SOUL FOOD, SOUL LIFE

【ほぼ毎日“R&B/SOUL”のCD全曲レビュー】Aretha Franklin の来日祈願と、YO-SUKE の日常備忘録も

* INDEX - E

Earth Wind & Fire / Holiday (2014)

710x4KrQEkL__SL1500_アース・ウィンド&ファイヤーが2014年、R&Bにおいて最も話題とした彼ら初のクリスマス作で、何ともR&B19位・Holiday8位と上位を記録!今のところ、彼らにとって最新の作品になります。今年アースにとって重要なリードシンガーMaurice White を亡くしてしまったという事件は大きかったです。でも、本作はそんなモーリスも参加する大事な作品だったりします!

1. Joy to the World
出だしから、彼らのファンクモードを忘れじ。洗練度も上がっているかのよう。クールなステップ、刻み。クワイア加わって、だいぶ表情は豊か。John Legend のような現行ネオソウル交じり、かなりアレンジの効いたハピネス・ゴスペル


2. Happy Seasons
アース勢揃いに書き下ろし、うきうき軽快なファンクR&B。甘茶キュンキュンにリードが利いてるし、これを冒頭ら辺りに持ってきてヒットさせる剛腕、もう旧来ファンも相当歓喜
3. Oh Come All Ye Faithful
これは、案外に普通にオッサンの悲壮まじりに真っすぐ歌われ、アースっぽさは皆無かも。冬にはぴったりのアコースティック風
4. Winter Wonderland
聴いたことないウィンター・ワンダーランド、タメも多いけど、相当にハイパーに節々にリリック詰め込んで、オリジナル感を壊して、でも涼しげに進んでいく。コーラス、語り入れたり、いやー、テクニカルな走り


5. What Child Is This?
素敵な纏まり、合わさった声楽。彼らがこういうクロスオーヴァーに広がりのあるポップスタンダードに徹するのも面白かったり
6. Away In a Manger
クリスマススタンダードの発揮部、柔らかに、温く、彼ららしさのハーモニーは詰まってる。キュンキュンしちゃうのは彼らの突っ張りトドメ
7. The Little Drummer Boy
でもかなり地味に終わってしまう感じかな、結構普通な印象。アルバム中盤、ちょっとこなしのパート
8. Every Day Is Like Christmas
躊躇いながらの、クリスマスっぽくないアレンジ。ちょっと声は撚れてるけど、これはこれで今の彼らの味。ジャズな魅力が興味深く
9. The First Noel
曲の力もあるのか、高原広がる中の冷たさ、嬉しさ、活力が詰まっているよう。真に歌いつつも、王道でありながらも、前2曲からの流れが良いなぁ
10. Sleigh Ride
4曲目にも近い遊んだ、跳ねたアレンジ。ヴォーカルもワウワウしてて、ホーンは基礎な彼ら。物足りなさもあるんだけど、結構凝ってるなぁ、求められてるものを解しながらの進行
11. Snow
なんと日本の伝統曲“雪やこんこん”のカヴァーで、ラップを加えて、ほぼ日本のファンへのサービス曲。だって、日本語も入ってるし、「ゆーきーや コンコン、あられーやコンコン、ぅふーてわー、ぅふーてわー、わだふりやまぬ」みたいな感じ、はっきり発音できてません(笑)。日本人以外はどう思うか?女性コーラスの日本作詞歌、まるでスキャットマンのプッチンプリン聴いてる気分


12. Jingle Bell Rock
笑い飛ばしておくれよ、って感じで、軽いタッチのジングルベル・ロック。ラップ入れたり、コーラス入れたり、彼らならではの味発揮しまくり
13. December
確かに、これは反則というよりは、彼ら鉄板に企画盤に花添えセルフカヴァー。クリスマスヴァージョンにちょっとなってます、ヴォーカルも物足りない部分あれ、収まりはバッチシ、掴み最高


13曲・47分、アースにしかできないクリスマス作、最高の状態で登場です!ヴォーカル云々言い過ぎたけど、それもしっぽり曲も混ざってるけど、やっぱ、スタンダードとの相性も、そして料理の仕方も、まだまだ進行形だなぁと。日本人なら11曲目を楽しみましょう。個人的には4曲目が好きかな、13曲目は反則!w

<過去レビュー>
1975年 That's The Way Of The World
1976年 Spirit
1977年 All 'N All
1979年 I Am
1983年 Powerlight
1985年 Maurice White Maurice White
1996年 Avatar (another title : In The Name of Love)
1999年 Remix 2000※1回目
1999年 Remix 2000※2回目
2002年 Soul Source: Remixes
2003年 The Promise

HOLIDAY
Wind & Fire Earth
Legacy Recordings
2014-10-14

ホリデイ
アース・ウインド&ファイアー
SMJ
2014-11-05

Holiday
Wind & Fire Earth
SONY MUSIC
2014-10-26


Etta James / 12 Songs of Christmas (1998)

61jKPNxjAuLエタ・ジェームス、キャリア40年近くでリリースされた初のクリスマスアルバム。ポップに笑顔なエタも、60‐70年代のソウルを経て踏まえると有り得ない感じがする垢抜けさ。ただ、2000年代にはシリアスにクールなブルースでかっ飛ばし、その後痴呆症と闘い、亡くなることを考えれば、何とも絶妙なタイミングでリリースしてくれていた企画アルバム。決して商業的な成功は無かったけど、評価し支え続けてた周囲の人たちはほんと多くいたんだろうなぁと。

1. Winter Wonderland
とにかく渋い、ブルースパワーを秘めたまんまに低域で歌い飛ばす。音はシンプル、歌を低く盛り立てる、エタにしか表現できないクリスマスが始まった、ワクワク


2. Jingle Bells
さらに渋くも、きっとワクワクしてる。大らかに突き飛ばすようなジングル!演奏もジャジーに軽快に跳ねてて、程よい盛り上がり。エタのヴォーカル、コンディション良いのか結構自由に踊ってる


3. This Time Of Year
前半からアッパーだったり、渋かったり、色味の変化が面白い。とにかくスロウジャム、圧倒的な余裕な構え。演奏に任せつつ、タバコ・酒嗜んで、歌から離れちゃってる情景が浮かぶ。あんま歌のパート少ないし。後半歌再びで、じっとりと濃く歌唱


4. Merry Chriatmas Baby
エタに合う曲、しなやかに、でも灰汁があって強く。Elvis Presley "Heartbreak Hotel" くらい濃い、迸る感じで、なんか男勝りで格好良い!
5. Have Yourself A Merry Little Christmas
スロウに、味が強い。音はしなやかなピアノ1本なんだけど、獅子が喉から瞬時出たりもするほどに、人生ブルースになってるクリスマス
6. Santa Claus Is Comming To Town
軽快にサンタ登場、安心した。おどけムードが、エタの個性バリバリで楽しい。正統派じゃなくて、完全に年季の入ったソウル・ブルース


7. White Christmas
白っぽいクリスマスも、皮肉に敢えてのブルージークリスマス。音を楽しみながら、プカプカしながら、彼女の度量でどこまでも、酔ってるのか分からない感じで浸り


8. The Christmas Song
さらに、キリキリと、しゃべるように歌う、往年さたっぷりのスロウ。音は滑らかなんだけど、声が入って個性で充満する、メロウなんだけど、酒臭いクリスマスに感じる
9. The Little Drummer Boy
淡々としてて面白味は薄いマーチ風なんだけど、巻き舌で絶えず、ラパパパーンってのは、もう安定感で笑えるというか
10. Silent Night
しっぽり、クラシカルなR&Bバラードにも感じる。傷を癒す戦士というか、個人的にはEric Clapton のようなサウンドに、なんか心が締め付けられるような、静かな音なのに不思議に風が吹き抜ける感じで
11. Joy To The World
とにかく、もろびとこぞりて、というか、もう完全にフリースタイル。音符もリズムも無いかのように、とにかく自由に歌をこぼしているようで、神領域
12. O Holy Night
湿り気200%の暗さたっぷりのシンミリ。低域だけで、どこまでも悲しさの表現になってる。ラストに相応しいというよりも、とどめの一撃

12曲、63分のボリューム。とにかくエタにしかできない表現で詰まったクリスマスアルバム。ここまで濃いディープな歌唱のクリスマス作品って久々だったかも、相当稀!ジャケットにあるようなポップさではなく、もう奥底すんごい所に行きついてのブルースが溢れてました。いやー、これは子供と聴いちゃダメです。ちょっとワケあり、だったり敢えてマニアックに堪能するシーンにて。

<過去レビュー>
1961年 At Last
1961年 The Second Time Around
1965年 Queen of Soul
1968年 Tell Mama
1973年 Etta James
1974年 Come A Little Closer
1976年 Etta Is Betta Than Evvah!
1978年 Deep In The Night
1997年 Love's Been Rough On Me
2001年 Tell Mama (Bonus)
2003年 Let's Roll
2011年 The Dreamer
2012年 Live at Montreux 1975-1993 (Blu-Ray)


12 Song of Christmas
Etta James
RCA Victor
1998-10-13

12 Songs of Christmas
Etta James
Bmg Special Product
2005-08-29

12 Songs of Christmas
Etta James
Lifestyles
2013-06-25

Emanon (Aloe Blacc & Exile) / DYSTOPIA (2016)

0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e55-250x250Avicii "Wake Me Up" での参加や、Elton John "Your Song" 大胆サンプリングでの大ヒット"The Man" (オバマさんも好きな曲に入れてたし) でも一躍有名になったアロー・ブラックが、アメリカのDJエグザイル(あの集団ではないよ)と組んだエマノン、彼らのアルバムが全曲試聴可能になってたので、早速。アローはこういう路線に行くってのはチャレンジングな感じがします。というか遡ると、確かにアローは既に40代中盤の超遅咲きでしたが、これは1999年から続くプロジェクトのようで、既に5作目、とは言えかなりブランク相手11年振り。彼ってこういうプロジェクト参加がキャリアでもかなり多いことを今になって知りました。

1. Make It Over
ジャジーにディープに、ラップ中心に奏でられるシンプルな作品。ブラック文化の奥底儚く表現されるようで素敵
2. Aloe Be Thy Name
曲自体はエミネムっぽいのかな、キラキラしつつも、ミドルにぐんぐん進行する、新しさよりも、実直なヒップホップって感じかな
3. Come One Come All (ft. CashUs King Aka Co$$)
なんかアローさは益々無いんだけど、フィーチャー効果もあってかフックは効いてる。あとは、ちょっと不穏な
感じで泥っぽさがあって、味はある
4. Shine Your Light
音がテクニカルに結構格好良い、ラップは過度にはっちゃけてるけど、浮遊する感じだったりドラマティックにシャラランと酸っぱく進行する感じとか聴いてて染みる
5. Forgive Us
ラップは変らずも、裏でかわされるというか、ホワワーと幻想的に歌われるコーラスというか子供の声というか、不思議な融合
6. Yesterday (ft. Blu)
ラップと、ピアノの流れるようなループ、そしてアレンジに、独特のグルーヴ感を。DJも活躍の音をうまく平準化しているよう
7. Monetary Murder
これは、かなりはっちゃけな音で格好良い!ラップも息抜く隙無い感じの進行。もう、この全体を楽しんでる感じかな
8. Death Is Fair
ダークにも、こういうテーマをラップで敢えて御破算にしている感じも。裏のコーラスの、淡泊な感じが合う
9. What Does It Take
女性コーラスとの愛称はなかなか、でもシリアスに奏でるのが定番のようで。音は、案外レーザー光線のように放ってる
10. The E.N.D.
5曲目にも近い讃美歌のようなコーラスを裏に、でも明るみのフルートだったり、でもリズムは暗めで、ラップで開拓。ラストの終わり方はかなり斬新


10曲・36分程。正直全体では難しい音を生みだしてるデュオ。これはEP2枚組扱いで、しっかりした作品は来年出るようで、この時代においても、色々メディア有形無形とわず色々試しているなぁと。アローと思って聴くとケガします。ちょい残念です。完全にDJに引っぱられて、R&Bさも何も感じれない、正にラップアルバムでした。

<過去レビュー>
2014年 Life Your Spirit Aloe Blacc

Etta James / Queen of Soul (1965)

81NfOeV7rhL__SL1200_1960年のデビュー以来、既に6作目となるオリジナルアルバムは案外2年ほどのブランクを空けてリリース、その名も“ソウルの女王”…まだAretha Franklin がシーンに出ていない時期、正にその頃のエタは、ブルースというよりも、パンチの効いたソウルの女王。しかしながら、1967年にあっという間にアレサがシーンを揺るがすと、エタはあっという間に縮こまっていったというか。ただ、なんだろ、彼女のアルバムってシングルヒットの割に全くチャートに出てこない。だからか、本作のリイシューもひっそり。しかしながらUKの老舗 Kent Soul がやってくれました!2012年、ボートラを実に13曲も追加しまくってリリースされているので、ソウルファンには嬉しいところ。

1. Bobby Is His Name
3rdシングルB面。しんみりしたオープニング、なんか切なさがたまらない。叫びまで悲しさ帯びてる、ソウルの女王とて、泣きを表現か。やるせないコーラスも良い味


2. I Wish Someone Would Care
どこか悲しさを纏った感じで突き進まざるを得ないような、重たさも大きい。なんか深い、苦しい、そういう不幸も背負った感じが彼女には似合う
3. That Man Belongs Back Here With Me
2ndシングルB面。ホーンだったり、おどけた歌い方だったり、探りながらも全体でホンワカした空気を生みだしてて新鮮
4. Somewhere Out There
包容もあれ、結構伸びやかに、荒げるように歌われていて、ご機嫌さは爽快に。ジャズを脱皮して、完全に歌謡ソウルへの向かい。でも、あっちゅー間にフェードアウト
5. Breaking Point
2ndシングル。ジャンプナンバー、こういうので凄みは分かると思うんだけど、ドスたっぷりに、歌い飛ばしてて、最高にグルーヴィ、声の圧が素晴らしき


6. Flight 101
曲名の洗練さとは異なり、しっぽりソウル。どっぷり染みわたるような、低域をぐいぐい惹きたてていくいく、ディープなスロウバラード
7. Loving You More Every Day
1stシングル、R&B7位・POP65位を記録。彼女のど根性具合が、メロウなサウンドに乗って、相当なソウルに変身。コーラスも乗ってるなぁと、あと音のバランスが最適、演奏もセクシーだし


8. Do Right
軽快なリズム、ロックなんかも似合いそうなぐらいに、サイケに格好良い!崩しだったり、喉からの振り絞りだったり、ホーンやドラムなんかが相当柔和に
9. I Worry About You
誠実なソウル、スロウにも上質感たっぷり、コーラスの健やかさ・古臭さが好きかな。ストリングス入って、エタなりの素敵さ演出さ、ドスは薄めに高らかに
10. Mellow Fellow
3rdシングル。掴みは難しくも、それまでに無い感じで、猛進。ラップなのか、歌なのか、彼女解釈で歌を次々発明している感じで驚異


<Bonus>
11. You Got Me Where You Want Me
ここから悩みましたが…一応さらっと聴いていきますw ボートラ13曲も…レビュー泣かせ。ポップにホーンも淡々と、ゆったり楽しめる
12. Only Time Will Tell
喉を掻き鳴らしながら歌いっぷり激しく、音は慎ましい感じなのに、このギャップから生まれるソウル
13. Pushover
軽快に楽しく、ファンキーに堂々と、でも彼女の安定した感じが聴きやすさに。曲としての纏まりもなかなか
14. You Can't Talk To A Fool
ゆったりしたバラード、彼女はこういう涼やかなサウンドも似合うよなぁ、女性コーラスの古さは否めないけど案外好き
15. Would It Make Any Difference To You
しっとりと、美しさを誇るバラード。中低域が中心で、リリックも丁寧に歌われ、収まりが良い
16. Stop The Wedding
凄いタイトル、なんか荒れ狂うというより、実に飄々と刹那を表現するようで、曲との向き合い方が興味深い
17. How Do You Speak To An Angel
薄っすらな演奏にも、彼女が歌うと相当な圧が生じて、ダイナミックスさが生まれる。そこには感情の振れ幅もすてきに激しく
18. Be Honest With Me
録音時期が急に古くなった感じはするかな、このオールディーズ感は好きだな、安泰。戦後の平和って感じ
19. Pay Back
アイドルが歌ってもおかしくなさそうな感じ、ただ、豪快に推し進めて新たな気づき、魅力。ほんわかさも一部のみ、基本声の魅力
20. Lover Man (Oh, Where Can You Be)
ジャズっぽさが魅惑、はみ出ちゃうとソウルになるから、幾分抑えた感じも、敢えて本作ボートラに収録されるスレスレかな
21. Two Sides (To Every Story)
程好いテンポで、乗ってくるとエタは相当に楽しく、コーラスまで乗ってくる。展開が読める、その分エタの乗りはかなり重要だなぁと
22. Tomorrow Night
乾いた感じだけど、清々しさ、決意。音は健やかなんだけど、どんどん深みにはめてくれるエタの魔力
23. I Can't Hold It In Anymore
丁寧に歌われ、しっかりリリックが響く。締めくくり、素晴らしく心地よい流れ、選曲ナイス!

10曲・29分、ボートラが実に13曲も追加され、40分も追加され、約70分近くのボリュームに!!改めて、エタ=ソウルというか、1965年時点で、他のシンガーがやってないことを最前線で突き進んでいたことを証明する作品。ほんと地に足つけて、しっかり彼女のルーツを届けてくれたなぁと思います。女性ソウルがまだ台頭していない頃なので、改めて貴重だなぁと。

<過去レビュー>
1961年 At Last
1961年 The Second Time Around
1968年 Tell Mama
1973年 Etta James
1974年 Come A Little Closer
1976年 Etta Is Betta Than Evvah!
1978年 Deep In The Night
1997年 Love's Been Rough On Me
2001年 Tell Mama (Bonus)
2003年 Let's Roll
2011年 The Dreamer
2012年 Live at Montreux 1975-1993 (Blu-Ray)

クイーン・オブ・ソウル
エタ・ジェイムス
ユニバーサル ミュージック
2014-08-27

Queen of Soul
Etta James
Kent Records UK
2012-06-05

Earth Wind & Fire / Powerlight (1983)

51zXCauc8WL__SL160_アース・ウィンド・アンド・ファイヤー、1年4ヶ月振りとなる通算12作目、R&B4位・POP12位を記録。ジャケは相変わらずな感じなんだけど、シングル1曲の大ヒットって感じだったからか、あんまり印象が無かったなぁと。前作までが恐らくパンチの効いた曲を筆頭に繰り広げる感じだったと思うんですよね。80年代中盤になって、ファンクを残しつつ、色々と音にこだわって制作継続されたのが本作かな。

1. Fall In Love With You
1stシングル、R&B4位・POP17位・Dance31位を記録。Best R&B vocal performance by A Duo or group グラミーノミネート曲。出だし1分程、シンセで遊びまくって、ようやく始まるヴォーカルは低域に、だいぶドライに、今までと異なる生み出し方。ジャンル分けしにくいかな、ゆったりしてるけど らしさを詰め込みつつ、ご機嫌なムード


2. Spread Your Love
3rdシングル、R&B57位を記録。アカペラコーラスからスタート、Maurice White のヴォーカルがより宙に広がっていくような上乗せ。ファンクだけど、だいぶテクノなんかも交えて、挑戦してるのは分かるけど、小細工が薄い方が聴きやすかったかも


3. Side By Side
2ndシングル、R&B15位・POP76位を記録。静か目にスタート、その後ビートも加わるけど全体的に抑え目の曲。ほんわか加減、抽象的に浮き上がるような音、後半ヴォーカルも芯が立つけど、全体ではゆらり


4. Straight From The Heart
Philip Bailey, Freddie Washington 作参加のバラード、ファルセットにてキュンキュンを与えること精一杯に。でも、新しさは薄かったかも、今までのアースぽさを引き連れた定番。終盤全く関係ない音を30秒別途入れてくる辺りは面白い仕掛け
5. The Speed of Love
B面開始、エッジ効いて、でも新たな感覚も潜んでて、薄っすらファンクの楽しみ。低域、さらには中高域、ファルセットと音色豊かに、グルーヴィに
6. Freedom of Choice
個人的に好きな、ダンクラ路線。ヴォーカルのファルセットがPrince との勝負みたいにも感じるんだけど(声が似せてるような)。キュンキュンさせながら、時代の切りこみ
7. Something Special
だいぶ調子が変わって、真摯なR&B路線に。声もストレートにジェントルに、中盤から彼の大らかなヴォーカルで世界観は広がっていく、起承転結がしっかりしてるなぁと
8. Hearts To Heart
70年代ファンク回帰、楽しく歌い飛ばして、音も快調に。ライヴ用なのか、クールダウン部あれ、基本彼らの演奏との意気の健在を堅持
9. Miracles
安らぎのバラード、ゴスペルぽさあれ、賛美歌って感じにも。祈りだったり、美しさだったり、涼やかに届ける別格

9曲・41分超、全体的にチャレンジでうずうずしているような作品かなぁと。まだ進行中ってところが、微妙な位置付けだったのかも。ただ、アースブランドを残しつつ、見事に趣向を凝らした構成は楽しかったです。当時、他のアーティストなどにも押されつつ、インパクト勝負みたいなところも若干でだしてるのかなぁとは思ったけど、前作までのポップさでないところで攻めてたのが難解部。

<過去レビュー>
1975年 That's The Way Of The World
1976年 Spirit
1977年 All 'N All
1979年 I Am
1985年 Maurice White Maurice White
1996年 Avatar (another title : In The Name of Love)
1999年 Remix 2000※1回目
1999年 Remix 2000※2回目
2002年 Soul Source: Remixes
2003年 The Promise

Powerlight
Earth Wind & Fire
Sbme Special Mkts.
2008-03-01

Raise!/Powerlight
Wind & Fire Earth
Beat Goes On
2010-04-01

アース・ウィンド&ファイアー
ソニー・ミュージックレコーズ
1996-09-21

Earth Wind & Fire
Import
2000-01-01

創世記
アース・ウィンド&ファイアー
Sony Music Direct
2004-09-01

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