. Heartline
1stシングル、既に9月には発表されてましたが、結構探り探りな音を元に惹きつける魅惑。声が楽器と化して目まぐるしい展開、ぼーっとした音でさえ喧騒に変えてしまう凄テク

3. Brand New
なんだか、昔のクレイグが戻ってきた印象だなぁ。前作はコラボなんかも絡めながら、結構模索してたけど、今回はどっしり直線、直球。メロディも曲がらず平坦なのにインパクトというか、強靭に
4. Going On
しっとりな音序盤、でもサルサというか、高速眩しく、ラップというか、なんだろ、どこまでも奥行いっぱいな曲無限ループ、擬似連状態
5. Love Me Like It's Yesterday
曲調は代わり可愛らしく、でも小ネタ入れまくりの高速歌唱で隙無い状態にて、圧巻にサビはダンストラックと化す、どうにも揺れ動きすぎなハイパー。声の爽やかさも、どこまでも余裕にて
6. For the Gram
まるでリアーナが歌いそうな、けだるそうな楽曲。はっちゃけ部、クレイグらしからぬ声質にて響く、挑戦枠。後半、出ました超高速リリック!待ってました。それも独創な充満、凄いテクニックの応酬にて驚異
7. Get Involved (ft. JP Cooper)
ちょっとオリエンタルな印象の中、不可思議な世界観を追求し、クレイグの個性を押しすぎずも、客演も入れて、フンニャリした感触
8. I Know You (ft. Bastille)
2ndシングル、ドラムが重く響く中、男性ヴォーカルがもっさり、そして共同で歌われるシーンは独特の奏でになって盛り上がりと言うか、素敵な助走に


9. Live in the Moment (ft. GoldLink)
R&B的なサウンド、ちょいオールディーズ感もあって、ステップが好きだなぁ。ただ、敢えて篭った作風も興味深く
10. Love Will Come Around
並びが良いね、クラシカルにポップなバウンス、個性よりもノリを重視している感じで、前半の構えた感じではなく、こういうのをバランス良く配置
11. Somebody Like Me (ft. AJ Tracey)
まだまだ続く、落ち着きモード。ゆったりしてるけど、音や声の重ねなど緩みなし。キリキリマイな声質も病みつき、中毒性
12. Focus
完全ハウス、女性ヴォーカルの入れ方がUKチックだし、今のアメリカのダンスチャートなんかにも普通に入ってきそうな感じで、プチビッチでクール!

<Bonus>
13. Reload (ft. Chase & Status)
ちょっと複雑にスパイラルする中で、脱出を試みるかのような音に制覇されたゲームのよう。だいぶ光線飛びまくり、音楽というよりも不測の攻撃というか


14. Talk to Me
優しい交わし、たしかにアルバム本編では存在感は薄めかも。秋心地というか、後半T-pain 風ヴォーカル入れど、しれーっと毒性薄めに進行。声の感じは、初期にも近い健やかさもあれ
15. Talk to Me Pt. II (ft. Ella Mai)
言い過ぎBeyonce みたいなヴォーカルを招いて、堂々たる進行。曲自体は前曲から続いた感じなので地味だけど、なんか探りながら次への展望待ちって感じも

通常盤は12曲・38分半、ボートラ3曲追加で49分に。国内盤のみ、更に3曲(アコースティックヴァージョン2曲含む)追加で計60分弱(未だに国内盤の威力が凄い、外タレ日本の市場をフィジカルとして重視しているってことなのかな)。本編は相当にぶっ飛んでて、後半多少力量落としつつもクオリティ半端なかったし、個人的には前作よりも流れ的に聞きやすいし、色々とクレイグの技量がつぎ込まれている感じがして安定感を感じました。

<過去レビュー>
2000年 Born To Do It
2002年 Slicker Than Your Average
2005年 The Story Goes
2007年 Trust Me
2008年 Insomnia (Remixes)
2009年 Springroove 2009 Craig David, TLC, Akon, T-Pain, John Legend etc
2010年 Signed Sealed Delivered
2016年 Following My Intuition

タイム・イズ・ナウ
クレイグ・デイヴィッド
SMJ
2018-01-31

タイム・イズ・ナウ
クレイグ・デイヴィッド
SMJ
2018-01-31

Chaka Khan ft. B. & DJ Sidney Perry / I Love Myself (Remixes) (2017)

51Cmv6RQTbL__AA256_R-10510835-1498934685-5786_jpegチャカ・カーン名義では、"It's Not Over" くらい以来の超久々なんじゃないかな。色々創作意欲だったり、リリースの話題は出てたのになかなか渋ってて、今回ジャケは微妙なががら2種類のリリースにて、デジタル限定にて。チャートアクションは無さそうだけど、まだまだ健在に楽しみながら挑戦し続けるチャカ、脱帽です。

<Official>
1. I Love Myself
PVだと、"Through The Fire" をアカペラ配してスタートする、粋の良さ。オリジナルは、チャカのウネリみたいなのが埋めいてて、結構聴き応え。まるでPrince と関わった時のように深いし、でもアドリブは70年代のクールさがあったり、多重コーラスはトドメの凄み


2. I Love Myself (Alternate Mix)
別ミックス、あくまでもR&Bとシリアスポップを混ぜたように、彼女の心の奥の叫びをギリギリのところで押し込めた感あるかな

<Remixes>
1. I Love Myself (Qubonix Main Mix)
7分超、結構シンプルなハウストラックになってるけど、ヴォーカルパートは結構急ぎ足な感じでオリジナルとは全然異なる印象に。でも、"Never Miss The Water" みたいな仕上りに近いかも


2. I Love Myself (Qubonix Main Mix / Radio Edit)
前曲を半分にしたエディット、じらしは あんまり無くて、オリジナルを駆け出していくようにして終了。でも、改めて彼女って昔から全然声質落ちないなぁと感心
3. I Love Myself (Sid's Speakerbox Mix)
ちょっぴりダブっぽい7分、粛々と音は進行するけど、ただただ破壊力のあるチャカのヴォーカルが豪快に突き進む

リミックス集は3曲・18分だけど、オリジナルはいずれも4分弱。個人的にはリミックス集から興味を持った新曲だったけけど、PV含めオリジナルの深さにヤラレマシタ。今なお、こういったチャカの引き出しを広げて、でも旧来ファンをも喜ばせてくれる仕上りは流石だなぁと思いました。

<過去レビュー>
1975年 Rufus ft. Chaka Khan Rufus with Chaka Khan
1978年 Street Player Rufus with Chaka Khan
1978年 Chaka
1979年 Masterjam Rufus with Chaka Khan
1980年 Naughty
1984年 I Feel For You
1988年 CK
1989年 Life Is A Dance
1992年 Love You All My Lifetime (Remixes)
1996年 Epiphany: The Best of Chaka Khan, Vol. 1
1996年 Never Miss The Water ft. Me'Shell Ndegeochello
1998年 Come 2 My House
2000年 All Good? (Remixes) with De La Soul
2003年 Get My Party On (Remixes) with Shaggy
2007年 Funk This
2008年 Live
2011年 S.O.U.L.
2012年 Alive
2012年 ニューオーリンズ5日目 -ESSENCE MUSIC FESTIVAL 2012, 3rd Day (part.2)-
2013年 It's Not Over ft. LaCrae
2013年 It's Not Over (Remixes)




Charlie Wilson ft. Pitbull / Good Time (Remixes) (2017)

61zdjF2V1OL__SS500チャーリー・ウィルソンほど、R&Bの帝王と思えないほどに、衰えること無くリリースを躍起に頻繁に出しまくるシンガーも珍しいと思います。今回紹介するのは、正直驚いたダンスミックス集。日本で例えるなら、鈴木雅之や玉置浩二あたりが新曲で若手と組んでダンスリミックス集をリリースしちゃうような状態。ま、ピットブルとの相性は良いものの、新進気鋭のクリエイターと組んで、斬新に打ち出しちゃうのは例外的に評価。2年振り8作目In It to Win It からの2ndシングル、ダンスヒットしたかは不明ですが。

1. Good Time (Moto Blanco Remix)
Mary J. Blige など、R&Bシンガーとの相性も良いモト・ブランコとのタッグ、チャーリーのR&Bを剥がして、猛進ヴォーカルに変化させヘヴィに。チャーリー60代と思えないくらいに、渋いんだけどクール過ぎる疾走感ヤバ


2. Good Time (Lenno Remix)
"Celebration" サンプリングでパーティ感、抑え気味の音なんだけど、どうにも楽しくなっちゃいます。ちょいダブっぽいけど、チャーリーのヴォーカルも随所存在感
3. Good Time (DJ KO Remix)
結構バシバシと荒っぽく、BPM早くしても結構収まりの良いヴォーカルってのは判明、低音まで凄いきれいにハマってるし、フィルターがかった高音もクール
4. Good Time (Kmltoe Remix)
変則的に近年のEDMにも即したような、もうチャーリーがトランシー、ピットブルのラップも高速になって、もうごった煮
5. Good Time (Humby & Keith B Remix)
ちょい、こねくり回しながらハイウェイ疾走パターン、音も抑揚、もうDJにしばかれるパターンのように、サビの料理も多量



5曲・18分、フルはなさげのエディット集ながら、他にもリミックス音源は有るようで、この曲はかなり実験台にされてますね。TVでもライヴでもしっかり披露されている辺り、自信作と見ました。チャーリーの曲がここまで色々と羽ばたくのは個人的興味強化。ま、ダウンロード限定ですが、まだまだ遊びココロたっぷり、惹かれちゃいます。

<過去レビュー>
Charlie Wilson
2000年 Bridging the Gap
2008年 Uncle Charlie
2010年 Just Charlie
2013年 Love Charlie
2015年 Forever Charlie

Pitbull
2011年 Planet Pit
2011年 Gime Me Everything (Remixes) ft. Ne-Yo, Afrojack & Nayer
2012年 Global Warming


Chante Moore / Christmas Back to You (2017)

815sqNjIzGL__SL1500_個人的にシャンテ・ムーアは、今でも聴きたくなる初期の名盤A Love Supreme, Exposed の印象と、今は別れてしまったケニー・ラティモアとのデュエット作数枚の印象。どれも歌力があって好きなんだけど、2013年以来 4年ぶりとなる新作を9月末にリリースしたと思ったら、1ヶ月ちょっとのスパンで今度は初となるクリスマス作をリリース。元々オーソドックスなスタイルは結構披露してきたけど、単品原点回帰にて、今の彼女がどんなムンムンを伝えてくれるか注目だったりします。

1. The Christmas Song
案外しっぽりしたクリスマス、オーソドックス。直球緩やかに、しっとり聴かせてくれる正統派ぶり、ちょっと意外だったかも
2. Cover Me In Snow
急転、PVの美しさとも異なるような、まるでJanet Jackson の隙間風のようなヴォーカルを薄っすら重ねて、そしてリードは彼女らしいうねる独特声、揺れがたまらない、今のR&Bに切り込んでほしいくらいの魔力あり


3. Santa Don't Sleigh
鈴の音あれ、結構オリジナリティを極めてるクリスマスソングで攻めてる。ライムもなかなか、ヒップホップ強めに、こういうのは若者に響けばいい線いきそう、Tamar Braxton 的にメディア使用必要かな
4. Christmas Time in L.A.
これも攻めてる、ちょいファンク、80年代要素もあれ、リズム具合は今にも受けそうだし、コーラスとの入れ混み具合もかなりはっちゃけてる、そつなく色々な音楽性、タマランですよ
5. Please Come Home For Christmas
ゆったりオールディーズ感に、声のトッポさ、シンセで先端行っても、ピアノの真摯な感じだったり、コーラスのカントリー風まで、これまた要素が色々汲まれてて巧み
6. Christmas Back To You
これを聴いて即時思ったのが、どっしりした部分の多くがDonna Summer に近づいているなぁと、似てるんですよ。こんなに存在感出てきたかぁと、スロウにこぶし、どんどん厚みがたまらないニンマリ


7. Have Yourself A Merry Little Christmas
ワンテンポ遅れまくりの、おなじみカヴァー。結構、爽快に演奏され、しんなりとした曲調もたまらない魅力、エモーショナルに高音も
8. Birthday
神への感謝、アメリカならではのクリスマスアルバムへの挟み。そーっと、そして神聖なる印象でスムースに進行、上質
9. Every Day's Like Christmas
心からクリスマスの喜びを表現するように、昔のトキメキを再現するように、彼女の高音がキラキラしてて、コーラスも音もうまい具合にサポートしてる
10. Merry Christmas Baby
変化球な揺れ、一風ジャズな感じで、ほんわか憂う気持ちよさ。結構難しい進行だけど、モノにしてる、終盤テクの魅せつけ
11. Silent Night
おとなしめに進行すると思いきやの流れに、後半痛快に飛ばすヴォーカル、その力と上手さに脱帽、もう素晴らしいシンガーすぎます

11曲・40分ほど、彼女の今を詰め込んできた作品。全体では非常に纏まって飽きも無いのに、こんなにしっぽり技を詰め込んできたのも、未だに彼女がモチベーションも喉も保ってるからだろうなぁ。クウリエイティブさも、まだまだ落ちてないし、彼女の今年の創作発揮には驚かされるものがあります。そして未だ衰えぬ美貌、さらにアルバムにこだわってしっかり伝える気持ちがあることが、ズキュンと注入されました!

<過去レビュー>
1995年 This Time
1996年 A Love Supreme
2000年 Exposed
2003年 Moore Is Moore
2003年 Things That Lovers Do & Kenny Lattimore
2006年 Uncovered & Kenny Lattimore
2006年 Covered & Kenny Lattimore

Christmas Back To You
Chante Moore
Cm7 Records
2017-11-03

Visitor

    Search in this blog
    Categories
    Archives
    Website for Aretha's Fans
    アレサ・フランクリン・ファンサイト
    Profile

    YO-SUKE

    Every Day MOBILE!!
    QRコード無料作成

    Twitter
    Blog Ranking
    にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへにほんブログ村 音楽ブログ ブラックミュージックへにほんブログ村 音楽ブログへ
    是非、クリックにご協力ください!  
    Comment