SOUL FOOD, SOUL LIFE

【ほぼ毎日“R&B/SOUL”のCD全曲レビュー】Aretha Franklin の来日祈願と、YO-SUKE の日常備忘録も

★Michael Jackson

Michael Jackson / Jackson 5 / Hiroshi Fujiwara & K.U.D.O. presents Remixes (2010)

51NyWRk4E5L__SL160_マイケルが亡くなって間もなく1年というタイミングで日本企画盤としてリリースされたリミックス盤。これまでも、世界的にだけでなく、国内限定にてジャクソン5、及び70年代前半までの音源を用いたリミックス集は結構リリースされていたわけで、二番煎じを感じていたのが正直なところ。また通常盤は税込2200円に対して、全ダブヴァージョンを収録したボーナスディスク付(初回生産限定)は税込2800円。そもそも、マイケルと関係なく、完全に藤原ヒロシ氏のテクを堪能するってことで、マイケル好きからすると趣向がそれてきてしまうのですが・・。一応、同時期にリリースされた日本企画のThe Supremes のリミックス盤なんかも気になってはいても購入に至らずというパターンが多いのですが、中古でだいぶ安くなってきたってことで(アマゾンなんかも安いけど自分は店頭で見つけました〜)、ようやく聴けることに。

1. We've Got A Good Thing Going
初期のマイケルを思ってしまうと、この最新リズムは違和感。それでも、レゲエ調で柔らかい仕上りで、オリジナルと全く異なる息吹に驚嘆。うまく肩の力を抜かれたような全体感、不思議にハマりました
2. Never Can Say Goodbye
浮遊する空間にて、デイドリーミングな仕上り。サウンドとマイケルの四方八方へ流れゆくヴォーカルのハマり、独特
3. All I Do Is Think of You
ちょっと成長したヴォーカル、大人が垣間見れるヴォーカルにてレゲエ調。なんか涼しげな進行なのに、なんかもっさりしてるのはテンポの問題かな
4. La La (Means I Love You)
レゲエ調だけど、ソウル回帰なサウンドもうまく散りばめられていて極みでした。恐らく、アカペラトラックのみを使わないことで、当時のコーラスや演奏もうまく交えているからかと
5. It's Great To Be Here
ヴォーカルがクリアで聴きやすい仕上り、これは時代錯誤あれど堂々たるフィット感。サンプリングの定番のループと併せて、ポップ性ナイス
6. Happy
ふわふわしてて、まるで通常の曲からヴォーカルを抜く努力をしたような味…なんか、曲としての成り立ちはどうだろ。。強引に現在寄りの曲にしてしまったようで、難しい解釈のソウル
7. Love Song
レゲエ調、こういうパターンが多いのも受け入れにくい所以。ただ、そういう曲調のものは大抵ソウルフィーリングを残しているのは救い、後半楽しげに展開するほのぼのエッセンスは個人的惹き
8. I'll Be There
レゲエ調、ヴォーカルのスピードに難有りかと。リミキサー的には楽しく施術なんだろうけど、まっさらな状態のファンとして聴いた際には、何か一辺倒
9. I Want You Back
アルバムの流れとしては違和感はないけど、単体だと別段。。。ソウルさは残りつつも、加工することで何が起きているのか、自分にはあんまり良く分からない感想です
10. With A Child's Heart
ソウル味そのままに、ただヴォーカルはアルバムに多く目立ったエコー多様で聴きにくいなぁと。音の煌めきと共に悪くないんだけど…

<Bonus>
11. Ben (HF Remix #3)
2曲目にも収録されてましたが、此処でHF氏単体ミックス。音遊びまっしぐら、原型関係無しにあれこれ音を挿入。この曲あって、このミックスで良いのかは微妙

本編10曲・42分程、ボートラ入れて46分。単にアカペラでなく、マルチテープのセッションデータをいじって良いというところにリミキサー心に火が付くのは面白い一方で、不要なくらいにエコーがかかっているようなヴォーカル仕様は個人的には耳触り。自分は未聴ながら、ダブディスクを聴いても恐らく聴きこむ産物には為らなかったんだろうなぁと憶測。これはレアだったり、リミキサー通には分かるのかもしれないけど、これを一般的に売っていくのは厳しいって印象を受けました。

 

HIROSHI FUJIWARA&K.U.D.O.PRESENTS MICHAEL JACKSON/JACKSON5 REMIXES(初回限定盤)HIROSHI FUJIWARA&K.U.D.O.PRESENTS MICHAEL JACKSON/JACKSON5 REMIXES(初回限定盤)
アーティスト:マイケル・ジャクソン
販売元:ユニバーサルインターナショナル
(2010-06-02)
販売元:Amazon.co.jp
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HIROSHI FUJIWARA&K.U.D.O.PRESENTS MICHAEL JACKSON/JACKSON5 REMIXESHIROSHI FUJIWARA&K.U.D.O.PRESENTS MICHAEL JACKSON/JACKSON5 REMIXES
アーティスト:ジャクソン5 マイケル・ジャクソン
販売元:ユニバーサルインターナショナル
(2010-06-02)
販売元:Amazon.co.jp
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Michael Jackson / Immortal (2011)

51LCxzF51QL__SL160_61AnA9qrTML__SL160_シルクドゥソレイユのマイケルヴァージョンからのサントラ。完全最新ミックスとして蘇った数々の名曲、よくあるようなリミックスとは異なり、一貫性・壮大なイメージが膨らみ、かなりワクワクする内容。映画『This Is It』のサントラなんかは過去の名曲のオリジナルヴァージョンを並べただけだったけど、これは新鮮のみで溢れてます。オレンジ色のジャケットが通常盤、その通常盤の曲名はオレンジ色に。青色のデラックス盤ジャケット2CDのみに収録されている楽曲は青文字にて表記しました。

<Disc.1>
1. Workin' Day And Night (Immortal Version)
ブギー音色を残し、今と昔が丁度良く織り混ざっているような仕上り
2. The Immortal Intro (Immortal Version)
「Remeber The Time」「You Rock My World」「In The Closet」「Stranger In Moscow」「Bad」「Smooth Criminal」「Dangerous」「Another Part of Me」「The Way You Make Me Feel」「Jam」「Scream」「I Want You Back」「ABC」「Rockin' Robin」「Goin' To Indiana」「I'll Be There」と、16曲もの素材を使用し繋げたワクワク・そわそわなイントロ3分
3. Childhood (Immortal Version)
ストリングス仕立てのバラード、マイコーのコメントも挿入された新たな息吹を持った切なさ満載
4. Wanna Be Startin' Somethin' (Immortal Version)
2008年に仕上がったダンスミックスのサウンドにも似た重厚さ、ファンク味もしっかりしみ込んでおりオリジナルを大切にしたニューミックスは好感度高し。ヴォーカルはオリジナルテイクのほうを採用
5. Shake Your Body (Down To The Ground) (Immortal Version)
多少のミックスを加えつつも、そこまで大きな異なりは感じないオリジナル寄り
6. Dancing Machine / Blame It On The Boogie (Immortal Version)
ディスク1で結構好きになったのが、重厚なサウンドを用いた前半。絶えずリズムを緩めず、バシバシアタックを決めるのはクールそのもの。「Why You Wanna Trip On Me」も入れ込んだりと、後者の曲でも繋がりは衰えず、巧みなリミックスに感動
7. Ben (Immortal Version)
多少民族的な音心地、バラード浸りでなくセクシーな仕上り
8. This Place Hotel (Immortal Version)
ファンク度そのままに、クールダウン感の途中ブレイクが特長。2分程のさっくりした繋ぎ
9. Smooth Criminal (Immortal Version)
要素は多々ポイントあれど、大人しめな部分を強調した2分程
10. Dangerous (Immortal Version)
「In The Closet」を塗しながらセクシーな感触に。これも2分半程とさっくりした流れ
11. The Mime Segment: (I Like) The Way You Love Me / Speed Demon / Another Part Of Me (Immortal Version)
なんとも最新作『Michael』からの「Hollywoodwood」の一節を使用する凝りよう。3局メドレー扱いながら、不思議なループ感を元に実験的な3分弱
12. The Jackson 5 Medley (Immortal Version)
「I Want You Back」「ABC」「The Love You Save」と、近年のライヴまでお得意としていた流れをそのままに4分弱。当時のヴォーカルでのこのメドレーはなんかキュンとします
13. Speechless / Human Nature (Immortal Version)
前者はイントロ程度に手短に(でもこの曲の採用は嬉しい)、後者をベースにしっとり3分強
14. Is It Scary/Threatened (Immortal Version)
「Somebody Watching Me」「Monster」を塗したドラマ性高い仕上り、ディスク1最も長い5分超え。2曲目のイントロ同様にじわじわ響くものがあります
15. Thriller (Immortal Version)
ソフトタッチ風な出だし、サビは豪快さオリジナル同様に。3分半程、ほんとショーに合せて創ってるんだろうなぁと想像

<Disc.2>
16. You Are Not Alone / I Just Can't Stop Loving You (Immortal Version)
R&Bバラードテイストに仕上げた前者は、新たな美しさを感じます。後者はスペイン語ヴァージョンの「Todo Mi Amor Eres Tu」も入れ込むなど、仕掛け十分
17. Beat It / State Of Shock (Immortal Version)
豪快2曲を入れ込んだロック調。「Bad」も要素として入れ込み、躍起ばりばり
18. Jam (Immortal Version)
Heavy D 亡くなった直後に聴くロッカストリートなニューミックスは今、感慨深いなぁと。2分半程のショート
19. Planet Earth / Earth Song (Immortal Version)
This Is It』のボートラCDに収録された前者に、ゆるぎない美しい詩と声。4分程だけど、かなり酔える内容に
20. Scream / Little Susie (Immortal Version)
ジャネットのパートも使用した前者、後者はちょっとした色遣いでのドラマ性の一貫で使用
21. Gone Too Soon (Immortal Version)
ほぼオリジナルのままの3分半、この曲を聴くとどうにもこうにも切なくなる。マイケルいなくなっちゃったんだなぁって…
22. They Don't Care About Us (Immortal Version)
「Tabloid Junkie」「Privacy」も用いて、豪快なライヴ演出が想起できるメッセージ性の高い繋ぎ
23. Will You Be There (Immortal Version)
「Heal The World」イントロに、ショー後半のまとめを感じる流れ。ほぼオリジナル
24. I'll Be There (Immortal Version)
ピアノ伴奏の静かなバラード仕上げ、2分弱
25. Immortal Megamix: Can You Feel It / Don't Stop 'Til You Get Enough / Billie Jean / Black Or White (Immortal Version)
9分に及ぶショーならではのダンスヴァージョンという感じで、アゲな気分に。元々こういうミックスは既存でいくつもあれど、やっぱパーティ的になれるなぁ
26. Man In The Mirror (Immortal Version)
完全に酔いどれ、心にマイケルの想いを刻んでラストスパートへ、ほぼオリジナル
27. Remember The Time / Bad (Immortal Version)
ラストは、途中から始まる前者と、後者でショーのエンドを感じる繋ぎで、心晴れやかに幕下ろし

通常盤は76分、デラックス盤は100分超。いずれにせよ、マイケルの曲の健在さを改めて痛感できました。何よりショーを見たいんだけど、まずはこのサントラに触れることで来年チャンスがあって観れるかもしれないシルクドゥソレイユ何本かの期待増にもなりました。ほんと、彼のパワー、楽曲の素晴らしさを再確認できる1枚。死後発表されたCD『This Is It』『Michael』よりは確実にお薦めです。

 

ImmortalImmortal
アーティスト:Michael Jackson
販売元:Epic
(2011-11-29)
販売元:Amazon.co.jp
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イモータル デラックス・エディション(初回生産限定盤)イモータル デラックス・エディション(初回生産限定盤)
アーティスト:マイケル・ジャクソン
販売元:SMJ
(2011-11-23)
販売元:Amazon.co.jp
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ImmortalImmortal
アーティスト:Michael Jackson
販売元:Epic
(2011-11-21)
販売元:Amazon.co.jp
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イモータルイモータル
アーティスト:マイケル・ジャクソン
販売元:SMJ
(2011-11-23)
販売元:Amazon.co.jp
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Michael Jackson / The Collection (2009)

71xHbJU3pfL__SL160_51ac8fbKdEL__AA300_本日はCD購入の備忘録として第2弾、マイケル・ジャクソンのオリジナルアルバム5枚セット、紙ジャケボックスをレビュー。元々買うつもりはなかったんだけど、ここ1年くらいで度々利用しているCDWOWサイトで(英語が分かる人だったら、より安心して使えるサイトだと思います)、何とも1000円だったんです、海外からの送料込みで。。。。オリジナルアルバム1枚200円って、おいおいマイケルのCDも既にそんな?と思って寂しい気持ちもあったんですが、それでもこのボックスセットがリリースされた趣旨は、マイケルの復帰ライヴを記念して制作されていたもの。決して、マイケル逝去後に急遽リリースされたわけではないので、そこらへんがポイントかな。

内容としては、紙ジャケの印刷具合はなかなか。でも、既に開封した一部の紙ジャケの糊白部が剥がれました…。それでもボックスの創りも悪くは無いので、総合的には問題なし。あと、全曲のクレジットは別途薄めのブックレットに載ってます(演奏者までは載ってないけど)。あと、嬉しいのは『Off The Wall』『Bad』については2001年のリイシュー時に追加されたボートラが収録されてます(『Thriller』はボートラ無し)。
51WDkIuYnpL__AA300_51pbKTxbLCL__AA300_
ただね、既にマイケルファンの間では論議されたかもしれないけど、通販限定・プラケースとして売られることになったCDは何故か10000円。僕は1000円で輸入盤買ってるくらいなのに、、、もちろんマイケル側にメリットあればよいけど、この価格の開きには突っ込みたくなります。『This Is It』に続き、これからリリースされる『The Immortal』なんかも2枚組の国内盤は3780円の一方、輸入盤は1200円とか。通常版でも国内盤は2500円で、輸入盤は800円とか。なんだろね、久々に値段って条件が気になりだしました…高く売るってだけだと、なんか音楽業界の委縮にもつながったりしないか、逆に心配になってみたり。安くても、それをしっかりたくさん広めていくって手法もありだと思うんだけどな、どうなんだろ(ちょっぴりコラムみたいになってしまった…)。

マイケルジャクソン ザ・コレクションマイケルジャクソン ザ・コレクション
アーティスト:マイケル・ジャクソン
販売元:Epic Records
(2010-01-01)
販売元:Amazon.co.jp
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The Collection
アーティスト:Michael Jackson
販売元:Sony BMG Europe
(2009-08-05)
販売元:Amazon.co.jp
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Michael Jackson & Janet Jackson / Scream (1995)

31NNGVDESHL__SL160_マイケルとジャネットの兄妹共演シングル、マイコー初のベスト盤『History』のオリジナルディスクからの先行シングルとしてカットされR&B2位・POP5位・Dance1位を記録。PVには実に6億円をかけたとも言われる当時の最新CG採用の映像には度肝。US盤が最も充実したCDSで、6曲目を除けばアルバム未収録音源なので要チェックなシングル。

1. Scream (Single Edit)
アルバムヴァージョンを40秒ほどカット、個人的にはこっちの方がテンポ良くて聴きやすい印象あり
2. Scream (Def Radio Mix)
David Morales 担当。5曲目のエディットを6分半もカットした、正にエアプレイ仕様。BPMが速まり、マイコーのヴォーカルが粋にあくどくなってしまっているのは賛否かな。それでも、ジャネットのヴォーカルは速度に関係なく清涼感あって全体感に素敵な広がりを持たせてくれているよう
3. Scream (Naughty Radio Edit with Rap)
Naughty By Nature 参加、オリジナルをスロウにした上爽快なピアノをベースにした洒落たミックスに仕上がっているのは聴きどころ。パートによっては、オリジナルの強さが消されずうねっていたりもするけど、かなり異なるリミックスになってて大成功なのでは
4. Scream (Dave 'Jam' Hall's Extend Urban Remix)
完全R&B趣向に変換させてて、これも興味深いアレンジ。後半ダンスエレクトロも懐かしさ混じりで取り入れ、5分超に亘る余裕ミックス
5. Scream (Classic Club Mix)
ヒューマンビートボックスを駆使したイントロから始まるエクステンドは9分、後半90年代半ばならではの展開でちょっとダレ気味なのが惜しいかな。2曲目のほうが、さっくりしてて好きだけど、やっぱり最初のマイコー節がココでは大ポイント

6. Childhood (Theme From 'Free Willy')
アルバム発売前であれば、この曲は嬉しい収録だったかな。今は普通にアルバムとしての1曲、切なく美しいバラードとしての位置づけ

2枚組プロモ盤等にはアカペラやダブ等、CDには無い音源も収録されているようで、なんか気になっています。あとは、マイケルもライヴでは単独披露していたようですが、マイケル亡き後にジャネットがMTV Music Awards に出演し「Scream」を披露していたのは凄く心を打たれます(マイコーソロに編集された映像をバックに、ダンスなのに何か切なくなります)・・・いずれもYouTubeで見れます、見入っちゃいました。

  

スクリーム
アーティスト:マイケル・ジャクソン
販売元:エピックレコードジャパン
(1995-06-15)
販売元:Amazon.co.jp
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Scream / Childhood
アーティスト:Michael Jackson
販売元:Sony
(1995-05-31)
販売元:Amazon.co.jp
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Michael Jackson / Bad (1987)

51i6U1TFYzL__SL160_12011年、Katy Perry が1枚のアルバムから5曲のPOP1位を記録したとのニュースが話題になりましたが、その元祖と言えばマイケル・ジャクソン。POP・R&B1位制覇4曲を含む、それぞれPOP1位5曲・R&B1位5曲。アメリカでのシングルヒット7曲、更にUKでは9曲ものシングルヒットを記録。空前の世界ヒット『Thriller』から5年の月日を経てリリースされたEpic からの3作目は、勿論のR&B(18週)・POP1位を記録。プレッシャーの中、更なるヒットを生んだモンスターアルバムの2001年にリリースされたデラックス盤をレビュー。

1. Bad
2ndシングル、R&B1位(3週)・Dance・POP1位を記録(これが先行シングルじゃなかったのが意外…)もう完全お馴染みマイコーのポップさ増大炸裂チューン。PVの16分に亘るワルのストーリーも超必見
2. The Way You Make Me Feel
3rdシングル、R&B1位(4週)・Dance・POP1位を記録。マイコーが女性を追いかけるステージングでも有名なミディアムタッチのポップ。ホーンやドラムタッチやセルフコーラス、どれもがソフトタッチでしなやかに心に馴染んで楽しめます
3. Speed Demon
洗練さとクールさの織り混ざっていて、フックもなかなかの旨みなミディアムR&B。Princeにも通ずるファンクが取り入れられているのはポイント
4. Liberian Girl
UKでの9thシングル、13位を記録。ミディアムスロウにセクシーに低域を伝い、女性のふわっとしたヴォーカルの挿入やそれに覆い被さるように展開されるマイコーのセルフコーラスの厚み・繊細さ、しややかで美しくて、且つ力強くもあり、ずば抜けた佳曲かと
5. Just Good Friends
80年代初期に戻ったようなソウルポップス的で好感度アップ。本作では目立ちにくいのかもしれないけど、こういった精神を忘れずに取り入れているところは嬉しくなります
6. Another Part Of Me
6thシングル、R&B1位(1週)・Dance18位・POP11位を記録。攻勢にかけたような少々ロック混ざり、音はファンクしてたり、マイコーのリフも多々聴かれ、エッセンスの幅が利いてます
7. Man In The Mirror
4thシングル、R&B1位(1週)・POP1位を記録。本作でのバラードパーツ、第1弾。これは聴いて浸るしかないかな、ライヴでのラストに選ばれたりと、ほんと美しすぎます。強さも魅せるけど、詞の切なさが痛点
8. I Just Can't Stop Loving You (with Siedah Garrett)
1stシングル、R&B(1週)・POP1位を記録。本作でのバラードパーツ、第2弾。Barbra Streisand, Whitney Houston, Aretha Franklin 等とのデュエットの話題もあったようですが、、、凛としていてマイコーをきちんと立てる素敵にまとまってます
9. Dirty Diana
5thシングル、R&B5位・POP1位を記録。疑似ライヴ風に仕上げており、PVもライヴ映像作風。エモーショナルにソウルが籠ったミディアムロックチューン。マイケルが、ブラックミュージックからポップワールドに広げていくのが如実に伝わります。先輩・旧友ながら、当時のDiana Ross を批判しまくった曲(でもダイアナはこの曲を自身のライヴで流したりと余裕)。でも、ダイアナ元妃の前では歌うのを避けたってのはオモロネタ
10. Smooth Criminal
7thシングル、R&B2位(2週)・Dance11位・POP7位を記録。ぶつくさ展開するヴァースに、サビでのファルセットの潔さ・テンポの良さ…実にかっちょ良くドラマ仕立てで考えられた巧みな全体歌唱
11. Leave Me Alone
UKでの8thシングル、2位を記録。ブギーなポップR&Bでタッチの軽さが独特。ラストまで気の抜けない展開(ラストって感じが一切しないんだけどなぁ)

<Bonus>
12. Voice-over Intro Quincy Jones Interview # 1/Quincy Jones Interview #1
ここからの7曲は、2001年の新装ボートラ収録CDより(廉価ボックス含む再発盤にも収録されてたりします)。ここではクインシーの当時の制作を振り返る4分のインタビュー
13. Streetwalker
マイコー作の(2001年時点の)未発表曲。ポップ路線、ベースラインが特長だけど、全体としての盛り上がりは控えめ。コーラスをメロウに挿入させて展開
14. Voice-over Intro Quincy Jones Interview #2/Quincy Jones Interview #2
クインシーのインタビュー第2弾、3分
15. Todo Mi Amor Eres Tu (I Just Can't Stop Loving You)
なんともスパニッシュヴァージョン、当時フランス語の詩を披露したりと、彼の音感には驚愕さを感じます
16. Quincy Jones Interview #3
クインシーのインタビュー第3弾、2分半
17. "Voice-over Intro ""Fly Away"""
10秒のラジオMC風イントロ
18. Fly Away
これは聴きどころかな、本作にはバラードが少なかったこともあり、しっとりと簡潔にまとめてきたバラード。イントロ部、中盤以降とそれぞれに味が異なっててココロほっこり

アルバム11曲の骨太さは今聴いても凄み。ボートラの3曲は必聴でしょうね、当時の貴重な音源です(インタビュー等はあんまり魅力じゃないかな)。PV、ライヴ映像等と併せて様々な楽しみ方を提供してくれるマイコーのエンターテイメント性には改めて虜。

   


バッド(紙ジャケット仕様)バッド(紙ジャケット仕様)
アーティスト:マイケル・ジャクソン
販売元:SMJ
(2009-07-08)
販売元:Amazon.co.jp
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Bad (Spec)Bad (Spec)
アーティスト:Michael Jackson
販売元:Sony
(2001-10-17)
販売元:Amazon.co.jp
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Bad (Spec) (Exp)Bad (Spec) (Exp)
アーティスト:Michael Jackson
販売元:Epic Europe
(2010-06-08)
販売元:Amazon.co.jp
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Dangerous/BadDangerous/Bad
アーティスト:Michael Jackson
販売元:Sony Music
(2009-10-19)
販売元:Amazon.co.jp
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Bad / DangerousBad / Dangerous
アーティスト:Michael Jackson
販売元:Sony Bmg
(2005-10-18)
販売元:Amazon.co.jp
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BadBad
アーティスト:Michael Jackson
販売元:Sony

販売元:Amazon.co.jp
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The CollectionThe Collection
アーティスト:Michael Jackson
販売元:Sony BMG Europe
(2009-08-05)
販売元:Amazon.co.jp
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Jackson 5 / Goin' Back To Indiana (1973)

61zy6n9DCrL__SL160_1973年にリリースされたジャクソン5唯一のサントラ、R&B5位・POP16位を記録。まだまだ過ぎ去りし前、夏を堪能できる作品を探してたところ目に飛び込んできたのが“インディアナ”の文字。そういえば、ジャクソン5のアルバムの作品も数多く取り上げてきたけど、この作品はちゃんと聴いてなかった…。というのもサントラ言えど、映画(?)を見てないってのもあって、感情しっかり張り付いて聴けるか分からなかったというのもあったから。

最初の3曲はA面。前2曲のイントロの語りは当時テレビで人気の司会者+コメディアン。更には別のコメディアンも登場の1曲ってな感じのABC TV Special より。

1. (Bill Cosby-Tommy Smothers Intro) I Want You Back
1969年のメジャーデビューシングル(R&B・POP1位)のカヴァー、オリジナルよりもハスキーさがあったり(一部歌い直しなのかな)、更に演奏やコーラスなんかもひと手間加えた感じで、多少の変わり映えは感じます。でも、オリジナルがイチバンかなぁと既にこの時点で思っちゃうのは、ちゃんと聴きこんでないからかなぁ…
2. (Bill Cosby Intro) Maybe Tomorrow
5作目となる1971年のアルバムからのタイトル曲且つシングル(R&B3位・POP20位)、ちょいハスキーさと哀愁度を増して展開されるオリジナル丈をさくっと割愛した感じのバラード。コーラスを壮大に乗せることでマイケルをサポートする分、味気ないような印象もあるかな。サントラとしてはOKなんだろうけど、独立曲として聴くにお笑いトークに次いでしみじみバラードってのがちょっと乖離
3. (Rosey Grier Intro) The Day Basketball Was Saved
8分に亘る丈だけど、歌って感じではないです。一応、ちょっぴしマイケルが歌詞を挟む部分はあるけど、、、物足りなさすぎ。完全にオッチャンがおどけて展開するミュージカル的な流れでした―

ここからの5曲はB面、ホームカミングコンサートと題されたインディアナでのライヴ音源。

4. Stand
ここからの2曲の選曲には思わず飛びつきましょうか。Sly & The Family Stone カヴァー(1stアルバムで披露済)で、ファンクとは言わずともかなりハイパーな全体感。マイコー兄ちゃんたちの演奏でさえ、観客を熱気ムンムンにさせるのはアイドルとしての絶頂を感じさせる程。マイコーに期待している人には残念な感じ(パート薄め)、それでもグループとしての実力は折り紙付きでしょう
5. I Want To Take You Higher
Sly & The Family Stone のカヴァー2曲目、掛け合いからスタートし、斬新なスタート。ウネウネするベースやギターはたまらずリズム天国。でも曲としての成り立ちはライヴならではで、アドリブで進行のよう。なんだか別曲のように感じてしまったうちに2分で終了
6. Feelin' Alright
Joe Cocker カヴァー、マイコー若干15歳にしてアドリブが長け過ぎてて参ります。渦のように溢れるオルガンの音なんかも惹きそのもの
7. Medley: Walk On / The Love You Save
2曲メドレー。前者のオリジナルはIsaac Hayes 、コーラス的な展開でタイトルを連呼して終わり。なんだろう、この余裕のミディアムサウンドは。じりじりロッカテイストなギターもドラムスも渋い。後者は突然変化でやってくる彼らの1969年のシングル(R&B・POP1位)、まだまだ弾けてるマイケルのヴォーカルが眩しい軽やかなポップス
8. Goin' Back To Indiana
マイコーの変声期前のヴォーカルで歌われたら突拍子も無い曲に思えるんだけど(スキャット圧巻)、音自体は60年代のアップテンポのソウルそのもの。高音出しまくり、もう熱がヤバイ。こんなマイケル、完全に精神沸騰中に違いないです

サントラと捉えてたら、半分はライヴアルバム。そんでもってシングルカットも無い…ってことは、逆を突くとアルバムにしか無い不思議エッセンスも結構アリ?とおも思えちゃう作品。リピートするに、前半はヒット曲再構成ながら不完全燃焼に思えるかもしれないけど、後者の勢いはなかなか。デビュー4年でここまで成長した5人兄弟、恐ろしいくらいグルーヴは跳ねてるんですよね。8曲・計36分。今では2in1 CD でお得に聴けたりもするので、賢く大切に聴いちゃうポイントでお薦めしときます。



Goin Back to Indiana (Rstr)
アーティスト:Jackson 5
販売元:Motown
(2010-01-05)
販売元:Amazon.co.jp
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インディアナへ帰ろうインディアナへ帰ろう
アーティスト:ジャクソン5
販売元:USMジャパン
(2011-06-08)
販売元:Amazon.co.jp
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ゴーイング・バック・トゥ・インディアナ/ルッキング・スルー・ザ・ウィンドウズ+2ゴーイング・バック・トゥ・インディアナ/ルッキング・スルー・ザ・ウィンドウズ+2
アーティスト:ジャクソン5
販売元:ユニバーサル インターナショナル
(2001-11-21)
販売元:Amazon.co.jp
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Looking Through Windows / Goin Back IndianaLooking Through Windows / Goin Back Indiana
アーティスト:Jackson 5
販売元:Motown
(2001-08-14)
販売元:Amazon.co.jp
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インディアナへ帰ろう/ルッキン・スルー・ザ・ウィンドウズ+2(紙ジャケット仕様)インディアナへ帰ろう/ルッキン・スルー・ザ・ウィンドウズ+2(紙ジャケット仕様)
アーティスト:ジャクソン5
販売元:USMジャパン
(2009-09-09)
販売元:Amazon.co.jp
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Michael Jackson / History/Ghost (1997)

220px-Ghostssinglecoverマイケルが亡くなって丁度2年、日本では3回忌となります。マイケルがいなくなって、もうそんなに経つんだなぁとしみじみです。特に最初の1年はメディア的にもめまぐるしい金銭至上主義な話題だらけでうんざりだったり哀しかったりしましたが、未は街で彼の音楽を耳にしたりしても、なんか普通に生活に溶け込んでくれているような思いになったんですよね。今回取り上げるのは、まだレビューしてなかったていうのもあるんですが、個人的に気に入っているミックスが収録されたCDSを。一応「Ghost」との両A面とのことで、マウスT のリミックスが入ったCDも好きなんだけど、お得感追求して、国内盤7曲入りを今は愛聴してます。

<国内・EU>
1.「HIStory (7" HIStory Lesson Edit)
トニー・モーランのミックスは抜け目ないくらいに、うまくポップハウス化していると思います。長尺ヴァージョンは半リミックスアルバム『Blood On The Dance Floor』にて聴けるので、ここでの収録はエディットで十分です。有りがたいアイテム、いい感じで販売手法練られてますな
2.「HIStory (MARK!'s Radio Edit)
3.「HIStory (MARK! Vocal Club Mix)
4分超のエディット、9分超のフルヴァージョン有りますが、チャカポカハウス化していて、うまくヴォーカルを散らしたりしてモーランのリミックスとは異なる味はあるんですが、如何せん間抜けな音も混じってるので名リミックスとはいかないかな
4.「HIStory (The Ummah Radio Mix)
5.「HIStory (The Ummah DJ Mix)
6.「HIStory (The Ummah Main Acapella)
出だしはStevie Wonder テイストなシンセでスタートさせるR&Bミックス(ポロロンとお洒落なサウンドも含まれてます)。メインは5分程。ちょっと盛り上がりを忘れたような、BPM遅くしたせいでちょっとマイコーのヴォーカルに違和感があるのは仕方ないけど、作品化しちゃうには…。DJミックスのほうはレディオミックスよりも大分短い3分程。アカペラは、コーラス含め、一部シンセを用いたり、マイコーの指スナップを含めたりと、貴重なテイクかな
7.「Ghosts (Radio Edit)
オリジナルよりも1分半近くカットした単純エディット

<UK1>
2.「HIStory (Radio Edit)
2分半も縮めた、マイケル初のベストアルバム付帯オリジナルアルバムのタイトル曲。だいぶテイストはカットされつつも、この中に彼のメッセージを詰め込んだ編集はなかなか
4.「Ghosts (Mousse T's Club Edit)
原曲のテイストを壊し過ぎない程度に速度を増して高揚感アゲなハウス、長尺6分。早口すぎるヴォーカルはちょっと気になったかな。速さ云々よりも、何気にコーラスのホワワンさが耳残り
1.「HIStory (7" HIStory Lesson Edit)
3.「Ghosts (Radio Edit)
国内盤重複


改めてCDSを聴き比べてみたら、それぞれに旨みがありますね。本当は、その旨みを1枚に凝縮してもらいたいものですが、なかなかそうもいかないところが、コレクター魂に繋がっていきます。今日はこの作品を取り上げましたが、マイケルの曲はあれこれ流れまくってます。今後もまだまだマイケルを楽しんでいきたいと思います。

   

ヒストリーヒストリー
アーティスト:マイケル・ジャクソン
販売元:エピックレコードジャパン
(1997-07-30)
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History/GhostsHistory/Ghosts
アーティスト:Michael Jackson
販売元:Epic
(1997-07-04)
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