SOUL FOOD, SOUL LIFE

【ほぼ毎日“R&B/SOUL”のCD全曲レビュー】Aretha Franklin の来日祈願と、YO-SUKE の日常備忘録も

* INDEX - L

Luther Vandross / Live at Radio City Music Hall 2003 (Expanded 20th Anniversary Edition - The Last Concert) (2023)

230120-lvandross-radiocityルーサー・ヴァンドロスが亡くなって18年、本アルバムレビューしてなかった…。ほんと大好きなアルバムで、アレサを初めて見た年2003年に、彼はこれがラストコンサートとなってしまった…。この2年半後亡くなってしまい、ベスト等は色々出てはいたけど、オリジナル含め復刻やデラックスエディションなんかは何も出てなかったのが実情。一部リミックス公開とか、編集版とかはあったけど、今回はルーサーが亡くなってから、"Love, Luther" というオールタイムベスト以来の太っ腹企画だと思います。オリジナルライヴと比べても、曲順も違ったことがわかるし、今回ジャケット下部にはTHE LAST CONCERT という文字が追加され、ダウンロードとストリーミングのみで、2月10日にリリースとなりました。正に当時のライヴ日に近いヴァレンタイン企画。

1. Power of Love / Love Power (new track)
これが1曲目だったか!ゴスペルタッチの序章から、なんという会場の熱狂よ!淑やかに、ハッピーにオリジナルに忠実に。7分超の大作にて披露
2. Happy Valentine's Day (spoken word)
ベテランのやさしさ、王道、そしてユニークさをもって、
3. Never Too Much (original tr.1)
当時のライヴアルバム1曲目、あの出だしの完成は疑似的に歓声を繋げてたことが判明。デビューシングル、そしていつになっても古臭くならないエヴァーグリーン
4. Work It/ Here and Now (spoken word)
トークを繋ぎながら、イントロも繋げながら、でも一部はライヴ音源としても既出な部分もあったけど、だいぶ彼のファンキーなパートが多く出てて、逆に涙な1分超
5. Here And Now (original tr.2)
もうこれは鉄板ラヴソング、しっとり染み入ります
6. Going Out Of My Head (new track)
ライヴ序盤はこういう趣向があったことは好感、柔らかく、もう風に乗って流れるように
7. Stop To Love (original tr.6)
バラードが多い彼だから、こういうテンポアップの曲はアゲ、でも根底はふわり余裕のタップ
8. Love Won’t Let Me Wait (original tr.4)
ジャジーに、ここからの流れは秀逸、大人なムード
9. Any Day Now (new track)
当時のCD1枚に収めるには漏れたけど、素敵すぎるスロウ。低域から高域の温かさまで旨味
10. A House Is Not A Home (original tr.10)
当時のライヴ作では終盤の締めになってけど、中盤のハイライトだったとは。10分超のルーサー劇場
11. I’d Rather (original tr.9)
ようやくアルバムからの曲を、最初30秒のスポークンワードも追加され、新たに嬉しく聴けます、会場の熱気とルーサーの喜びもたまらない


12. Take You Out (original tr.3)
当時のヒットシングル、アダコンR&Bとして余裕のムーディ、たまらん
13. Say It Now (new track)
2001年Luther Vandross アルバム曲、これを披露してたか!コーラスとの響き、ライヴならではの聴こえにゾクゾク
14. Superstar (original tr.5)
アルバム一長編の13分近くのバラード、突き抜けてます、これは全部ライヴで聴けた人がうらやましすぎる
15. Band Introduction (spoken word and music including :30 of “I Believe”)
ここは7分近くバンド紹介やら、70年代西海岸風コーラスの歌唱やら
16. Intro to “Glow Of Love” (spoken word)
1分また余裕のMC
17. Glow Of Love (original tr.11)
これがラスト曲出なかったという、この流れもワウワウ
18. Encore (spoken word)
ここからアンコールMC2分、会場との地元感がやばい
19. If Only For One Night (original tr.7)
ラスト2曲はしっとりバラード、病みつきとどめの真摯な人間味
20. Creepin’ (original tr.8)
美しい旋律に、技術に、ほんわか

オリジナルは11曲・75分半でしたが、今回はMC5トラック、ニューリリース音源4曲追加で111分の収録。彼はまだ当時50歳とか、惜しまれる。とにかく素晴らしいブラックコンテンポラリー界の重鎮であり、まだまだ現役だったことがわかる。記録であり、当時のアメリカンミュージックのすばらしさを拡張版で楽しませてくれます。これはほんと今年のリピになるなぁと思って、超久々に、下手くそになってますがレビューをさっくり書きました。

<過去レビュー>
1976年 Luther *group Luther
1977年 This Close To You *group Luther
1979年 New York City Band *New York City Band with Luther Vandross
1980年 Never Too Much
1982年 Forever, For Always, For Love
1985年 The Night I Fell In Love
1986年 Give Me The Reason
1988年 Any Love
1989年 Live at Webley DVD
1991年 Power of Love
1991年 The Rush
1991年 The Best Remixes
1991年 May Christmas Bring You Hapiness
1993年 Never Let Me Go
1993年 Heaven Knows
1994年 Endless Love with Mariah Carey
1994年 Songs
1994年 Always and Forever - An Evening of Songs (Live at Royal Albert Hall)
1995年 The Best Thing In Life Are Free Janet Jackson with BBD & Ralph Tresvant
1995年 Ain't No Stoppin' Us Now
1995年 Greates HIts 1981-1995
1995年 This Is Christmas
1996年 Your Secret Love (Remixes)
1996年 Your Secret Love
1996年 I Can Make It better
1997年 One Night With You : The Best of Love
1997年 Love Don't Love You Anymore
1998年 I Know
1998年 I Know (Remixes)
2001年 Luther Vandross
2001年 Take You Out (Remixes)
2001年 Can Heaven Wait (Remixes)
2001年 Home For Christmas
2002年 I'd Rather
2003年 Dance with My Father
2005年 So Amazing: All Star Tribute Luther Vandross *V.A.
2006年 Forever for Always for Luther vol.2 *V.A.
2006年 Shine
2006年 Ultimate Luther Vandross
2007年 Love Luther
2008年 All The Hits DVD
2010年 Essential Mixes
2012年 Hidden Gems
2012年 The Classic Christmas Albums
番外編 Instrumentals (1981-2007)




2003 Live at Radio City
Vandross, Luther
Arista

2003-11-03

Live Radio City Music Hall 2003
Luther Vandross
Sbme Special Mkts.
2003-10-28

La Bouche / All Mixed-Up (1997)

41AQFQW4J3Lラ・ブーシュ、ノスタルジックにも好きなデュオでした。今まで取り上げてはなかったですが、一定期間だけだけど、ほんと曲と声がシンプルに好きで、確かオリジナル作の方はマメに聴いてなかったけど、ノリという面で本CDは本当よく聴きました、確か地元の中古屋で型落ちで安く買ったなぁと。今調べると国内盤も出てたくらいなので、それなりに日本でもヒットしてたと推察。最近アマゾンアンリミテッドを使いまくってますが、これがヒットして、再リピしまくり!女性ヴォーカルは、2001年に亡くなってたみたいですが、最近もヴォーカルを変えて新ヴァージョンとか新作とか、グループ自体は存続しているようですね。さてさて、本作は1994年のデビューシングルから1996年までのシングルリミックスが中心、ちょっと安っぽいジャケで、完全ユーロビートだけど、いやー、今なお個人的には鮮明度たっぷり。ジムランニンングで活躍です。

1. Be My Lover (Club Mix)
彼らの2ndシングル、Billboard POP6位・Dance1位を記録。彼女のハスキーにも分厚く艶もあるヴォーカルがたまらないし、2 Unlimited のような男女デュオ、当時のラップとか、メロディラインとかベタに鉄板、サビのララララララーイラーが病みつき


2. Fallin' In Love (Soul Solution Vocal Dub)
1975年Hamilton, Joe Frank & Reynolds カヴァー、3rdシングルとてDance3位を記録。ダブとなってるけど、普通にクラブミックス、でも音は抑えめかな。演歌調にも踏ん張るヴォーカル部多く、気合曲
3. Sweet Dreams (Spike Mix)
デビュー曲、POP13位・Dance3位を記録。個人的に、またまた当時流行ってたScactman John なんかをリミックスしてたスパイクによる、若干エッジの尖ったミックスで彼ららしさは削げてるけど、シンセの迫り上がり具合は好きかな


4. Forget Me Nots (Club Mix)
1982年Patrice Rushen カヴァー、個人的には2005年だっけな、Kirk Franklin "Looking For You" でのサンプリングが超ハマったけど、ここではその平坦にもクールなダンスミックス、案外飛ばし聴きしてたかも、涼やかに良い


5. Be My Lover (Spike Mix)
3曲目と同じリミキサーだけど、癖がそのままに、なんかオリジナルの盛り上がりは少なめ。ただ、ダンスよりも、ポップダンスという感じの仕上がりかな
6. Fallin' In Love (Full Harmony Club Mix)
2曲目とは大きく異なり、R&B調。彼らがふわりと細やかに、すごく美しく映えてる。結構歯切れ良いヴォーカルに、夏を感じるようなベースラインなど、好きだなぁ


7. I Love To Love (Club Mix)
4thシングル、当時ならではのピコピコしたシンセが面白い。なんかヴォーカルがピコピコに打ち消される感じだけど、当時では進化したユーロダンス


8. Tonight Is The Night (Le Click: Dance Mix)
これはアルバム曲なんだか、でも貴重にも、これは 人気ありそう。盛り上がり部少ないけど、要素的にいろいろ網羅
9. Sweet Dreams (Stylin' Free Mix)
3曲目とは異なるミックス、ちょっぴり薄っぺらな印象?ただ、オリジナルを地味に疾走させてる
10. Megamix: Sweet Dreams/Fallin' In Love/Be My Lover/I Love To Love
フルだと10分とかあるんですかね、でもここに収録は凝縮4曲のシングルを詰め込んだメガミックス、正に上がりっぱなしの4分。これだけを連チャンで聴いても超最高スペクタボー


10曲・66分近く、同じようなタイプの曲が並ぶんだけど一貫性って意味で聴きやすいんだよね。さてさて、最近はブログ適当にしてましたが、ライヴも先月は行けず、Celine Dion 取ったのに出張でブッチ。あとは、ライヴは今月末Carla Thomas, まだ取ってないけどThe Impressions は行きたい!夏フェスは微妙に決めてない、ま、今後も気まぐれに更新いたします。

All Mixed Up
La Bouche
RCA
1996-12-17

ラ・ブーシュ
BMGビクター
1997-02-05

Leroy Hutson @ Billboard Live Tokyo (2018)

IMG_3840奇跡の来日、リロイ・ハトソン!なんとも御歳75歳にて初来日。個人的には1982年作をもって音楽のセカイから離れてしまったのか、それとも生きているかもわからなかった状態。でも、長らく音から離れては近年復活してたそうで、2014年以降のライヴの模様がYouTube で観れたんだけど、それはそれは悶絶!なんたって、元気なんですよ、声まで落ちてなく。

振り返ると、自分は大学生の時、今から20年近く前、Curtis Mayfield が亡くなる寸前くらいからカーティスにはまり、それからCDを集めるわ集めるわ。中でも国内限定でリリースされたノンストップCDが悶絶で、そこにはカーティスだけではなく、Curtom レーベル所属・The Impressions 後継のリロイの音源も繋がってて、それがまたスムースで気持ちかったんです。ただ、彼のアルバムは単体ではなかなかCD化されることなく、しっかりアルバムを聴けず、でも2010年代になってからようやく手頃に聴けるようになったなぁと。そしてですよ、ようやく彼が来日、もうワクワクすぎました。自分は5月5日の東京最終公演を選びましたが、3日のライヴが相当に好評すぎて期待は膨らむばかり。

Leroy Hutson (Vocals, Piano)
Gizelle Smith (Vocals)
Andre Espeut (Vocals)
Carl Hudson (Keyboards)
Paul Jobson (Keyboards)
Dave Ital (Guitar)
Derek Chai (Bass)
Jamie Anderson (Saxophone)
Nick Van Gelder (Drums, Percussion)
Kofi Kari Kari (Percussion)

IMG_3841見よ、このメンツ!UK産、コーラスは2名、中でもRuthless Day で日本デビュー(P-Vine)したばかりのジゼル・スミスまで、とにかく可愛くて、歌も堂々たる。そしてキーボードは2者。ギター、ベースに、サックス兼フルート(フルートがたまらないシカゴサウンド!)、ドラムも中央に、単独にパーカッションも荒ぶってた。

出だしからインスト長めにも、やっぱり轟く素敵なフォーエヴァーなサウンド、もうずっとニンマリ、久々にソウルでこんなにオーディエンスが盛り上がってるビルボード東京は久方。肝心のリロイは白い服に身を包み、足腰も安定、ほんとに75歳と疑うほど元気。個人的にはダウンタウンの松ちゃんに見えてました。声も素晴らしい、活きてる!ファルセットも、艶も、いやー、フリーソウル。バンドと共に幸せを届けてくれる。この日2ndステージとも思えない美しさ、エナジー。"All Because of You" "Lover’s Holiday"、いやー、感嘆。

IMG_3843ライヴは60分超、いろいろサービス精神も凄いし、彼を拝めてよかった。相変わらず呑んでしまったので、サイン会は並びませんでしたが、相当な方がCDやレコードを勝って並んでるのをみて、なんか愛されてるなぁと、一気に親近感も。今回カジュアルだったら7500円、安すぎる。自分は初めてメンバーズシートってとこでしたが、見やすかったです。ちょっとスタンドアップは結構悩む席だったけど、とにかく会場が幸せで溢れてました。初めてカートムサウンドに直に触れられたようで、まさかのCurtis Mayfield, Donny Hathawaay なんかをオーヴァーダブしているように観劇しました、感謝!

<過去レビュー>
1973年 Love Oh Love
1974年 The Man!
1975年 Huston
1978年 Closer to the Source
1982年 Paradise

ビルボードライブHPから、ライヴレポート
ビルボードライブHPから、予約サイト

Lalah Hathaway @ Blue Note Tokyo (2018)

lalah01レイラ・ハザウェイ、2018年ジャパンツアー。なんとも、4月9日(月)・10日(火)ブルーノート東京、11日(水)はお休みで、12日(木)ブルーノート名古屋、13日(金)梅田クラブクアトロ、14日(土)・15日(日)、7日中6日がライヴ、そしてブルーノートは1日2公演なので、6日で計11公演の、昔のソウルシンガーばりのスケジュール、普通なら喉が心配。個人的には彼女のライヴ初参戦、そして今月Lisa Fischer 以来12日ぶり、レイラのライヴは最終日の最終公演!週末だったこともあり、満員。満員の風景、素敵だなぁと。

大人の空間、19時開場、日曜なので変則時間。19:50には、前座風にキャストのDJ Spark によるソウルを中心としたDJメガミックスで会場を温め。なんか嬉しい演出!20:00過ぎ、暗転し、素敵な演奏。ベース、ドラム、オルガン兼キーボード、男性コーラス(兼ダンス?水ペットボトル渡しw)、そしてDJ、でレイラ。安泰に登場、自分はステージ前方見て左側端の自由席だったので、ちょうどレイラ登場を間近で!

もう初っ端から、低域のヴォーカル、溢れるというか、会話すると言うか、自然の発声。父ダニー・ハザウェイと似てる部分と、天性で異なる才能の融合というか、もう神秘に奏でられるヴォーカルに感嘆。既に49歳ということだけど、一見30歳くらいにも見える、これはジャケ写とかもそうだけど、ほんと初々しい。動きは、これは褒め言葉なんだけど、渡辺直美のような、顔芸だったり、どっぷり育まれる動きだったり。グルーヴ、彼女の染み付いた才能、どこまでも陶酔。日本何度も来てるかもだけど、日本語も自然、ソウルフル、ちょっと敬語がどう、とかはどうでも良くて、存在が圧巻。

lalah03lalah02"Angel" "A Song For You" "Forever, For Always, For Love" いやー、感激の連続。終盤、ラストナイトということもあり、トランペッターTOKUさんと、ラッパーZEEBRA までステージに登場、スキャット対決、もう驚異に満足、サービス凄い。ブルーノート2nd、実に90分、アンコール前に一旦袖へ、その際に「Thank You」って声掛けたら、めっちゃ愛くるしい感じでリフレクションしてくれた、もう最高、袖最高。

アンコール2曲、最後まで隙なし。とにかく、ステージ全体を見て聴いて楽しめる、ソウルもR&Bも、ジャズもゴスペルっぽさまで、ラップまで、いやー、超絶フリーソウル。彼女がグラミーに卒なく愛される、そしてそんな彼女を間近で見れる幸せ、日本びいき、素晴らしいなぁ。もう、彼女をこれからだけど、もっともっと聴いていくぞ!大ファンになりました。

<過去レビュー>
2015年 Live

Donny Hathaway
1970年 Donny Hathaway
1970年 Everything Is Everything
1972年 Live
1972年 Roberta Flack ft. Donny Hathaway
1972年 Come Back Charleston Blue (OST)
1973年 Extension of Love
1980年 In Performance
1990年 A Donny Hathaway Collection
2004年 These Songs for You Live

Lisa Fischer & Grand Baton @ Blue Note Tokyo (2018)

lisafischer02The Rolling Stones, Luther Vandross を支えた、そして愛されてきた孤高のバックシンガーの歌姫、リサ・フィッシャー、遂に観覧できることに。ブルーノート東京でのライヴは、Peabo Bryson & Deborah Cox 以来実に、個人的6年振り。作夏にブルーノート・ハワイにお邪魔しましたが、いやー、久々の空間にワクワクも絶好調。何より、ここ最近は、「ゴメンナサーイ、アイシテマース」のイントロで始まるグラミー獲得曲"How Can I Ease The Pain" ヘビロテ、もちろん唯一のソロアルバムも聴きまくり、更には最近のライヴ映像なんかも、神がかってて、ほんと期待は凄かった。2日連続のショー、整理番号は中盤だったけど、自由席前方取れてラッキー。

今回は、グランド・バトンなんるトリオ編成、ドラム(音頭)、ギター、ベース(だっけ?)の最小。自分は20:20開場、既にドデカハイボール2杯呑んできましたが、そっから女友達とワイン2本開けるラヴリーな夜が始まるわけですよ。入りはまぁまぁ、混んではないかな、平日ってのもありそう。21時、ライヴはスタート。後ろからバンドと共に。リサ、貫禄ある59歳、でも可愛らしいんだよね、魅惑。

1曲目から惹き込みが凄い、2つのマイクを操って、声が自然に溢れるというか、ビブラートでもなく、すっと出て、すーっと消えていく、でもブレスなく、ぴしっと決まる。もう悶絶というか、神の領域。凄く楽しんでるし、空間に浸透してるし。ストーンズの"I Can't Get No Satisfaction" スロウに、味わい深く。リサの曲はあまりやらないのかな、っていうくらいに、独特の世界感で繰り広げられるライヴはほんと悪女、魅惑。嬉しいことに観客席を歩いて、人懐っこく、でも どこにいても声の存在感と発し方は、もう天性すぎる。

lisafischer01lisafischer03lisafischer04The Carpenters "Superstar" からの、本人大ヒット曲までの流れるようなマッシュアップ、もう悶絶、気合入ったなぁ、こっちまで。2ndショーってのを忘れるくらい、まだまだパワーが凄いし。終盤酒のせいでよくわからなくなりましたが(笑)、とにかく感動した。また観たい、彼女はソロで輝く!だからこそバックコーラスで大物を光らせてきたなぁと。

観客にも居たけど、吉岡正晴さんレビューの前回の来日時のセットリストとも結構異なる。ライヴも色々と引き出しを用意してて、日本のニーズとも結構マッチするし、まだまだお元気な限りは、ぜひぜひ日本のファンを喜ばせてほしいなぁと切に感動でした!皆さん、次回来日時は是非、お見逃し無く。とにかく本格ですから。

<過去レビュー>
1991年 So Intense
1991年 Save Me (Remixes)
1991年 Glad To Be Alive with Teddy Pendergrass
2013年 バックコーラスの歌姫たち

So Intense
Lisa Fischer
Real Gone Music
2013-11-25

ソー・インテンス
リサ・フィッシャー
WEAミュージック
1991-05-25


バックコーラスの歌姫たち [DVD]
ミック・ジャガー
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
2014-07-09

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