ジャクソンズ、3年8ヶ月ぶりとなるジャクソンズ名義5作目、R&B1位・POP4位を記録。何と言っても、Michael Jackcson がThriller で大ヒットを飛ばして1年8ヶ月後にリリースされ、マイコー自身も参加している話題状況。本作がラスト参加とはなりますが(5年後のジャクソンズ名義作にはマイコー未参加、以降出る出ると言われてる新作も30年近く出ないまま)、やはり本作は絶頂のマイコーが参加している点は逃せないでしょう。更には名義にて最高位、最高の売り上げとなる2プラチナを獲得!ちなみに、マイコーは1,2,4,5曲目でリードヴォーカル参加してます。
1. Torture
2ndシングル、R&B12位・POP17位・Dance9位を記録。Quincy Jones ではなく、Michael Jackson, Jackie Jackson pro. で進行するので、当時の洗練さってのは光ってる。ただ、ヴォーカルはマイコーが際立ちすぎなのが仕方ないのかな。ファンクから脱皮して、ポップシリアスみたいな感じになっててある種スリラーのロックさみたいのも広がってる
2. Wait
4thシングル。当時のアダコンを超えて、1980年代中盤ならではの疾走感あるポップ弾けまくり、自分流表現フットルースタイプ。残念にヴォーカルの旨みは並
3. One More Chance
マイコーが裁判沙汰の中リリースされたベストNember Ones からの先行シングルとは同名異曲。マイコー未参加だし。曲は滑らかにゆったりしてて、どこか虜になる柔らかさは溢れてたり
4. Be Not Always
マイコーの声から、しっとりフォークギターと送る、まるでヒット曲"Ben" みたいなしっぽりした曲、凄く染みる。一言一言が表現、素敵で
5. State of Shock (with Mick Jagger)
1stシングル、R&B3位・POP4位を記録。今回の注目がミック・ジャガーとの共演。ほぼマイコーとの2者デュエット・ロック!マイコーのUltimate Michael Jackson (4CD) にも収録されてたくらいなので、マイコーもヒストリーの中で大事な曲だったのはあきらか
6. We Can Change The World
ワールドって言葉が入るとマイコーに歌ってほしい気がしてしまう単純ですが、ここではおどけたミディアムポップにティト中心で進行。セクシーで、クールに、何気に当時のブラックエッセンス極めてる
7. The Hurt
絶えずファルセットのランディ、異色の攻める甘茶。聴いてるうちにマイコーにも近いような泣き部分を汲めてきて不思議な気分に
8. Body
3rdシングル、R&B39位・POP47位を記録。幾分"Don't Stop Till You Get Enough" みたいな仕上がりも、だいぶ軽く。ポップ過ぎて、音の意識以外は勿体無いかな
8曲・41分程。総じて、マイコーの話題性に尽きるものの、それを利用してかなり個性を色々駆使した作品に仕上がってると思います。ただ、8曲に収めるには、ちょっと纏めきれてない気がしました。きっと、マイコーもそんな時間が無い中参加したものの、結果残るメンバーで仕上げるには、追いつきたくても追いつけないものも多かったのか。ヒットしたものの話題性優先?重要な楽曲も多く収録されているので、これはアルバムの流れにこだわらずってところもあるかも。
<過去レビュー>
1976年 The Jacksons
1977年 Goin' Places
1978年 The Destiny
1980年 Triumph
1981年Live!
1989年 2300 Jackson Street
1989年 The Best Remixes
1992年 The Jacksons : American Dream
1. Torture
2ndシングル、R&B12位・POP17位・Dance9位を記録。Quincy Jones ではなく、Michael Jackson, Jackie Jackson pro. で進行するので、当時の洗練さってのは光ってる。ただ、ヴォーカルはマイコーが際立ちすぎなのが仕方ないのかな。ファンクから脱皮して、ポップシリアスみたいな感じになっててある種スリラーのロックさみたいのも広がってる
2. Wait
4thシングル。当時のアダコンを超えて、1980年代中盤ならではの疾走感あるポップ弾けまくり、自分流表現フットルースタイプ。残念にヴォーカルの旨みは並
3. One More Chance
マイコーが裁判沙汰の中リリースされたベストNember Ones からの先行シングルとは同名異曲。マイコー未参加だし。曲は滑らかにゆったりしてて、どこか虜になる柔らかさは溢れてたり
4. Be Not Always
マイコーの声から、しっとりフォークギターと送る、まるでヒット曲"Ben" みたいなしっぽりした曲、凄く染みる。一言一言が表現、素敵で
5. State of Shock (with Mick Jagger)
1stシングル、R&B3位・POP4位を記録。今回の注目がミック・ジャガーとの共演。ほぼマイコーとの2者デュエット・ロック!マイコーのUltimate Michael Jackson (4CD) にも収録されてたくらいなので、マイコーもヒストリーの中で大事な曲だったのはあきらか
6. We Can Change The World
ワールドって言葉が入るとマイコーに歌ってほしい気がしてしまう単純ですが、ここではおどけたミディアムポップにティト中心で進行。セクシーで、クールに、何気に当時のブラックエッセンス極めてる
7. The Hurt
絶えずファルセットのランディ、異色の攻める甘茶。聴いてるうちにマイコーにも近いような泣き部分を汲めてきて不思議な気分に
8. Body
3rdシングル、R&B39位・POP47位を記録。幾分"Don't Stop Till You Get Enough" みたいな仕上がりも、だいぶ軽く。ポップ過ぎて、音の意識以外は勿体無いかな
8曲・41分程。総じて、マイコーの話題性に尽きるものの、それを利用してかなり個性を色々駆使した作品に仕上がってると思います。ただ、8曲に収めるには、ちょっと纏めきれてない気がしました。きっと、マイコーもそんな時間が無い中参加したものの、結果残るメンバーで仕上げるには、追いつきたくても追いつけないものも多かったのか。ヒットしたものの話題性優先?重要な楽曲も多く収録されているので、これはアルバムの流れにこだわらずってところもあるかも。
<過去レビュー>
1976年 The Jacksons
1977年 Goin' Places
1978年 The Destiny
1980年 Triumph
1981年Live!
1989年 2300 Jackson Street
1989年 The Best Remixes
1992年 The Jacksons : American Dream