レコード・デビューから52年、アルバムリリースは一切なかった彼の国内編集LPが発売されて39年、以来日本のソウルファンを喜ばしてくれて来た伝説の売れないソウルシンガー、スペンサー・ウィギンス(個人的には、O.V. Wright と被るところもあり)。2000年代にアルバムをリリースしたものの、ゴスペル傾倒となり、しかしながらAl Green, Candi Staton のソウルカムバックに感化されたかのように、遂に真髄ソウルを引っ提げて、御年75才の彼が初来日公演を果しました!スペンサー・ウィギンス ft. パーシー・ウィギンス & ホッジズ・ブラザーズ(Hi Rhythm Section)"Memphis Soul Spectacular"
約1年振りにビルボードライブ東京に足を運びましたが、久々の知人と会ったり、それ以外にも往年のソウルファンが集っていて、ちょっとした同窓会のようにも感じました。仕事上2ndステージを選んだんですが、1stステージが押したせいか(だいたいこうなるけど)、入場はちょっと制限気味。ただ、自分はビルボードのサイトで自由席もカジュアルも×になってから電話で購入したんですが、最後の1席って言われて自由席を。ただ、結構キャンセルも出るもんですね、今日並んで分かりましたが、結構後ろにもまだまだ人が居りました。
さてさて、ここ数日、結構彼の編集盤CD(アルバム)は聴いてたんですけど、更に2000年代のCDも持ってるんですが、今の彼についてはちょっとYouTube ではチェックしてたものの、どんなステージなのか、ほんと想像がつかず。21:30ライヴはスタート。白シルバーの恰幅良いジャケットで登場するは…ライヴ中盤で気づくのですが、この方がスペンサーと思ってました(汗)。JBのライヴでも、MCのことを遠目でJBと思って興奮してたら、JB、その後だいぶして出てきて、アチャーみたいな。今回もその展開。最初に出てきたのはPercy Wiggins (弟?)だったようで。こんな安定感ある75才いないもんな…とは感じてましたが。Al Green "Love And Hapiness" からスタートし、会場も盛り上がってましたが、自分は気づかず、でも、久々のビルボードライヴに酔ってました。
5-6曲歌ってからかなぁ、ステージ袖に突っ立ってるオッサンがいるわけですよ、かと言って、決して客は興奮にもならなかったんで、なんかの飛び入りか?みたいな感じ(勘所が悪い・・・)、そしたら、ようやくヨボヨボっとステージへ、紹介されると会場はテンションマックス。この瞬間はゾクゾクしたなぁ、色々良い裏切りがあって、でも、ステージでもあんまり前を見ずに、自分の世界で語り歌う感じで、独特。自分の音で聴いてた彼とはだいぶ違うし、見た目も違ったんだけど、インパクト、どっしりさ、更にはステージを観ないと分からない、かなりこねくり回す展開、もう「これでもかー」というくらいに同じサビを繰り返すサービス精神。つぶやき多めも、曲によって抑揚もったり、更には若手中心ながらホーンセクションの素晴らしさ、特にドラムが好きだったなぁ。オルガンとギターとベースは往年、凄い揺らめく。こうして、「日本」を選んでライヴをしてくれたことが何とも言えない嬉しさ。未だ現役だった事実から驚異なんだけど、まさか来日があるとは!更には、ほんと待ってたファンがいっぱいいたことなんかも加味して、ライヴはフル満足。また来年も来ちゃうのでは?自分は、そそくさ1時間半超終わったら帰ってしまったけど、CD買ったらサイン会もあったそうで、これは1stステージも同様なのかな?これから行く方は、そこまで要検討で。
<過去レビュー>
1977年 Soul City U.S.A
2010年 Feed The Flame : The Fame and XL Recordings

![フィード・ザ・フレイム:ザ・フェイム・アンド・XLレコーディングス [日本語解説付]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51O4Gma8xBL._SL80_.jpg)








